2024年の税制改正大綱で投資家の悲観が遂に達成されるかもしれない話
皆さんはニュースでこのような記事を見ましたか?
ついにNISAの枠が拡張されるかもしれない話です
今審議されていて、12月の税制改正大綱で決まります
税制改正大綱とは、来年の税金について色々決めるための審査です
お金のマニアは12月=税金改正大綱と知っています。パリピはクリスマスとお正月です
結論、今年の12月はもしかしたらNISA枠の拡張がなされるかもしれない
NISA枠が拡張されることで資産の伸びは加速的に増えます
実際なぜ投資家の悲願となっているのかを語っていきます
注意 ここから話すNISAは筆者が行う積立NISAで話を進めていきます
1.元々老後資産やこれから年金を作るために制度を作られたはずなのに期限ありはあまりにも心細い
NISAの目的として、今はささやかれていないですが、老後2000万円必要とか、
これから介護保険とか医療保険が高くなるけど国はまかなえないから自らお金を作ってね
日本はどんどん沈みゆく泥舟だから救命ボートとして非課税となるNISA、iDeCoを作るよ
と助け舟として作られました
実はNISAはイギリスのISAという制度を元に作られました
しかし、非課税枠と期間ではかなり差があります
イギリスのISAは期間は基本的に無期限で非課税枠は年間約300万円です
それに対し積立NISAは2042年まで期間で非課税枠は年間40万円までです
これだけでも圧倒的に差があります
そこに岸田総理は「国民の所得を投資に回すことと富裕層の差を縮めるために」
今までNISA枠の拡張を言ってきました
しかし、財務省は「富裕層の収入差が増えて有利になる」の一点張りで達成できなかったことです
富裕層有利の理由として、株式には利益に税率約20%の税金がかけられるのですが、
資産1億円を境に株式の最高税率である28%から税率が減るのです。これを1億円の壁と言います
実際NISAを行うのはコツコツ貯めている庶民向けの施策であり、富裕層にはあまり影響がないこたがあります
では、積立NISAでどれくらい枠が増えると将来得る可能性があるお金が増えるのか
考えていきたいとおもいます
2.月3.3万円から月5万円に増えるとどのくらい増えるのか
今、年間額は40万円で月に直すと3.3万円になります
この3.3万円をお金が1年間に生み出す利益である年利4%で40年間投資するとおおよそこうなります
それでも約3900万円となりますが、積立NISA期間以外で20歳から60歳まで投資してようやくこの金額です
次に、キリのいい数字である月5万円、年間60万円となるとこうなります
同じ期間で20から60歳まで投資しても5900万円と約2000万円増えます
ここでわかることは、非課税枠と期間が増えれば、若い人はこれくらいのお金を作ることもできます
投資なんて怖い!と考えている人はあまりにも多いのですが、
政府が資産アップを目指している以上、国は最後まで国民の老後を見れないと
言っていることでも変わりありません。
3.これからは間違いなく投資は当たり前の時代となる
筆者が前に本考察で書きました。成毛眞さんの本「2025年日本経済再生戦略」でこのようなことが書かれていました
これからは100%自己責任の時代となる
この言葉の意味の通り、老後のお金を作らなかったとしても誰かのせいにできないのです
むしろ、今まで調べなかった自己責任となります
自ら調べて行動することは億劫なのですが
政府がもう国民の老後を見れない!だから自己努力で資産を作って
じゃないと死ぬまであの手この手で働かせるよ(笑)と言っているようなものなのです
「ここまでストレートには言ってないですが、税収を確保するためにはあらゆる手を使って搾り上げることはよく行います」
来年以降減税となるか生活が苦しくなるかを12月の税制改正大綱で決めるのです。
学校では習わないですが、生活に直結しますので、先行きは見通すことをおすすめします
日本に住む以上これからは間違いなく、節約と投資は必要不可欠となります。
「 会社にしがみついて何も考えず行動もしないだけで豊かな老後を暮らせるのは終わりました。」
まとめ
ちょうど別の記事を書いている時にこのニュースが出てきました。
今の積立NISAの月額3.3万円はあまりスッキリせず、中途半端な数字となります
もしも増額され、月5万円とか歯切れの良い数字となるとなかなかわかりますくもなります
ここで皆さんに話したいことがあります
「政府が良くやる手法は、どこか減税したら抱き合わせとしてどこか増税されます」
積立NISAの増額する代わりに消費税が上がったりとか、配当益の20%が上がったりなど
どこか埋め合わせも同時に行われることが多いです。
生活に直結することなので、動向を見ながら、情報を取捨選択してくれたら嬉しいです
本日もありがとうございます