見出し画像

妊娠10ヶ月:最後のレッスンは予定日5日前

妊娠10ヶ月(36w~39w)+7日

レッスン頻度:週2.5回
調子:眠れず、苦しく、ほとんど寝て過ごす
体重:+11kg
赤ちゃんの大きさ:2898g

 

正産期に入り、お腹もグーンと大きくなりました。
良く動く妊婦は早く生まれやすいと聞いていたので、
もう明日なんじゃないか、明日なんじゃないか、
と毎日ドキドキしながら過ごしていました。
予定日の2週間前の健診では、子宮口はもう2センチくらい開いてきていて、いつ生まれてもおかしくないと言われていたので、
レッスンにはタオルなどいろいろなものを準備して、
気をつけて臨みました。

 

体調は、すでに何度も書いている胸の痛みが日に日にひどくなり、
最後の2週間は風が吹いても痛いような状態で、
常に上半身は裸で、ひたすらアイスノンで冷やし続け、
横になるともっと痛いので、
クッションを背中に当てて座ったまま寝るしかなく、
それでも2時間も寝ることができないような状態でした。
出産前には子どものこと、これからの生活のことなど、
ゆっくりと考えたり準備したりする時間を楽しみたい
と思っていたのですが、この胸の痛みで何もできませんでした。

また、この胸の痛みのつらさというのがあまり人に理解されにくく、
病院でも取り合ってもらえなかったのが一番つらかったです。
何もできずにKindleで漫画を読んでいたら、
はるな檸檬さんという方が漫画の中で、
乳腺炎の痛みを「彫刻刀が100本刺さっているような感じ」
と表現していて、それだ!と理解者を得た気持ちになって、
一人で声をあげて泣いていました。

私も情報がなく、「産後の乳腺炎が産前に出た」と思っていたのですが、
出産後に振り返ってみると、あれは乳腺炎とはまた質の違う痛みでした。

 

そんな胸の痛みに苦しむだけの毎日の中で、家族からも
「レッスンには行った方が楽になるのでは?」と言われ、
這うように行きました。
じっとしているよりは気が紛れて、良かったです。

でもお腹はさすがにもう重くて、
前月までは先生からも「赤ちゃんも気持ちよく一緒に踊っているね」と言われていましたが、今月に入ると「だいぶつらそうね」と言われるようになりました。

そして子宮口が開いてきていると言われて、
さすがにスタジオに迷惑をかけてはいけないと思い、
予定日5日前のレッスンに行けたのが最後になりました。

 

その後、家で身体を動かそうと思いましたが、
胸の痛みとともに、お腹が大きくなったことで肋骨が押されて
痛みが出てきてしまい、もうさすがに動く気は起きませんでした。
しかし子宮口が開いていると言われてからはや2週間、
いまかいまかと待っているのに一向に生まれる気配がなく、
胸の痛みを我慢して散歩も頑張りましたがだめで、
結局予定日から1週間後に、誘発剤で出産することになりました。

 

産まれる前日のお腹。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?