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毒親の正体 感想文

 人間関係の分析に役立つ本であり、親子の関係性をはじめ職場人間関係、恋人、友人において新たな気づきを得た。生きづらさの原因発見に役立て、客観的に聞き流す、付き合いを離れる等を行い自己肯定感を高められる。
 支配してくる人を見極めたい。例えば、進路を押し付けてくる人や全否定する人。
 情報を集めた上での、自分なりの最適解を決めていきたい。また、親の言うことは聞くなと自分を含めた若者に言いたい。親の言うこと、は基本疑うべき。無意識的に親の意見は通ってしまうので恐ろしい。成長過程で、いつ支配されたのか気付けない。親を悲しませたくないといって人生を制限しても、親は責任取れないし、一人の他人である。だからこそ、信頼できる色々な他者との関わりの中で、凝り固まった価値観を破壊すべきだ。僕は、成人して親の期待に応えたり、実家から離れようとしない、結婚の許可を親に取るなどは、支配の関係にあるのではと疑う。自立を支えるのが親であり、意思決定は信頼して見守るという関係性を築くべきだと思う。他人を支配して所有物のように扱う人は、不安定な親であり、裏切られたくないや嫌われたくないと不安で支配するのだろう。
そもそも自己肯定感が低い親に見られる。子供は素直で成人するまでは生きていけないので、不安型の餌食としては適している。この構造に気づき、多くの人は毒親認定をし、自分のありたい姿を見直すと良い。僕の親は、進路について干渉してくる。話し合っても全否定して孤独な気分になる。成人して自力で生きているのに、いつまでも子供扱い。そもそも話したくない内容でも、聞いてくる。周りの友人はここまで干渉されないと聞いて、今まで気付かなかった毒親を認識した。近いうちに、上京でもして逃げようと思う。
 また、毒親と発達障害、トラウマ、一人っ子などと密接であると理解できた。
 本人が毒親と感じるなら、毒親。自分の意思で生きよう。

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