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ファッション好きとして“SHEIN”をググってみるか の巻

今何かと話題になっている“SHEIN”とは?

みなさん、“SHEIN”ってご存知ですか?今話題のアパレルです。私ももちろん知ってますよ、名前だけw ということで今回は“SHEIN”について調べてみようと思います。調べる前から自分の守備範囲ではないことは重々承知しています。が、ファッションを趣味と公言しているからには概要だけは抑えておきたいと思った次第です。

中華系のファストファッションの会社でしょ?なんでこんなに盛り上がってんだっけ?というのが調べる前の知識です。果たしてこの感覚がどう変わることやら。

では行ってみましょう!

“SHEIN”は“シーイン”って読むんだよ

とりあえず、下記基本情報です。

  • 中国のオンラインファストファッションの会社

  • D2Cの小売業者

  • 別名中国の『ZARA』

  • プチプラの商品が魅力

  • 2022年売上高が240億ドル(3兆5400億円)に達する見込み

売上で見ると、2021年のユニクロが157億ドル、H&Mが200数十億ドルと言われています。したがってユニクロ以上、H&M同程度の売上高です。2012年くらいから今のD2Cをスタートさせて、10年でこの規模まできたので驚異的だと言われています。たしかにすごい!

また、日本視点で見ると、11月13日に日本初のリアル店舗となる『SHEIN TOKYO』の名でショールームがオープンして話題となりました。ショールームなので買い物はできません。ただたくさんの服がディスプレイされております。
ショールームの楽しみ方
1 その場で実際に多数の商品を手にとって現物確認できる
2 洋服付属のQRタグでネットアクセスして商品の詳細を確認できる
3 実物を見ながらその場でネットショッピングする

たしかに若い子が友達とわいわいして洋服を見るのは楽しそうです!

この時代に急成長している、Z世代をはじめ大人気である、ということからなんとなくスゴいというのは伝わりました。ではなぜ話題となっているのか具体的項目を確認してみます。

話題の理由 SHEIN ポジティブポイント

下記の項目がポジティブポイントとして上がっています。

  • 安い

  • 品揃え豊富

  • アプリのUI /UXがいい

やっぱり安さが1番!
圧倒的にネットでメリットとして上がっていたのが安さでした。やっぱりアパレルで圧倒的に売上出すとなると極端に安いか高いかですから。
シャツ:1000円〜2000円
パンツ:2000円〜3000円
上記の様な価格でした。たしかに安い…。(まじか)

次に品揃え!
ファストファッションですから回転数は大事なファクターです。どんどん新しい商品を投入して、消費者の心を鷲掴みにしている様です。毎日数千点の商品が投入されていると書いてありました。(ほんまかい?)

最後にアプリのUI /UXがいい、つまりアプリがめっちゃ使いやすい!
2021年には一時的にAmazonをぬいて、アプリの世界ダウンロード数1位になったこともあるとのこと。消費者のことを考えて作られたUI、そして毎日更新される洋服たち、それによりアプリの使用満足度も評価を受けているとのこと。

補足ですが、基本はネット通販での商品購入です、商品は中国から発送されてきます!(ネット上の口コミだと問題なく届いてる様です!)

話題の理由 SHEIN ネガティブポイント

下記の項目がネガティブポイントとして上がっています。

  • 過酷な労働環境

  • データのセキュリティ問題

  • サステナブルとの逆行

安いのには理由がある!
ウイグル自治区の強制労働による綿を使っている疑惑、中国の工場では18時間/日労働を休みなしで強制させられている疑惑が上がっています。これについてはSHEIN自身からとくに肯定も否定もないようです。

アプリに登録したデータが抜き取られるとの噂…
こちらもネットでたくさん言われています。ただし、真偽のほどはわかっていません。ネット上では“カードは絶対に登録してはいけない”が合言葉の様になっています。こちらも真偽不明です。心配な消費者はカードを使わずにPaypalで買い物しているようです。

洋服は使い捨てでいいのか?
世の中の潮流の一つはサステナブルに物事を考えるです。使い捨てのファストファッションでは真逆に進むことになります。すでに若干の批判の対象となっています。

まとめ 私はSHEINで買わない

今回初めてSHEINのことをしっかり調べてみました。私の結論はSHEINで購入しないです。様々なネガティブがあるのはわかったのですが、1番の理由は服がイケてない!と思ったのがメインです。

ネットで商品を見ても雰囲気を全く感じませんでした。若い方が着る分には多分大丈夫そうですが、ある程度の年齢の方が着ると服とのミスマッチ感が出ると思います。長年洋服のネットショッピングをやっているので、この判断には自信があります。先方もZ世代推しでしょうから、お前には売ってねーよと思うかもしれませんが…。

しかし、こんな安いだけの消費活動が世の中のトレンドとなって長期で君臨するのでしょうか?それともあるタイミングで流れが変わるのでしょうか?

・洋服ってこんなに安く買えるんだ、いい時代になったな〜
・こんな安い洋服がマスボリュームだなんて、貧しい時代になったもんだ

あなたはどちらを思い浮かべましたか?

洋服は買わないと思いますが、SHEINの今後について見守っていきます。快進撃の行く末、そして消費者の意識・行動の変化。興味深いものばかりです。引き続き要チェックです!

ではでは。

PS
SHEINの成功ってアパレルだけではなくいろんな業界に応用が効きそうですよね。ちなみにSHEINはTikTokでも人気みたいですよ。
やはりZ世代✖️TikTok、ためになるなぁ。


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