見出し画像

#0042 「見えない違い」感じる大切さ:娘の洋服選びから学んだこと

娘は洋服が大好きです。いつも着替える時に洋服選びに時間がかかるのでイライラすることがあります。でも、娘の好奇心や選ぶ楽しみに付き合うことが、親子のコミュニケーションを深めるのに大事なことなんですよね。また、娘の「好き」を尊重し、彼女の視点から世界を見ることで、イライラからも解放されるのではということに気付きました。娘の好奇心を大事にしつつ、共に成長していくための新たな一歩を!今日はそんな娘の洋服選びから学んだことを書きたいと思います。(1556文字)

○娘のこだわりに付き合う日々

娘は私と異なり、洋服に対する興味が非常に高く、色やデザイン、丈、ひらひら度合いなど、独自の尺度と観点で洋服を選んでいます。彼女のこだわりに付き合っていると時間がかかることが多々あります。寒いのに夏の服を選んだり、同じ服を二日続けて着たがったり・・・

私としては、どれでもいいから早く着てほしいと思ってしまいます。朝の忙しいときや、お風呂上りの湯冷めを気にする時などは、ついイライラしてしまいます。

平日は娘を保育園に預けてから出社しなければならないため、時間に追われるストレスが常についてきます。土日も予定や交通機関の時間を気にしながら、期限を意識することでイライラが募ります。

○「これでいいじゃん!」の落とし穴

時折、「どれも同じでしょ?」や「これでいいでしょ?」と口にしてしまうことがあります。娘が説明しても、私には違いがよく理解できません。できるだけ我慢して「いいよ」と言ってあげようと思っても、「早く選んで!」や「これでいいじゃん!」といった言葉が漏れてしまい、後で胸が痛み、謝るということがよくあります。娘はあっさりと許してくれますが、実際はそんな言葉が嫌だろうなと感じ、理解されていないストレスを感じていることでしょう。

この土日はワンオペではありましたが、余裕がありました。なにも我慢することなく「いいよ」と言ってあげることができました。すると、娘はすごく新鮮に喜ぶ表情をみせてくれました。その瞬間に気づきました。

娘にとっては、この服もあの服もまったく違うものなのです。私は長く生きてきたからこそ、どうしても物事を単純化しがちになっています。ジブンの物差しが小さくなっていて、大事なものを見落としているんじゃないだろうかと反省しました。

物事や人を見た目や肩書きで判断すべきではない。特に自分が興味を持たない分野においては、単純化しやすいです。娘が持つ好奇心やこだわりを否定する言葉は、彼女が楽しんで選ぶことを妨げているのかもしれません。

子供の頃、私も大好きなトミカのミニカーで同じ車種でも塗装が異なると欲しくなり、おねだりしていました。子供なりにこだわりがあるということは、そこには本人が感じている「違い」があり、必ず理由がある。そこに目を向けてあげなくては、子供の気持ちに寄り添うことはできないんじゃないか。

こんな反省をしていました。
「どれも一緒じゃん!」「これでいいじゃん!」は、娘がせっかく洋服の違いに気付いて選ぶことを楽しんでいるのに否定しているのに等しい言葉。もしかすると、こうした好奇心を潰してしまうかもしれない言葉。

○娘の「好き」を尊重しよう

娘はヒラヒラする装飾が付いている洋服を好みます。それ以外にも色や丈など具体的にこれのこういうところが好きというのがあると思うので、今夜にでも詳しくプレゼンしてもらって、ジブンも娘に洋服について教えてもらおうかなと思ってあましたが、明日の朝でいい!と断られてしまいました笑

教えてもらいながら、明日の朝着る服を決めようと提案し、できるだけ翌朝にイライラしないように娘の「好き」を大事にしてあげたいと思ったのですが…

まぁ子育てはだいたい自分の思った通りにいかないのが常ですね笑

この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

32,854件

#子どもの成長記録

31,340件

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!