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#834 ”チームワーク”の誤解~これを知るとキャリアの可能性が広がる~

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今日のテーマは「チームワーク」

今日は、私が最近、考えていることを共有させていただこうかなと思います。
テーマは、チームワークです。
はい、はい、分かっていますよという声が聞こえてきそうですけれども、私自身、今、事業を通じて、チームワーク、ingをつけてチームワーキングと呼んでいるのですが、ingが付いたほうが動きがあって、勇気的な活動で人と人との交わりが強調されるなと思って、あえてチームワーキングとingをつけて呼んでいるのですが、良いチームワーキングが広がることによって、私たち一人一人の仕事の景色がもっとよく変わっていく。これが個人的にも、今、情熱を注いでいることですし、事業を通じて、仕事が楽しいと言い合える人が増えたらいいな、そういう人を増やせるだけの力が、チームワーキングという言葉というか、その営みにはあるな、そう思っているんですよね。
この放送のタイトルコールで「チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアをもっと持続可能に」というのは、そんな背景からなんです。

一方で、チームワークという言葉は、知らない人はいませんというぐらい、普及しているキーワードじゃないですか。
それは大事ですよねと、みんなが思っていると思うのですけど、チームワークがめちゃくちゃビッグワードだと思いますので、こんなチームワークは嫌だ、一方で、こんなチームワークが実現できたら、仕事ってもっともっとおもしろくなるよね、そんなチームワークについて話をしたいなと思います。

チームワークの誤解

チームワークの一般的な意味自体は、共通の目標達成のための協力とか連携、もしくは、相乗効果の発揮される共同作業。
こんなふうに一般的な意味としては書かれるんですね。その通りですって感じです。

私がいろんなところで話をする中で、こういう誤解ってあるあると思うことが三つほどあるので、まず、そっちじゃないよ、こっちだよという部分をシェアしたいなと思います。

チームワークは仲の良さだ

よくある誤解その一は、チームワーク=仲の良さ
こんなふうに思われちゃうケースですよね。
仲の良さは大事です。
ただ、こ仲の良さって見方を変えると、同じであることを前提にした同調圧力仲が良いだけに言いたいことが言えないとか、もしくは、仲の良さを重視するあまり、本来必要なテーマについて対話することが敬遠されちゃうとか、こういうことにつながると、ちょっと残念な感じになっちゃいますよね。
同じであることが前提、「同じように考えるものだよね」とか、「同じようにやるものだよね」これが強すぎると同調圧力になって、違うということを認めにくい
こういう感じに働いていくのが、仲の良さという言葉で覆われちゃう残念な部分ですよね。

仲の良さと合わせて、心理的安全性みたいなキーワードも、割りと大事だねと言われることがあって、これも大事には変わりがないのですが、心理的安全性って、本来の意味というか、この言葉が広く認知されるきっかけになった入り口は、健全な批判がちゃんとし合えるチームというのは、すなわちパフォーマンスが高い
健全な批判をノーリスクで誰もがし合えるためには、心理的安全性というものが欠かせない。
こういう文脈だったんですよね。

同調圧力が強くて、同じであることを前提にしすぎちゃうと、どういうことが出てくるかというと、多様性が生かせない
例えば、働く時間が違う、働き方が違う、世代が違う、強みが違う、こういった違いを抱えたときに、うまくパフォーマンスがお互いに発揮できない状態になっちゃうと、チームワークが機能している状態とは呼びにくいんじゃないかなと思います。
これが誤解、仲の良さで語られちゃう。これが一つ目ですね。

チームワークのように見えて、実は個人ワークの集合体

誤解の2つ目は、チームのように見えていて、実は個人ワークの集合体
これも、チームワークが機能している状態ともちょっと違いますよね。
よく個人商店とか、ブラックボックスみたいな言葉で揶揄されちゃいますし、私もかつて小田木商店なんて呼ばれてた時代もありましたので、そうなっちゃう状況やメカニズムというのも心からよく分かるのですが、これだとどこかでしんどくなっちゃうんですよね。
個人の限界が、チームの限界になってしまう
一人であげる以上の成果が発揮できなかったり、一人一人が抱える事情や弱みをカバーし合うことも難しくなっちゃう。
これがチームのように見えて、実は個人ワークの集合体。
チームの機能は、仕事を振るだけ。
これも、チームワークじゃない一つの側面かなと思います。

チームワークは個人ではどうしようもないものだととらえちゃう

チームワークの誤解のその3は、チームワークとは、私たち一人一人にはどうしようもないことだととらわれてしまう、これもちょっと誤解じゃないかなと思っています。
どういうことかというと、チームワークという言葉を聞いたときに、「すごい大事だと思うけれども、私にはどうしようもないんだよね。これって仲間がどういう人で、リーダーがどういう人かによって、全然変わるじゃん。」こういう心理状態が、個人ではどうしようもないことと思ってしまうということなのですが、私はこれは誤解だと思うんです。
もちろん、どんな仲間か?とか、どんなリーダーか?これもチームワークには大きく影響するのですが、それでも半分は、私たち一人一人の仕事のやり方も、大きく影響しているなと思うんですよね。
例えば、Voicyでの発信の一つ一つは、私的には一人一人の仕事のやり方であり、かつ私たちが発揮できるとよりチームワーキングを、相手がいる、仲間がいるということを前提にした仕事のやり方そのものだと思いながら、例えば、ズレに強くなろうという話をしたり、言語化って大事だよね、対話って大事だよねという話をしたり、まずは相手の景色を見る、これがコミュニケーションの第一歩だよね、そんな話をしてきたのは、これってまさに私たち一人一人の仕事のやり方とか、相手の見方を、チームワーキングを前提にアップデートしていくという側面だと言えるんじゃないかなと思いまして、皆さんは放送を聴きながら、めっちゃ身近だわとか、必要だなと思ってくださったことがあれば、そうそう、それがたぶんこれからのチームワーキングだと思う、そんなふうにとらえながら話をしています(私は)。

ということで、チームワークという超ビッグワードに対して、これは誤解で手放そうという側面でした。
チームワークは仲の良さだという誤解。
チームワークのように見えて、実は個人ワークの集合体だという誤解。
チームワークは個人ではどうしようもないものだととらえちゃうという誤解。

これに対して私が思う本来のチームワークとは何なのかというところですけど、一人であげる以上の成果があげられるという側面と、違いが前提。さらに、私たち一人一人の仕事のやり方によって、もっともっと良くしていける

チームワーキングによって手に入るもの

これが、チームワーキングだなと思っていまして、それによって何が手に入るのかというと、私自身もチームでの仕事のやり方をシフトしたからこそ本当に思っているのですが、一つは、時間の壁=キャリアの天井、これを越えられるのが、これからのチームワーキングだなと思っています。
時間の壁=キャリアの天井、この感覚、分かりますよね。
自分的には頑張っているけれども、これ以上、労働時間を増やせないし、でもその頑張り方が、一人で抱え込んで、一人でやりきる。こういう頑張り方がゆえに、結局労働時間を増やさないと、今以上に成果が出せない。
ここでライフイベントでもあって、さらに労働時間を減らす必要に見舞われた場合に、これ以上、キャリアを豊かなものにするというのが難しいと感じてしまう。
これが、時間の壁=キャリアの天井という状態だと思うのですが、これを越えられるのがチームワークだと思います。
なぜならば、チームワークの本当の意味は、仲間と連携することで、一人であげる以上の仕事の成果をあげられる、こういった仕事のやり方にシフトすることなので。

もう一つ、手に入るものは、個人の限界=チームの限界、これも越えていけるんじゃないかなと思います。
私も含めて、みんな、強みもあれば弱みもあるじゃないですか。
頑張れるときもあれば、頑張れないとき、いろんな事情を抱えなければいけないときもあると思うのですが、これがチームの限界であり、さらに個人としてのキャリアの限界になるという状態を越えていけるのも、やっぱりチームワーキングの魅力だなと思います。
私自身も、小田木商店と揶揄された仕事のやり方を脱却して、どんな感想を持つようになったかというと、一言で言うと、仕事ってまだまだこんなにおもしろかったんだ
本当の仕事の味わい深さ、一人としての仕事が終わる達成感というレベルではなくて、「仲間がいるっておもしろいな、チームで仕事をすることによって、一人でできる以上のものが実現されていく、超おもしろいじゃん」と、仕事への愛着が増しましたし、仲間に対しての信頼、仲間がいることによるおもしろさの幅の広がりみたいなことがぐっと増したのが、まさに仕事のやり方をシフトした結果だったなと思いますので、この放送でも何かにつけてチームワーキングという言葉を使うと思うのですが、なぜそんなにチームワーキングなのかというと、こういうことを考えながら、これが私たち一人一人の仕事の景色がまだまだおもしろくなっていく、そう信じて疑わないからだよという話をさせていただきました。

チームワーキングでつながりたい♪ランチタイム会社説明会

今日は、最近、小田木が思うこと「チームワーク」についての放送させていただきましたが、ここまで聴いてくださった方、よかったらおまけのチャプターも聴いてください。
前半のチャプターの中でも、私たちの仕事の景色って、まだまだもっと良くなる。こんな考え方や、まさにタイトルコールにもなっている「チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアをもっと持続可能に」こんな景色を、事業を通じてもっと多くの人と見たい。
なんてことをお伝えしておりましたけれども、じゃあ一体、私たちはどんな会社で、どんな事業をやってるの?と、ちょっと気になる部分もありませんか?
私が所属するNOKIOOという会社は、単純な雇用関係とか、会社と会社の取引関係だけではなくて、同じ考え方を共有できる、同じ価値観をおもしろいねと言い合える、こういったフラットなつながりを、対個人もそうだし、対企業も通じて、たくさんたくさん作っていけるといいなと思っているんですよね。
そう思うが故の活動の一環が、過去にもVoicyでも何回か紹介させていただきましたランチタイム会社説明会になります。
5月から私たちNOKIOOとしてのランチタイム会社説明会を、また定期開催させていただくことになりまして、純粋に「自分以外の会社をのぞいてみたい」そんな気持で結構ですので、おもしろそうだなと思った方にはぜひ遊びに来てほしいなと思っております。
そうは言っても、どんなことを考えている会社なのか?どんなことを事業に私たちがしているのか?それを何も知らないと、おもしろそうも何も思いようがないと思いますので、今日の放送にあるチームワーキングを通じて、私たちがどんな価値観を持っていて、どんなことを事業にしているのか、簡単にご紹介する記事ページができあがりましたので、こちらのリンクを貼っておきます。
繰り返しますけれども、くれぐれも転職とか取引とか、そういった特定のつながりを求めるものではなく、もちろん私たちは一緒に事業をやっていく仲間が増えるといいなと思っていますが、それでも、どんなつながりであれ、お互いに考えていることや大事にしている価値観が、共有し合えるとか、それっていいね、おもしろいねと言い合える、そんなつながりが増えればいいなと思っている私たちの取り組みですので、Voicy記事もアップさせていただいているnoteに公開した、私たちNOKIOOのランチタイム会社説明会の記事を一度見ていただければなと思います。
私個人としても、今、まさにチームワーキングで仕事ってまだまだおもしろくなるということにワクワクしている一人ですので、そんなワクワクが皆さんとも共有できたらうれしいなと思っています。

最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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