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#1062 「完璧なリーダー像」に囚われないヒント

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

木曜日です。
今日は、毎週木曜日恒例の一緒にチャンネルを運営するなつさんの質問コーナーをお届けしたいと思います。
さっそくいってみましょう。
なつさんの今日の質問はこちらです。

完璧なリーダー像にとらわれないヒント

【最近、ガスで炊いたご飯のおいしさにはまっているなつです。
今日は、自分の中にある完璧なリーダー像が、リーダーになる前もなった後も、イメージがどんどん巨大化してしまうことが与える影響についての質問です。
リスナーの皆さんは、リーダーや管理職と聞いて、どのような人物イメージを想像しますか?
NOKIOOに入社する前の私は、何でもできる人、部門の誰よりも働いている人、そして弱さを見せない人、といったイメージを持っていました。
特定の一人というより、実際の上司だった複数の人のイメージや組織から求められることをすべてできる人でなければいけないという自分の思い込みが積み重なってできたイメージだなと自分自身は感じています。
この自分で作り上げたイメージは、リーダーや管理職になる前だと、自分には到底担えそうない高いハードルになり、実際に役割を担うようになると、理想とかけ離れている自分に落ち込んでしまう影響があるため、完璧なリーダー像にとらわれずに、一つの役割を担い始めた時にやるべき一歩についてヒントをいただけるとうれしいです。】

という質問です。なつさん、毎週ありがとうございます。
ということで、今日は完璧なリーダー像にとらわれないヒントというテーマで放送をお届けしたいと思います。

冒頭でなつさんは、最近、ガスで炊いたご飯のおいしさにはまっていると書いてくれていますけれども、私も鍋でガス炊き派です。
ほぼ炊飯器を使ってないので、炊飯器との違いがあんまり実感できないんですけど、でもやっぱり炊きたてのご飯はおいしいですよね。
炊きたてがおいしいだけに、冷凍でストックをしたご飯を食べる時に、テンションが下がるというか、モチベーションが上がらない、このギャップをなんとかできないかなという悩みも一方で抱えたりしています。
すみません。余談ですが、本題に戻りましょう。

イメージが巨大化してしまうことが与える影響

完璧なリーダー像にとらわれないヒントということですけど、リーダー=何でもできる人のイメージが、本当にあるあるだなって思うんですよね。
なつさんが言う通り、なる前にはなるハードルを上げ、そしてなった後には自分を落ち込ませる。もっと言うと、リーダーになる当事者だけではなくて、そのリーダーを囲む周りの人も、リーダーに対しての完璧なイメージがあることによって、リーダーというものに対しての過剰な期待をしてしまって、その期待とのギャップに勝手にイラつくとか、モヤモヤするとか、こういった弊害を生み出すのが、完璧なリーダー像だと思うんですよね。
どんどん巨大化する自分の中での完璧なリーダー像に、はまって動けなくなっちゃう。
これはめちゃくちゃリアルだし、私自身も経験があるなと思います。

今日の放送は、完璧なリーダー像にとらわれないヒントとしてお届けしますけれども、これはリーダーだけのパターンじゃないと思います。
例えば、転職なんかもそうですね。
新しい職場に入ったし、ここでちゃんと活躍したいし、期待を持って仲間に加えてくれたチームに役立ちたい。
こういったプレッシャーがどんどん大きくなったりだとか、同じようなところで、育休復帰もそうですよね。
しばらく休んで戻るわけだし、ちゃんとしたい。役に立ちたい。早く戦力になりたい。
こうやって自分を追い込んじゃうケースもありますし、極端な話、父になるとか、母になるというタイミングで、完璧な親であらねばならぬみたいなプレッシャーが、自分をがんじがらめにするということもあると思います。
小さなところで、新しく会議の進行することになった。こういったケースでも、ちゃんとできなければいけないというところで、完璧にできない自分に落ち込む。
このパターンは、本当にあらゆるケースに当てはまると思います。

何が根底にあるかというと、期待に応えたい理想の自分でありたいそれができる自分だと信じたい。こういう思いが、自分の理想をどんどん巨大化して、現実とのギャップを広げ、そこが悩みになっていく
こういう構図ですよね。
この構図は、私自身も経験がありますし、いろんな人のいろんなパターンを見て思うことがありますので、ここからは小田木所感としてお届けをしたいと思います。

「リーダーは何でもできる人」の思い込みへの処方箋、あります!

私は、この構図に対する処方箋はあると思っています。
何が処方箋になるかというと、この三つ。
定義と握りと開示
これが、このパターンに対する処方箋だと私は思っています。
定義と握りと開示。
まず、それぞれがどんなもんか、ざっくりシェアをさせていただきますね。

定義

定義は、だいたい想像がつきますよね。
自分の理想はいったん脇に置いといて、何をどのレベルで期待されているのか、具体的にする。
上司がいれば、上司とちゃんと握る。やっぱりここだなと思います。
意外とマネージャーとかリーダーという役割は、思ってる以上にふんわり定義されているんですよね。
例えば、チームを引っ張るみたいな。
チームを引っ張ることに全く否定はないけれども、具体的に何をどのレベルで期待されていて、何を実践できることがチームを引っ張ることなのか、これを具体化しないと、曖昧なイメージがどんどん巨大化して、完璧なリーダー像に拍車をかけていくことになっちゃいますよね。
経営者の話ではなくて、組織の中のミドルリーダーの話なので、必ず上司と呼ばれる役割の人がいますよね。
なので、その上司と一緒に具体化していくというのが、実際の行動になるかと思います。
例えば、チームを動かすとしたら、上から順番に方針を決めて、実行策を固めて、実行策をメンバーで実行していく、この実行のマネジメントをするという三段階ぐらいがあるとするじゃないですか。
上司と一緒に、自分はどのレイヤーを担うことを期待されているのか、そのレイヤーが明らかになれば、具体的に何をどのぐらい実行することなのか、ここを握っていくのが定義ですよね。

握り

二つ目の握りは、めちゃくちゃ重要なんですけれども、それができるようになるまでの期間を握るというイメージです。
つい役割が定義されると、それが今日にも明日にもできなきゃいけないと思っちゃうと思うんですけれども、普通は初心者マークをつけて運転を始めるということじゃないですか。
なので、期待される役割がどのぐらいの期間をかけてできるようになっていくことを期待されているのか、期間を握る。
これがめちゃくちゃ大事です。
自分は今日にも明日にもできなきゃいけないと思っているけれども、上司は半年ぐらいかけてレベル5までできればいいと思っている、こういったことは往々にしてありますので、できるようになるまでの時間軸をちゃんと握る。
これがめっちゃ重要です。
くどいようですけれども、転職に際しても、育休復帰に際しても、何か新しい役割につくに際しても、スタート時点で必ず上司や仲間と握ってください。

開示

最後の三つ目が開示ですよね。
何を開示するかというと、まさに冒頭のなつさん質問に書いてあるようなこと、こういった葛藤を抱えているとか、こういったギャップに苦しんでいるということを、ちゃんと周りに開示する。
私はメンバーにも言っていいと思いますけれども、メンバーに言いにくいということでしたら、まずは上司だとか、そういった葛藤を経験した先人に開示してみる。
これも本当に大事です。
やりたいけれども難しいんだとか、迷っているんだとか、これでいいのか手探りで今の状態に自信が持てないんだ、思っていることや葛藤していることをちゃんと開示する
めちゃくちゃ大事です。
これをやってみると、本当に驚きます。
何に驚くかというと、びっくりするぐらい周りが助けてくれる
すでにリーダーになっている人は、ほぼ100%経験者ですので、経験した人はアドバイスや具体的なフィードバックができる。
こういう感じですよね。
本当にびっくりするぐらい、開示を受けた相手は助けてくれますので、相手を選ばずにやってみていただきたいなと思います。
なんで相手がびっくりするぐらい助けてくれるかなと思うと、弱さを開示するというのは、人間になるということなんですよね。
「あなたはリーダーでしょう」「マネージャーでしょう」みたいな感じで、機能として見られていた自分が人間になれるのが、難しいことや葛藤していることを開示するという瞬間で、相手もそれを受けて、はっと「この人も人間だったっけ」と受け取れる。
開示することで、私たちも自分を人間に戻せる
これがたぶんびっくりするぐらい助け合えることにつながるメカニズムじゃないかなと思っています。

テーマに関心のある方は、来週の90分腹落ちセミナーにぜひ来てください

ということで完璧なリーダー像にとらわれないヒントとして、定義、握り、開示、この処方箋を共有させていただきました。
とにかく一人で悩まないで。こういうことでもありますよね。

ここまで話してみて思ったんですけど、このテーマに関心のある方は、来週2月13日に開催させていただきます、今月2月の90分腹落ちオンラインライブマネージャーの早期教育〜「なってから育てる」問題からの脱却〜』こちらにぜひ足を運んでいただければと思います。
今日のテーマについて、さらに体系的に本質的な部分に目を向けてワイワイするトークライブですので、テーマに関心のある方、ぜひお待ちしております。
チャプターにリンクを貼っておきます。

ということで、なつさん、今日もありがとうございます。

先週の一番放送は、ご質問への回答放送。やっぱりリアルなテーマは共感を呼びますね&今週のコメントご紹介

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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