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#1 自己紹介&チャンネル紹介

今回は私、小田木朝子の自己紹介と、このチャンネルでどんなテーマを発信していきたいのか、チャンネルコンセプトに絡めてお話をさせていただきたいと思います。

自己紹介|育休復帰後1ヶ月で上司に泣きついた話

改めて小田木朝子(おだぎともこ)といいます。
育休経験は2回、夫と小学生の女の子2人の4人家族、いわゆるワーキングマザーです。株式会社NOKIOO(ノキオ)という会社で役員をしています。育休者向けオンラインスクール“育休スクラ”を運営しております。全国からオンラインで集まる女性たちと刺激的で楽しい学びの場作りに精を出しているというのが仕事です。
このチャンネルでは”両立”をテーマにして行きます。私の両立に対する原体験は、やっぱり1人目の育休とそこからの復職時だったなと改めて思います。私は仕事が好きな人間で、出産してもこれまでと変わらず楽しく仕事をして行きたいと思っていました。そして、それが私にとっていい選択肢だとそこは揺ぎがなかったんです。
出産して仕事に戻る前には、何かスキルを身につけないとと考え、1人目の育休中は資格取得に没頭しました。法人営業だったので中小企業診断士の資格を取ろうと思って、勉強していました。結構ストイックで、1日6時間勉強しようって決めてやっていました。そういう生活の中で根性だとかやり抜く力もつきましたし、結果としてその資格も取れたので、知識も得られたかなと思います。なので、「まぁ大丈夫だろう、これまでと同じように仕事ができるだろう」とそんな事を考えながら復職をしました。


それでも育休復職後の衝撃は大きくて、ありきたりの言葉になるんですけれど、いや本当に大変で「驚いた」「なめてました」「ごめんなさい」っていうところを感じた次第です。出産前までは、仕事が立て込めば残業していく働き方でしたし、基本的に時間をかけて1人で抱え込むっていう仕事のやり方だったなと思いました。
でも出産後、時間に制約ができ、仕事以外にもいろいろやらなければならないことが増えた時に、これまでの仕事のやり方が通じず、うまくバランスをとった時間や気持ちの使いかたもできず破綻しちゃったんだなと思います。
なので1ヶ月経った頃に、「もうこれ本当無理だわ」と思って上司に泣きついて、「ちょっともう、あの頑張ってるんですけど、どうしようもないんです。あの、これ以上仕事できません。」って言葉の通り、泣いた記憶があります。


その時何があれば良かったのかな、ということを考えられるようになった時に、こんな風に整理しました。資格を取ろうと思って、今までなかった知識をプラスオンして復職したのですが。この時に本当に欲しかったのは、知識だけではなくてもっと根本的なものが必要だったんだなと今にすると思います。その後、私は4~5年かけて自分なりの両立の形とか、仕事と家族の折り合いのつけ方を身につけました。そして時間的制約がある中で自分なりに納得感を持って仕事ができるし、チームにも貢献できるっていう、仕事のやり方を抜本的に変えていくっていうことをしていきました。

今は時間の使い方、仕事の質も含めて満足感を持って働けているし、会社チームとも良い関係が築けているなと思っています。私はそういった働き方を手に入れたり、自分を変えていくっていうところに4~5年かかりました。けれど、みんながみんなし4~5年かける必要がないし、ひとりひとりの個性豊かな技というよりも、再現性のあるノウハウだとか汎用性のある技術だとか、身につけておくべきスキルの体系があるなと思いました。
今、私が考えていることは私のような苦労をせずに、楽してみんなが自分なりに上手くいく両立の形、仕事に満足感を持って向き合えるようなノウハウ・考え方というものをきちんと体系立てて整理して、共有して、磨いて、みんなでよくなることができるんじゃないかな。
これが今、私の最大の関心ごとであり、このチャンネル開設のベースにもなっている考え方です。


チャンネル紹介|仕事も家族も自分も両立できるヒント

次にこのチャンネルでどんなテーマを発信するのかについて、話をさせていただきます。
“今日のワタシに効く両立サプリ”というチャンネルタイトルです。
テーマは“家族”と“仕事”と“自分”を大事にしながら両立することです。
この両立をどう捉えればいいのか、3つのキーワードを解説をしながらチャンネルの方向性に繋げていきたいと思います。


まず、1つ目のキーワードは”道”です。
皆さん”道”をイメージしてください。
両立は、出産を起点にその後長く続いていく、「仕事」と「育やと家族」を両方抱えて大事にしながら向き合っていく、長く続いていく道なのかなと思っています。
両立って1年とか2年では終わらないですからね。この道がどこに向かっていくのか、この道を自分がどう歩いて行きたいのか、考えて向き合っていく、設計していくことが必要かなと思います。道っていうのは、つまりキャリアのことですかね。

そして、2つ目のキーワード”器”です。
皆さん両立は大変なイメージありますか?もしくは、まさに実感中だと言う方もいると思います。両立が大変な状態というのは、私という器から水が溢れちゃってる状態かなと思います。
なぜ、水が溢れるのかというと、出産すると、仕事という水を注ぎながら、そこにプラスして育児という水も注ぐことになるので、必然的に注がれる水の量が増えて、器を超える場合は溢れ出てしまう、これが両立が大変な状態です。
水が溢れないようにするためには2つ選択肢があって、1つは水の量を減らすですよね。もう1つは器自体を広げていくっていう選択肢も取れると思います。
結局、”器”というのは自分自身のキャパシティだったり、気持ちのキャパシティというところもありますし、仕事の量の生産性でも表現できるかなと思います。注ぐ水を減らしてしまうと仕事に偏りすぎてしまったり、仕事の水を減らして、やりがいとか成長実感が持てなくて、仕事をしていても楽しくないみたいなことにつながりかねないですよね。なので、多くの人はどうしたら器を広げられるだろうかという発想に行き着くんじゃないかなと思います。
なのでキーワードの2つ目は”器”で、どうしたら器を大きくできるかが両立期間中の大きなテーマになってくると思います。

そして、3つ目のキーワードは”握手”です。
”握手”をイメージしてください。これ誰と誰の握手だと思いますか?
私とパートナー、私と子供もちろんオッケーなんですけれども、大事なのは私と会社の握手だなと思っています。
働くフィールドが多くの人が会社だと思いますので、両立中も自分なりにやりがいをもって楽しく働いて行こうと思うと、会社から”あなたと働きたい”といわれる人でいられるかっていうところがポイントになってくると思います。あなたと働きたいと会社に言われ、そして私自身もここで仕事がしたいと思える自立し合った関係での握手っていうのがが大事なポイントになると思います。
この会社と握手できるかどうかが仕事を続けることへの満足度だとか両立のしやすさを変えていくので、どうしたら会社と”握手”し続けられるのかという観点でキーワードの3つ目は握手です。


ここまでをまとめると、このチャンネルはどんな情報発信して行くかというと、少し抽象的ですけれども1つは”道”を方向づけして楽しく歩いていくための考え方について、2つ目は私たちの”器”から水が溢れないように器を広げる方法について、そして3つ目は会社と自立的な”握手”ができる人材になるヒント、こんな観点を毎日テーマを1つずつ設定して発信していけたらと思っています。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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