満開の桜もあと50回しか見れない
そう思うと人生結構あっけない。
ここ2、3年は春らしいイベントもなく、桜も目に止まらず、いつもの風景の一部にしか過ぎなかった。
だが、この春に異動となった。
全く畑違いのところに配属となり、ある意味で人生の節目になると、今年だけは自分の中での桜の存在感が増した気がした。
この前久しぶりに友人たちと再会し飲んだ。
その中の一人は遠くに行くらしい。
みんな着実に自分の人生を歩んでいっている。
出会いと別れの季節ってやつだ。
そういえば地元の東北では、関東みたいに4月の訪れと共に桜が満開になったりしない。
GW頃に満開を迎えたはずだ。
だからこそ、桜が咲くっていうのは厳しい冬が過ぎ春が訪れた嬉しい証なのかもしれない。
花見の良さがちっともわからなかったが、
今年に関しては散歩しながらふと目に入ってきた桜がとても綺麗で、鞍替えしそうだ。
残り50回しか見れないんだし、自分の中で想いに耽りながら、または誰かと感動を共有しながら、桜を見ることができるのなら人生悔いはないんだろうなと思う。
春くらいは空を見上げていつもと違う景色を感じながら歩いてみようか。
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