成果を出すマネジメント(初級編)vol.2:仕事の設計図を作る〜スケジューリング
*この投稿は、以前掲載した『気合いと根性だけの消耗から抜け出す方法:スケジュール管理』に加筆修正したものです。過去にご購入いただいた方は読み飛ばして頂いても結構です。
スケジューリングの能力は、マネージャーとして非常に重要なスキルです。部下の仕事はなかなか進まず、上司からは急に会議を入れられ、顧客からは先日説明した提案の再説明のため呼び出される、気付けば夜の8時過ぎ、今からやっと自分の仕事、毎日がサンドバッグのような受身のスケジュール。挙句の果てに部下からは「いつも忙しそうなので話しかけづらい上司」という評価…。こうして「気合と根性による消耗」に陥っていきます。
スケジューリングを「その日に何をするかの確認」として使っているうちはこういった状態からは抜け出せません。マネージャーがやるべきスケジューリングとは「仕事の設計図」を描くことです。スケジュール表はそれを時間軸で表現したものです。
この投稿では「成果を出すスケジューリング」のやりかたを、スケジュール表のサンプルと記入例を用いて説明します。築山は10年以上この方法で仕事をやっていますし、これまでコンサルティングしたクライアント企業の方々にも教えて非常に好評だった方法で、マネージャーのマネジメントスキルはもちろん、チームの生産性が劇的に上がる光景を何度も見てきました。
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