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成果を出すマネジメント(初級編)vol.1:チームのマネジメントをするために、まずは自分のマネジメントから

この投稿を読んでくださっている方々の多くは、管理職として組織のマネジメントに長く携わっている、若しくは、就いて間もない人だと思います。

上(経営)からは予算達成や生産性の向上を要請され、下(部下)からは人手不足解決や業務負荷軽減などの課題を突き付けられる…。いわゆる中間管理職と呼ばれる人たちのマネジメント環境はどんどん厳しくなっています。

築山は、経営コンサルタントとして、これまで多くの経営者や中間管理職の方々と一緒に、会社の業績を上げたり、労働生産性を上げるお手伝いをして成果を出してきました。それらを通じて「気合いと根性による消耗」から脱却し「成果を出すマネジメント」が機能する条件やパターンみたいなものが見えてきました。ここでは「初級編」として主にスキル面でポイントをいくつかのテーマ別にまとめています。


正しいマネジメントスキルを身につけていない上司は、部下にとって迷惑な存在

マネージャーに求められるスキルは、プレーヤー時代のそれとは明らかに違います。なぜなら、マネージャーのあなたに期待される成果や目標は、プレーヤー時代のそれより明らかに大きくて高いからです。そして、そのためにあなたの指示で動く部下という重要な存在があります。
プレーヤー時代に慣れ親しんだ考え方や行動のギアを上げても、その延長線上にあるのは、期待された成果や目標は達成されず「気合いと根性による消耗」だけです。そしてそれは、マネージャーであるあなただけでなく部下も同じ状態に巻き込まれます。厳しい言い方ですが、正しいマネジメントスキルを身につけていない上司は、部下にとって迷惑な存在なのです。


マネジメントに必要な3つのスキル

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