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成果を出すマネジメント(初級編)vol.4:話すことではなく理解を得ることが重要〜プレゼンテーション

マネージャーになると、プレゼンテーションを行う機会が増えます。プレゼンテーションとは「相手に対して情報を提示し、理解を得るようにするための技法」(出典:百科事典マイペディア)のことです。「技法」ですから手段であって目的ではありません。プレゼンテーションの目的は「相手の理解を得る」ことであり、プレゼンテーションの成果は「理解を得た上での承認や購入といった相手の行動」です。
そう考えると、相手が顧客であろうが、社内の上司や経営陣であろうが、自分の部下であろうが「理解を得て動いてもらうために情報を伝える行為」の全てがプレゼンテーションなんです。
そもそも、自分の部下ひとりをやる気にさせて動かせないマネージャーが、上司や経営陣、不特定多数の顧客からの理解を得て動いてもらうイメージなんて湧きませんよね?
したがって「分かりやすくてカッコいいスライド資料の作成方法」や「大人数の聴衆を前にしてもアガらずに淀みなく話せるコツ」などを知るだけでは、成果を出すプレゼンテーション・スキルを身につけたとは言えません。
それ以前の、大事なことを見落としているんです…。


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