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強迫性障害にメリットなし

強迫性障害には様々な種類があり、 「不潔恐怖」、「加害恐怖」、「確認強迫」、「縁起脅迫」などがあります。 僕はこのどれか一つというよりは、上記の強迫観念は全て併せ持っており、その中でも確認強迫が強めとなっています。 確認強迫の例としては、戸締りであったり、メンタルチェッキングといわれる思い出し確認などにとらわれていました。 僕は当初、確認を多くするということはミスを減らすことができるので、メリットもあるのではないかと思っていました。 しかし、それは罠であることに気づ

    • 焦燥に狩られるも現実は厳しく

      「早く自分の人生を好転させたい」 「早く光輝く人生を送りたい」 そういった思いは常々持っています。しかし、焦ったところで、現実は思いの他厳しく、そう簡単に思うようにいきません。 このとき思い浮かぶのは強迫性障害(OCD)の存在。 「強迫性障害にさえかかっていなければ、確認行為に時間を無駄にすることなく、効率的に行動し、思い通りの人生を生きることができたのではないか?」 「なぜ、自分だけがこんな目に合わなければならないのか?」 「周りの人間はこんなにも幸せそうなのに

      • 絶望の中にも微かな希望

        強迫性障害により、多くの時間を奪われた今、自分は何ができるだろうか?と日々考えます。 本来であれば、多くの事を経験できるであろう時間を失ってしまいました。 この失った時間を取り戻すことはできないが、他の事を体験できなかった代わりに、強迫性障害という貴重な体験ができたとプラスに考えることにしています。 そう、失ってしまったものは取り戻せませんが、失った代わりに別の何かを受け取っているのです。 これこそが、物事をプラスに転換させる考え方で、マイナスに思えることも、捉え方を

        • 強迫性障害に抗う術

          結論から申し上げると、強迫性障害に抗う術はありません。 確認強迫の場合、確認をしたいという衝動に狩られても、確認を行わずに、行動することにより、だんだん症状は和らいでいきます。 しかし、いきなり何も確認しないというのは、ハードルが高く、難しいかもしれません。 なので、少しずつ確認の回数を減らしたり、可能であれば、確認する時間をずらしたりすることで、強迫観念をコントロールしていきます。 僕は、極力確認の回数を2回までに留めるよう意識しています。 その結果、幾分か症状が

        強迫性障害にメリットなし

          強迫性障害の症状と影響

          僕は強迫性障害に日々悩まされており、ある程度症状が緩和させることができた今でも、症状の波があって悩まされています。 何が問題かというと、無駄に時間が消費されることにあります。 時間が消費されるということは、本来であればできたことができなくなってしまいます。 時間というものは、皆、平等に与えられているもので、一度過ぎた時間は、どうやっても取り戻すことができません。 また時間をうまく使えないとなると、収入を増やしたり、他人とのコミュニケーションの時間も失われてしまいます。

          強迫性障害の症状と影響

          強迫性障害に対する理解

          僕は長年、主に確認が止められない強迫性障害に悩まされてきました。 なぜ、自分ばかりがこんな思いをしなければならないのか? と思ったり、、なぜ、周囲の人間はこんな僕のことを理解してくれないのか?と思うこともありました。 しかし、そのような考え方をしていても、何も変わらないことに気がつきました。 やはり、他人が自分のことを理解しないのが悪いと思っていても何も変わらないのです。 なので、自分から積極的に行動を起こし、強迫性障害を治そうと決心をしたのです。 その結果、強迫

          強迫性障害に対する理解

          強迫性障害との闘い

          僕が強迫性障害にかかっていることに気づいたのは、ちょうど大学生の頃でした。 主な症状としては、文字を読むときに、ちゃんと理解できたかが不安になり、何度も読み返してしまう症状であったり、他人とのコミュニケーションにあたり、相手に不快な思いをさせてしまったのではないかと不安になって、何度も思い返してしまう症状でした。 さらに、入浴の時も不潔恐怖により、何度も体を洗ったり、外出するときも戸締まりが不安になり、何度も確認を繰り返していました。 これらの症状は社会人になっても続い

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