強迫性障害にメリットなし

強迫性障害には様々な種類があり、

「不潔恐怖」、「加害恐怖」、「確認強迫」、「縁起脅迫」などがあります。

僕はこのどれか一つというよりは、上記の強迫観念は全て併せ持っており、その中でも確認強迫が強めとなっています。

確認強迫の例としては、戸締りであったり、メンタルチェッキングといわれる思い出し確認などにとらわれていました。

僕は当初、確認を多くするということはミスを減らすことができるので、メリットもあるのではないかと思っていました。

しかし、それは罠であることに気づきました。

そもそも、強迫性障害というものは脳の誤作動によって起きるものであり、正常な動作ではありません。

いわば、脳機能の中で、異常な働きが起きているということなので、確認をすればするほど、脳の誤作動は悪化していきます。

つまり、確認が止められなくなり、異常なほど確認を行うことによって、膨大な時間を失ってしまうのです。

そうなると、時間を割きすぎてしまうので、確認の対価として割りに合わないのです。

確かに、確認をすることで、失敗を減らすことはできるかもしれません。

しかし、時間を失うことによって、その後の行動に余裕がなくなり、焦ってしまう結果、確認したものとは別のミスを起してしまうことも往々にしてあります。

そういう経験を積み重ねることで、強迫性障害というものは百害あって一利なしということに気づきました。

確認は2回行えば基本的に事足ります。

なので、強迫性障害の症状に甘んじるのではなく、確認の回数を最小限に留めるなどして、強迫症状をコントロールしていくことが重要といえるでしょう。

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