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発達障害の初診/発達障害の本とか漫画についての雑記

就寝24:30
起床06:30


今日は両親と精神科に行っていた。
発達障害の検査を受けるための初診だ。
生育歴や困りごとや現在の大学生活の状況などを話して、次から検査を受けられることになった。
僕の担当の医者は話をしっかり聞いてくれる人で、看護師・助産師の母から見てもいい先生だったらしい。
やたらと混むらしかったから始業時間に間に合うように出かけた。
そしたらそんなに時間はかからなかった。
ただ僕の初診が終わった後は人がそれなりにいたからもう少し遅かったらヤバかったかもしれない。

昼ご飯を食べてから図書館で本を読んでいた。
借金玉という人の「発達障害サバイバルガイド」という本を読んだ。
母に勧められて図書館で一息に読んだ。
発達障害の症状で苦しんできた著者がひたすらに発達障害の人の生活や仕事に役立つであろうライフハックを記してある。
発達障害の感じる壁について著者の理解度と改善タスクの具体性が高いのが素晴らしく良かった。
これから一つ一つ取り組んでいきたい。

この著者はnoteも書いているらしく覗いてみたらヘラり気味だった。
有料マガジンを作っているにも関わらずnoteが書けてない罪悪感から病んでいるようだった。
著者からはこの本を書く前に出資者から負った借金やnoteのメンバーシップの料金に見合う仕事をしなければという必死さや焦燥感、義務感が強く感じられる。
その仕事が出来ない罪の意識の重さも本やnoteを読んでいて思う。
こんなにいい本を書いていて病気への理解度も高いのに苦しそうなのがなんか残念だった。
ただそういうしんどさは分からなくもないというかめっちゃ共感できる。
僕も浪人休学留年と凄く不経済なことをしてきた人間で、あー頑張らなあかんなーって思うときはある。

少し話が変わるけど以前読んだヒグチアサの「ヤサシイワタシ」という漫画を昨日今日と母に読んでもらった。
ヤエちゃんという発達障害の女の子が主人公や周りの友達を振り回して…という物語。
発達障害の思考回路や振る舞い、周りの反応の描写のリアルさがエゲツなく、ヤエちゃんと周りどちらもに共感しながら僕は読んでいた。
丁度大学がしんどくて自殺も考えていた時期に読んだからこの漫画は僕の心にド深く刺さった。
母が読んだらどう感じるか気になって、それで読んでもらった。

母はずっとヤエちゃんに共感しながら読んでいた。
どこにどう共感したのかとかは生々しそうであんまちゃんとは聞かなかった。
でもやっぱりヤエちゃんの気持ち分かっちゃうんやなー。
終わりまで読んだ後切ないなーって言ってた。
読んだ後もジワジワときてなんか刺さってつらいってLINEが来た。
ヤエちゃんのことは僕は全く他人事に思えなかった。
やはり母や僕が今こうしてあるだけでもラッキーなんだろうな。
「ヤサシイワタシ」は発達障害を美化する訳でも貶し邪険に扱うわけでもなく一貫してちょっとマイナスなテンションで描写する。
というか発達障害に限らない微妙な言語化し難い生きる苦しさを描写してる。
借金玉もあれだけ自己理解があって言語化できてても生きるのしんどいんやなー。
なんか落ち込んできた?
いずれにしても生きるのは苦しいよ。(って仏教でも言われてる。)
まあ頑張らずにとりあえず生きるよ。

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