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デザインのイミロンテキテンカイ
イミロンテキテンカイ・・・正しい日本語では意味論的転回・・・英語だと Semantic Turn(あ、余計に分かりにくくなった)・・まあ、それが意味するものは時代とともに変わってきたということでしょうか。
「デザイン」という言葉はとても便利ですが、それがどんな領域のどのような意味で使っているかは人それぞれです。
一般にはモノの色・形・サイズをどんなものにするか、どちらかと言えば視覚的なことにデザインという言葉を用いることが多いように感じます。いや、それはそうなんだけど、何というかそういう次元ではない「どうあるべきか」的な部分も含めて捉え直すことが必要な気がして、勉強中です。
先日のことですが、大学時代の恩師に15年ぶりにお会いして勉強の機会を得ました。デザインの意味論的転回について触れたときにこんな図で解説いただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1710674805032-gpfF7j3zso.png?width=800)
前置きが長くなりましたが、編み物にハマっている娘が珈琲を飲むときに使うコースターを作ってくれるというので、上の図をみせて、それを題材に2つ編んでもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1710677078471-F7r05K10Wn.jpg?width=800)
これまでの記事で書いてきたとおり筆者はワインのエチケット制作をやっていますが、エチケットに何を描くかを考える・決めるプロセスだけがデザインではありません。
どちらかというとその前後にある「葡萄栽培者・醸造家・酒販店の役割を再定義して、消費者に"やっぱり畑だと思う。"と共感してもらう」という枠組みをどうやって実現するかが使命であり、その実行の過程そのものがデザインです。
このあたりを整理しておかなければならないのは、地方公務員法第38条に基づく営利企業等従事許可が3月31日までの期限で、更新には4月からはじまる新年度の・・・(略)
とにかく、娘の春休みの貴重な数時間から得たコースター、大切にしたいと思います。
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