17immingrants speak about . .
筆者にとって"SDGs"は、仕事であり、試練であり、道具であり、道標であり、壁でもある。終ぞ一体それが何なのか自分には分かり得ないもの・・・そんな自覚が芽生えたところから #SDGsへの向き合い方 が変わってきたように感じる。そんなつれづれを書き留めておこうという話です。
ところで筆者は地方公務員として、生まれ故郷の市役所に勤務している。企画部門に在籍し、市民、とりわけ次世代を担う小中学生をターゲットとしたSDGsの普及啓発活動を担当してきた。
直近年度の活動状況などは市の公式WEBサイトにて公表しているところ、必要に応じて参照されたい。
職務上の立場もあるので、現時点ではそこには触れない。今回の記事は専ら個人的な創作活動に関してである。17色のカラフルな折り紙の話だ。
17色の折り紙でバルタン星人をつくる
そもそも、バルタン星人を御存知だろうか。(V)o¥o(V)
大きなハサミが特徴的な異星人で、ウルトラマン 第2話「侵略者を撃て」に登場。"宇宙忍者"の異名をもつ人気キャラクターだ。円谷プロダクションのサイトで概要が述べられている。
不気味なフォルム、フォフォフォフォ・・・という声、何ともたまらない。
ただ、バルタン星人に特別な思いが沸いてしまうのは「故郷を失った」という彼らの悲しい境遇である。
船の修理のため、たまたま立ち寄ったのが地球で、思いのほかいいところだったのでここに住もうと決めた。彼らにとっては"移住"、人類にとっては"侵略"だが・・・自分が同じ立場だったら・・・と考えていくとそんなに悪いやつじゃないんじゃないかと思えてくる。正義はいつも対立する、それは人間社会で何度も繰り広げられる姿でもあるから。
筆者はリアルタイムで視聴していた年代ではないが、幼いころにビデオで第2話「侵略者を撃て」は何度も観た。バルタン星人に親近感すらもつ少年はどうだったらよかったのか、思いを馳せるようになっていた。
力尽くでいくから戦い( = 侵略 )になってしまうのであって、とりあえずこっそり溶け込んで暮らせばいいんじゃないか( = 共生 )・・・そうだったらいいな ♡と考えるようになった。
地球っていいとこだね!僕もここに住みたい!と言ってくれるような宇宙人となら仲良く暮らせると信じていた。(*さすがにウルトラマンよりバルタン星人の方が好きとは言い出しにくかったので、純真無垢な憧れには蓋をして「大きくなったら何になりたい?」と聞かれたときは「ウルトラマン」と答えるようにはしていた。もちろんウルトラマンが好きだというのも事実ではあるんだが。)
バルタン星人にSDGsはどう映る?
そんな幼少期に抱いた空想をベースに、SDGsの向き合い方に右往左往する人間の姿が彼らにはどう映っているだろうか・・・というようなテーマで創作活動中である。仕事(小学校向けのアウトリーチ活動)で使うとか、それが何になるというものではない。
SDGsとは一体何なのか・どう向き合うべきか、その答えを持ち合わせない自分が子供たちに何を伝えられるのか。大人の都合で雁字搦めとなった一方的主張を押し付けただけではないのか。既成の活動にぺたぺたとアイコンを貼り付けるだけでやった気になっているだけでは。本質は "TRANSFORMING" に尽きるのでは・・・もやもやとした自省の念こそが創作意欲の源泉である。
さて、17色の折り紙バルタン星人は、透明のガラス容器にでも収納して本棚の上にチョコンと飾るイメージが沸いた。容器はワインボトルもいいかもなと思い立ったので、エチケットデザインのときと同様にまずはテキストで表現してみよう。
「17人の移住者たち(バルタン星人たち)のメッセージを翻訳してみました。人類としてこれからどうしますか?」というテーマにしてはいかがだろうか。
[ ver.KataKoto-English ] 17 IMMINGRANTS SPEAK ABOUT . .
message-translation : ochi-covolet R&D works
"SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS"
We agree with it. It's necessary TRANSFORMING, we think so,too.
Until 2030... things are progressing smoothly? Are you alright??
Do you really think you can achieve it???
If you'd like, why don't you leave it to us?
Sea, forest, society, economy, culture, future... ALL of the Earth.
Don't worry, we are not threatening you.
All we want to say is it's not so difficult for us, for US, FOR US.
Shall we bring 169 friends more?
'PARTNERSHIP' we fully understand its importance, we have been living here for over half a century already.
Sorry for my awkward expression.
We are just ALIENs for everyone in the earth.
However, We are also quite comfortable in this planet.
google翻訳に頼り切っているのですが、筆者の母国語で書くとこうなります。(こっちを先に書けよと思いますよね)
[ ver.なめらか日本語 ]17人の移住者は語る
ochi-covolet R&D works がメッセージを翻訳していています。
"持続可能な開発目標"
それには我々も賛同している。
"変革"が必要だというのは我々も同じ考えだ。
2030年までだけど、順調に進んでいるのかい?
大丈夫なの?本当に達成できると思っているの?
もしあれだったら、我々に任せてもらってもいい。
海洋、森林、社会、経済、文化、未来… 地球にあるもの全部。
いや、決して脅そうとしてるわけじゃない、安心してくれたまえ。
我々が言いたいのは、決して難しいことじゃないよってこと。
我々にとっては。我々にとってはだよ、我々にとっては。
なんだったら、169人の仲間も連れてこようか?
"パートナーシップ" それがどんなに重要なものか、
分かってるよ、痛いほどね。
そりゃぁ半世紀以上もここで暮らしてきたんだから。
ぎこちない表現ですまない。
地球に住む皆さんにとっては、我々は外星人にすぎないのだから。
ただね、我々だってこの惑星をすごく気に入っているんだよ。
作品の完成を待たず、すでに満足してきました 笑
さて、人類の一員としてSDGsにどう向き合っていくべきでしょうか。
とりあえず2030年までは移住者たちを頼らず進んでいきたいものです。
(V)o¥o(V)フォフォフォフォ