12月２日　元気がない人間を絶対に許さない！！！！！！

私は悲しんでいる人や、困っている人を慰めるのが趣味です。彼、彼女達が私の力によって前向きになる姿を眺めるのがとても好きなのです。落ち込んでいる人がいたら、元気になって欲しいと思うのは至極当然、困っている人がいたら助ける、それは真っ当な教育を受けた人間の然るべき姿だという風に私は思います。私は元気のない人を絶対に許しません。元気のない人を見ると私も悲しくなります。私のせっかくの元気までもが奪われていくのを感じます。それはとても不快なことです。迷惑なのです。私は自分の思い通りにならないことをとても嫌います。出来る限りのことをコントロールしたいという風に常日頃思っています。私が日々思い描く毎日には怒りや憎しみがあったとてしも、「不機嫌」というものは存在していません。しかしそれは先程述べた通り私の思い描いた事に過ぎず、実際の私の日常生活の前に「不機嫌」というものは常に横たわっているように思えます。なので私はそれを徹底的に排除していく運動、活動を行っている訳なのです。周囲を気遣う私を見て、時に人はそれを「お節介」などと呼ぶことがありますが、それは全くもって違います。お節介は他者が存在してこその話でして、私がやっているのは他者を自分のモノにするといいますか、私の世界で横たわる異物を全て自分の色に染め直すようなことなのです。
どうして泣いているの？何が悲しいの？何か困っていることでもあるの？と何遍も聞くのは、いち早く原因を解明し、徹底的に解決しさっさと元気を出してもらい、私の視界から消えてもらうためなのです。
もう一度言いますが、私は元気のない人を絶対に許しません。私の手の届く範囲では、誰しもがニコニコ暮らしているのです。