Maserati | NEWエンブレム発表
イタリアのマセラティが、エンブレムの新バージョンを発表。
新ブランドは、2020年9月9日モデナで行われたデジタルイベント「MMXX:Time to be audacious」での新しいスポーツカーMC20の発表時に明らかにされ、アイデンティティは、社内のデザインセンターでデザインされました。
エンブレムはマセラティ創業の地、ボローニャのシンボルの1つである「ネプチューンの噴水」に因み、そのネプチューンの持つ三叉の銛“トライデント”がモチーフとなっています。
| MC20のトライデント
ボディやシート、車体後部につけられている
| 更新されたトライデント
以前のロゴ/変更後のロゴ
トライデントシンボルは微妙に更新され、側面の矢印は「バランスがよく」なるように丸くされており、上部と下部の連続性がよりスムーズになっています。
また、マセラティのバッジの最も顕著な変更点は、カラーがよりシンプル化され、以前の赤と緑は削除され、現在は白と紺色のみで構成されています。「マセラティブルー」とつけられた青色は「漆の効果で非常に深い色合いに変化する」とのことです。
| 更新された書体
エンジンや、車の後部のワードマークが微妙に更新され「よりシンプルかつモダン」であり、繋がった書体は職人のこだわりが感じられます。この書体は今後すべてのブランドのモデルで展開されます。
自動車ブランドも続々とエンブレムがデジタルフレンドリー/フラットの方向に進んでおり、デジタルデザインだけでなく工業デザインもより凹凸の少ないデザインにシフトしていきそうですね。
アナログ/デジタルや、過去/未来を行き来するデザインの動向をこれからも見つめていきたいと思います。
以上、MaseratiのNEWエンブレム公開でした。
b.labo
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