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ハンバーグバカ
店内の黒板に大きな文字で書かれていて、なんだかフフッとなってしまった。この店の名前は「大人のハンバーグ」だ。
大人だって、ハンバーグを前にバカになったっていいじゃない!というメッセージなのかもしれない。
体調が微妙な時こそ、しっかりしたものを食べなきゃと自分を励ます気持ちで来店した。食欲があるのは幸せなことだ。
卓上の説明には、美味しい食べ方が書かれている。「肉汁がエキサイティングに跳ねます」とあった通り、運ばれてきたハンバーグはジュージューと大きな音を立てて目の前で輝いていた。エプロンは着用必須だ。
多少熱い思いをしても、果敢にナイフで切り分けて口に運ぶ。美味しい。目玉焼きはライスの上に運んでから黄身を割るのがよいとあったので、その通りにした。ジューシーなお肉と黄身を絡めると、さらに美味しい。
熱々の鉄板は、食べ終える直前まで音を立て続けた。食べ終えてもなお、ずっと触っていられないくらいの熱さが保たれていたのには驚いた。この店のエキサイティング要素を担う、頼もしさすら感じる鉄板だ。
お値段的には少し高く感じるので、またここぞという時に食べに来たいと思う。
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