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世界とわたしはつながっている~随筆プラットフォーム設立への思い

【随筆】とは
心に浮かんだ事、見聞きした事などを筆にまかせて書いた文章。そういう文体の作品。
出典:Oxford Languages

ただ生きていても見落としてしまう
掬っても溢れ落ちてしまう
そんな「物語」がこの世界には転がっている。
転がる「物語」に気づかぬまま
日々の忙しさにかまけて生きるのは
なんて人間性の無駄遣いなのだろう、

そう考えたのが、随筆プラットフォーム設立のきっかけだ。

今は、
日常、旅、文化、恋愛・ジェンダー
の大きく4つのカテゴリにわけて、つらつらと綴ってみたい。

朝起きてから、夜寝るまで、24時間の間にいくつ新たな発見があるだろうか。
ヴェニスに残る先人の息吹こそ、マルコ・ポーロに旅をさせたらしい。
映画、本、舞台。誰かのために作られた作品に、何度わたしは助けられただろうか。
恋愛なしにわたしの人生は語れない。それくらい、たくさんの恋をしてきた。
その度に、「性」という壮大なテーマに頭を抱えるほど悩まされた。

表現方法は数多あるけれど、
まずは「言葉」ではじめてみたい。
それも形式張ったものではなく、随筆の如くぼーっと思い浮かんだことをそのまま言葉にしたい。
26年間、わたしはいつも誰かの言葉に助けられてきた。
それは、ひとの生の言葉の時もあれば、手紙やLINEの時もある。
誰かのブログだったり、映画や舞台の台詞の時もあるし、
はたまた散歩中に出会った道端の看板や、出勤中に満員電車でみた駅の広告だったりもする。
世界のどこかで誰かが一度でも自分と同じようなことを考えて悩んでいたから
どこかに言葉が残されている、そう思うだけで背中が自然と押される。
それは、言葉の後ろに存在するのは、やっぱり「ひと」だからだと思う。

わたしが日々感じる違和や、疑念や、信念や、想いは、
地球の片隅で存在する小さなことではなく
実は非常に普遍的なもので
この世界の誰かが同じように感じているのかもしれないと思うと
書かずにはいられないのである。

ホモサピエンスが生き残った理由、それは「物語」に共鳴できたからだ。

このほしに生まれた同じ地球人であることに共鳴し、
日々を祝福できるような随筆集。


世界とわたしはつながっている。

2021/3/10


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