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はじめに

はじめましての方もお久しぶりの方も昨日お会いした方も皆さま、りりこの畑へようこそ!
このnoteにはお茶にまつわる自由研究の記録をつけていきます。今日のわたしがどんな風にお茶を愛でているのか観測しておきたいなと思い、はじめました。
観測したいなと思ったわけは後に綴ります。焦らしてしまっていたらごめんなさい。それでは、はじめに自己紹介してみようと思います。

お茶にまつわる活動をしている大学生です

お茶と企むことがだいすきな20歳です。学生生活を送りながら、カフェをつくったり、農家さんと一緒にお茶をプロデュースしたり、家でお茶を育てたり、全国の茶畑を巡ったりなどお茶にまつわる活動をしています。お茶、つい心惹かれてしまいます。知れば知るほど知らないことが増えてゆく…!ちなみに大学では「地上学」(応用的なランドスケープデザイン)という、「景観をはじめ様々な事象を”読み解いていく”学問」を専攻しています。この学問もまた、とってもおもしろい。

①キッチンカーを用いたカフェ「あったまる」 創業

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大学1年生の頃のことです。キャンパスにほっと休まるような、こころと身体があったまる空間があったらいいなと思い、つくってみることを決意しました。当たって砕けろというままに、友人のかこちゃんとふたりで、大学への交渉と周囲の方々にご協力を仰ぎ、無事開店。やってみてはじめて、お店をつくるってこんなに難楽しいのか!と。お店って世界なんです。お店がとある場所に置かれた途端、そこはもう他とは異なる空気が流れる。何色に空気を彩ろうかなって企む時間がとっても大好きでした。過去形なのは、キャンパスがコロナで閉鎖してしまったことを境に休業(冬眠)したからです。いつかまた何らかの形で目覚めることでしょう。(ちなみに現在は空間分析して学会に出すなど学術の面から栄養を蓄えています!)

②Tea project「新茶"環"」 プロデュース

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"Stay Home"が連呼される日々、いろいろなことがいつも通りでなくなってしまいました。より一層、こころと身体がほっと休まるような空間をつくりたいという気持ちが積もりきっていた頃、Tea Roomの岩本さんにお声をかけていただき、新茶を販売する機会をいただきました。「新茶」とは一番摘みのお茶のこと。1年の中で最も栄養が含まれているお茶でありながら、飲食業界へおろすことができず行き場を失っているときき、いてもたってもいられず、オンライン販売を行いました。

私たちの思いを「新茶"環"」に込めて、渾身のお茶ができた!と張り切っていたはいいものの、現実の数字と常ににらめっこ。とってもいい経験だったなあ。どうしたら数ある選択肢の中から他でもない「新茶"環"」を選びたいと人は思うのか、すごくすごく考えて動いた記憶があります。

③茶畑巡り「Tea journey」旅人

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②で触れたTea project「新茶"環"」のふるさとに訪ねる機会をいただきました。水野さんと池崎さん、その節は快く迎え入れてくださって深謝します。
お茶のパッケージでよく見る「浅蒸し」とか「深蒸し」とかって、一見ふーんと見逃すこともできますよね。ただ、販売する立場についてみて農家さんが我が子のようにお茶を育てていらっしゃる様子を拝見し、見逃してられない、お茶の個性をもっと知りたい!と思っていたところでした。とはいえ、情報だけではなかなか実感できず…。そんな時に、お茶畑に訪れて、「ああなるほど」ってなんだか腑に落ちたのです。例えば、先に例としても挙げた「浅蒸し」は、「今そこに見えている山が日光を程よく遮ることでお茶が固くなりにくいから」だと実感できる。その感動のような、安心のような感覚がきっとずっと心に残っていて、だから、自分の口にするお茶の行方を追っているのだろうと思います。茶畑巡り「Tea journey」の様子もまだ生あたたかいうちにしっかり茶録へしたためたい。

④しずくちゃん(茶) 育ててます

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やぶきたという品種のお茶を1本育てています!無名's CLANさんが「心向樹さんというお店にお茶の苗が売ってるよ」と教えてくださいました。ひょんなご縁から次の日、友人のゆうたんばりんが届けてくれて、大感謝。ゆうたんばりんも同じタイミングで1本お茶の木を育てはじめたので、彼女とはママ友になりました。笑 日々しずくちゃんと向き合っていると、いかに農家さんがすごいか実感します。今後、しずくちゃんについても記録していこうと決意!

「観測しておきたいな」と思ったわけ

冒頭に「観測したいなと思ったわけは後に綴ります。」と言っていた件です。さて、「観測したいなと思ったわけ」、1つはシンプルに記憶は冷めてしまうからです。ここで記憶を言葉にのせ、保温しておきたいなと思いました。もう1つは、いろんな方とのご縁や偶然の連なりによって成立している「お茶の自由研究」を自分の中だけに収めておくのはなんだか違うなって思ったからです。今回のnoteを振り返るだけでも何人もの人の顔が浮かびます。誰かのためにとか大それたことはいえません。ただ、この茶録をたまたま手にとった人の心に種のようなものを蒔くことができたらいいなあなんて妄想しながら今回は締めたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2021/05/29 山田 璃々子

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【おまけ】
●大学入学後にキッチンカー運営に挑戦! 自身が抱いた興味や違和感を原動力に行動し続ける 山田 璃々子の生き方とは(U-29.com)

●山田 璃々子(彩才兼備)

●元セブン会長のリーダー論「決めれば人はついてくる」(
NIKKEY STYLE U22)

●創業300年中川政七商店13代目 学生も変化起こせる(NIKKEY STYLE U22)

●Tea Review (HANARIDA)







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