「愉しい」や「心地よい」の中に健やかさのヒントがある

つい最近、私は絵を描き始めました。東京・銀座に本店のある「月光荘」という大変素敵な画材店さんを紹介してもらったことがきっかけです。

元々月光荘さんのノートが好きでしたが、直営店には行ったことがなかった私。ある日、たまたま知人のお誘いでお店に行ってみたわけです。
絵の具のお試しコーナーの前で足を止めていると、優しい店員さんが「どうぞ好きに遊んでみてください」と。早速紙にスーっと線を引いてみました。
「・・・あ、なんか楽しいかも」と思いながら、試し描きに没頭する自分。そう長い時間ではなかったですが、遊び終わった後のスッキリと満たされた感覚ったら。
そんなこんなで私は絵の具を買い、毎日絵を描いては、マインドフルネスな時を過ごしています。

日常の中で「愉しさ」や「心地よさ」に浸る

私は普段、会社で働く人の健康に関わる仕事をしています。有難いことに、様々な職種、年齢の方とお話する機会があります。その中で、”いつみても機嫌よく、楽しそうに働いている人”と出逢うことがあります。秘訣を尋ねてみると、大半の方が、日頃から自分にとって愉しい・心地よいことに触れる習慣があることに気づきました。

働いている以上、生きている以上、ストレスがゼロになることはありません。良いことも、そうでないことも、人にとっては「刺激」になり「緊張」が生まれるからです。だからこそ、何かあってもなくても、写真・アロマ・家庭菜園・瞑想・絵・音楽・入浴・運動など、とにかく愉しい・心地よいことに浸る時間をもつ。忙しい時こそ、数分でも自分と繋がり、心や身体をリセットしたり、リフレッシュする。

「何でもないこと」の積み重ねが、たとえ、変化の大きい環境下で自分の状態が揺れ動いたとしても、彼らの健やかさを支えているのだと思います。

トトノエルあとりえ

私のインターン先である「ひととてま」さん。昨年から内部向けに「セルフケア保健室」という活動をおこなってきました。心と身体を整え、自分のベースを上げていく。同時に自分の軸・拠り所をつくり育てる。素敵な活動をしている会社様の一つです。

半年ほどやってみてのチームメンバーの感想は「社内だけでやるの、もったいなくない？」でした。なので、今後は、もっと気軽に、どなたでも愉しい・心地よいことに触れていただける活動を目指してみたいと思います。
（個人的には、今回月光荘さんや知人からもらったような”偶然の出逢い・きっかけ”がこの場からも生まれていくと嬉しい。）

9月3日は「あとりえ開き」の日

初回は「てしごと」「おはなし」などを企画しています。この活動に「いいね」と共感してくださる方々の力をお借りし、ブラックワーク刺繍、マインドフルネスのお話、現役保健師さんとの個人セッション、おむすび夜会などを準備中です。

申込み詳細：https://forms.gle/iK4Kam8LqgsMmeAs6　※単発・複数参加可。

（私は、昨年から学び始めた「薬膳」を活用したスープをお作りする予定です）

新しくはじめる活動。継続して活動していけるよう、少しずつ大切に育てていきたいと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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月光荘さんのHP：https://gekkoso.jp　

ひととてまHP：https://hitototema.com

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