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海中は賑やかな音であふれている。例えばハマグリは「ジュ―」、魚は「ブー」

海の中は静寂で包まれているわけではなく、実に賑やかな音であふれています。

イルカやクジラはチュッとかヒューヒューという音を出すし、ハマグリやエビが集まっている所では、ベーコンがジュージューと焼けるような音が聞こえる。魚の中にも、浮き袋を使ってチュッとかブーブー鳴くものがいる。(引用:「海の構造(朝倉書店)」pp.43)

イルカやクジラが鳴くことをご存知の方は多いと思いますが、ハマグリが「ジュー」とか、魚が「ブー」といった音を出すことはご存知ない方の方が多いのではと思います。せっかくなので、ジュ―とブーをご紹介したく、参考になりそうな動画を探したのですが見つけられなかったので、クジラの声を実際に記録した動画を貼っておきます。こんなにかわいい声を出すんですね。

他にも海中には船舶、潜水艦、地震、水中地すべり、氷河から氷山が分離する音などがあり、意外にも音が賑やかな場所だったりします。音は空気中よりも水中の方が速く、遠くまで伝わる性質があるので(※)、そういった性質も海中を賑やかな場所にしている要因になっているんでしょうね。(※)音の水中速度は約1,500m/秒で、圧力の増加<深度>とともに早くなり、温度の低下とともに遅くなる





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