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虎に翼 感想

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元パラリーガルの視点から書きました。 皆さんと相容れない点、多々あると思いますが、ご容赦を。 参考になるなら、うれしいです。
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#弁護士

【虎に翼 感想】 6/21 道男の巣立ち

道男の謝罪 はるさんの葬儀が無事終わった。祭壇には、花と写真とともにお骨が置かれている…

おっちぃ
3か月前
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【虎に翼 感想】 6/20 はるさんの死

寅子の言うとおり、急なことであった。そんなに心臓が弱っていただなんて。 花江が先にはるさ…

おっちぃ
3か月前
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【虎に翼 感想】 6/19 道男の傷をえぐる猪爪家

道男が余計に傷ついてしまった。昨日、轟が心配していたとおりになっている。よねに知られたら…

おっちぃ
3か月前
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【虎に翼 感想】 6/18 それぞれの理想と現実

親を亡くした子どもたちの現実 轟法律事務所(旧カフェー燈台)に集まった明律大学同期の5…

おっちぃ
3か月前
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【虎に翼 感想】 6/17 明律大学 同期5人の再会

昭和24年1月3日 猪爪家も、少しはお正月の光景らしくなってきている。昭和21年のお正…

おっちぃ
3か月前
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【虎に翼 感想】 6/14 家庭裁判所、発足

直明に託す寅子 “一番大事なことは何か” 仕事をしていると、いや、仕事だけではなくても、…

おっちぃ
3か月前
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【虎に翼 感想】 6/10 花岡の死

花岡の死 花岡は誓っていた。「正しい道を進む」と。 婚約をしていたことが発覚し、よねと轟に呼び出されたとき。よねが先に出ていってしまい、轟と二人きりになったときに発していた言葉だ。 この言葉は、目の前の轟に向けられているが、その実、寅子にも誓っていたのかもしれない。 このときの記事で、『「正しい道」の誓いが後々、辛いことのフラグにならなければいいのだけれど……』と書いたのは、花岡のモデルとなった、実際に餓死した裁判官の出身地が佐賀だということを、多くの視聴者とともに知っ

【虎に翼 感想】第43話 直言の懺悔室

朝ドラのセオリーをことごとく覆す朝ドラだ。 優三さんの死亡告知書を直言が隠していたのは、…

おっちぃ
4か月前
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【虎に翼 感想】第42話 家族のために

終戦後の生活 不器用な寅子が、直明とともにマッチのラベル貼りと箱詰めの仕事をしている。…

おっちぃ
4か月前
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【虎に翼 感想】第41話 終戦

直道、戦死 第9週は、花江の慟哭から始まった。 昭和20年7月、直道、"南西諸島方面にて…

おっちぃ
4か月前
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【虎に翼 感想】第40話 優三の遺言

出征 優三さん、無理だよ……現代だったら何がしかの病名がつくかもしれない、そのお腹を携…

おっちぃ
4か月前
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【虎に翼 感想】第39話 よねとの決別

なんだか10年以上前のことを思い出してしまった。昼休みに外食に行ったとき、隣のテーブルに…

おっちぃ
4か月前
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【虎に翼 感想】第38話 穂高教授の“石の穿ちかた”

昭和18年6月 冒頭から不穏だ…4月に戦死した山本五十六の国葬のニュースがラジオから流…

おっちぃ
4か月前
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【虎に翼 感想】第37話 荷物を降ろせない寅子

ローリング寅子 そうか!ローリング布団入りの技は、この当時からあったのか!この技は私も既に習得している。 「寅ちゃんには指一本触れないから」と、結婚初夜に宣言してしまった優三さんは、その誓いを律儀に守っていた。となると、この膠着状態を打破するには、寅子から行動するしかない。 だからといって、決して寅子が “肉食” のような描き方をするのではなくって、優三さんの言葉により、自然な感情が寅子を揺り動かしたのがよかった。 優三さんは、寅子が高等試験を合格するか諦めるまで自分