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YouTuberが面白い面白くない件

  

いま話題らしいですが、TVerで

大悟や粗品の話、酒のツマミも観た


両者とも言い分あって当たり前

ただし、時代はどっちかに寄せて

パワーバランスを自分の有利な

方向に導いていくから、必ずね

今後はどっちが強くなるのか?


生まれた時代や環境が違うと

面白いものと出会い方や捉え方

形成されていく過程も異なる


互いに前提が違うっていうことも

みんなわかってきてるとは思うが

人間は感情があるからね


引っ張り合って争うのか

互いに協調しあう道も探るのか

難しいところではあります


テレビ出ている芸人をイメージするプロ

それ以外の一般人らを素人とするならば

動画配信する素人に対し、プロは


あまり素直に面白いともいえないし

よほどのステータスまで上がらないと

面白いとは言いたくないみたいな


素人がプロの真似に近いことをする

これは昔からやってることなので

ヤメロということはまず不可能です


プロと遜色ないツールが使える現代

昔と違うのは好きな物事を

それを好きな人が応援するっていう

カタチができてきていること


応援したければ直接支援もできるし

お互いが納得するならば、成立する


ただ、紡いできた芸能人たるもの

的な発想から考えてみると

あまり乱立されても困るみたいな

タレント価値が失われていくような懸念


選ばれた者たちのプライド、ステータス

プロ界隈でマウント気質も育まれてる

素人側もそのマウント十分に感じるから

余計に気にし合う部分もある


広告収入的なものをプロの芸人よりも

多く得ている人もいるでしょうから

その事自体、なんかムカつくってことも


だからそんな面白くもないのに

なんでそんなに稼げる?って

世の中のやったもん勝ち的な

流れに不満が


プロフェッショナルとして

選ばれあるいは勝ち取って

立場を認められた芸人にとって


同じルートで直接、勝負して

勝ってからじゃないと認めない

気に食わないんだと感じても

不思議じゃないことですね


面白いの質もそれぞれですし

お笑いがマウント取りたい面白さは

大悟の言ったように


興味がない人を振り向かせて

嫌いでも笑わせてしまうことが

できるのがプロ、そういう状況で

日々芸を磨いているのがプロ

ってのもわかるにはわかります


逆に好意的な人ばかりだと無意識に

好意的に見ようとしてしまうバイアスが

どうしても生まれてしまうんです


それでまた、好意的でない人が見るとき

実は、私たちも素直に観ていない笑


どちらかというと笑わないぞという

意識が強めに出てしまっている


これは無自覚に出てくるので

自分の感情を公平に保てない限り

実は公平じゃないっていう状況

公平に見るのはすごく難しい


だから、そういう相手であっても

結果的に笑わせてしまう能力を磨き

それがプロとしての矜持となる


素人に負けたくない気持ちは

そのやってる事に対するプライド

簡単にできないことを芸として

やってみせるための才能と努力


でもやっぱりね、お金で報われないと

どうしてもツライし、悔しいんだと思う


やっぱり広告収入を得られるしくみが

与えた影響って大きいし、価値観変えた


撮影など一部しか使えなかった

ツールが一般化して普及したことで

特別な技術がなくてもそこそこの

映像や加工もできてしまうから


選ばれた人だけがやるジャンルでも

なくなってしまったことによって

価値観が変わり、価値が崩れてきた


プロは経験者だけが経験を語るべき

素人は自分でやれるのか?やれないだろ?

だったら文句言うな、言うなら

自分もできるようになってから言え

って論調はよくありますよね?


プロスポーツになりきれていない分野で

経験者が素人にマウント取るパターン


これをしてる段階ではそのスポーツは

本当のプロでなく、単なる職業プロ

なだけだと思ってるんです


本当のプロっていうのは

プロアマすべて立場も遠慮もなく

大人から子供まで話せ、主張できる


その雰囲気が出来上がってる環境が

あるものこそ、一流のプロスポーツ


おそらくそれはいまのところ

プロ野球のみですね、サッカーは

まだそこは残念ですがダメです



職業としてプロでプライドを持つ

芸人だけがやっていいわけでもない

笑うことにレベルは関係ない

みんなのための自由なものです


人間が自分たちで楽しむことを

笑って楽しんで、できることを

誰が止められるだろうか?


結局、お金が生まれてしまうしくみ

広告収入を得るしくみをやめれば

いいだけだと思うんですよ


そうなるとお金にならないと思えば

好んで動画制作もしない人もいるし

他人の発言の切り抜き、二次使用も

ネット記事も縮小していくから両得


ホントに好きで上や下などのような

ウマイとかヘタとか気にしなくていい

仲間内で楽しむことも当然当たり前に


純粋に個人で楽しませる人、楽しむ人

というコミュニティでやるのならば

芸能人の側も文句は言わないだろう


本当に応援したくてお金を生ませたい

そういう応援の仕方をしたいなら

各自でさせればいいし、広告収入という

やり方を避けても応援や支援も含め

楽しむことはできるはずですからね


でも矛盾しますが

なんだかんだで収入をそれで

得られるということが

いろんな意味でモチベーションの

核だと思いますよ


エスカレートして感情を逆撫でし合い

社会全体のためにならないのであれば

広告収入に関する規制をつくればいい

たとえそれが日本独自であってもね


まぁ、松本ならこの件について

どう思うのだろうなぁという

考えを聴いてみたい気がするけど笑


ワタクスの発想ではこれが

限界ですね笑


広告収入のしくみに法律で

なんらかの制限をする以外

互いがギスギスする雰囲気は

無くならないのではないかなと



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