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つかっていいから、つかうのだ。


ちょっとね、経済的なお話を。

素人ですが素人のほうが、という

手詰まり状況では功を奏すことも。


なんとなくですよ、なんとなく。

潜在的な消費意欲ってのが

世間にはあると思っているんですよ。


何かを買いたい、欲しい、食べたい。

いろいろとありますよね。

たぶん、ほとんどの人は常にあるでしょう。


たとえば財布に余裕があれば、

その意欲は行動として消費に

つながりやすくなります。


ということは、お金を遣いたい。

その気持ちはあるけれど、

ムダ遣いできない、と意欲を抑えている。


それはコロナ禍ということもあり、

自分の仕事や稼ぎがどうなるか

不透明でどう転ぶかわからないから、

守りの姿勢に入るわけですよ。

それってやっぱり自然な思考回路で。


裏を返せば、つかってもいいと

判断できるお金ならば私たちは

つかおうと思うわけですよね。


いまはそれぞれ不安を抱えながら、

欲しいものを自己判断で買う買わない

どうしても必要なら買う、つかう。


つまり財布のお金を少なくして、

必要最低限の消費に抑えて、

貯蓄を充実させておこうという

意識がはたらいているわけですよね。


キャッシュレス化を推進させて

少しでも払いやすく、目先をごまかし

つかわせようとしてるんですけどね。


それでも残高を強烈にいつも以上に

コロナ禍後は意識するようになっている。


ということは、ですよ。

たとえば、定期的に年金のように

一世帯あたり5万円が給付されるとします。


年金支給が偶数月なので、

仮に奇数月に支給するとします。

2か月分で10万ですよね。


すると心理的にはつかっていい10万円が

できるわけですよ。収支の計画に

計算できる金額ができるわけです。


そして、そのお金を次の支給までに

つかうことでなんらかの優遇措置がある。

そうなると、みんなつかうんです、きっと。


貯蓄に余裕のある人はこれなら、

つかってもいいなと思えるからつかう。

これで貯める人がいたら叩かれる(笑)

そういう風潮にもっていきましょう(笑)


その際、大事なのは現金で紙幣や硬貨で

支払い流通させることを意識させること。


ネット通販で買って支払ってしまうと

流通が実感できないし、一部の企業だけが

潤う悪い流れをつくるからです。


あえて地元で地域で

現金で消費してつかう。


よく映画やドラマなんかでもあるけど

デジタルにすればするほど有効なのは

アナログみたいなこと。


ネット上では誰かに気づかれてしまう。

だから、手書きの手紙でやった、みたいな。

ネット上に痕跡を残すよりも忘れがちな

アナログな方法が盲点になるみたいなこと。


いまよりもお金をつかう流れが

生まれてくると思いませんか?


いまはムダ遣いはできないという

心理が強く、強くはたらいている。

だから消費も行動も意欲も、冷え込む。


それでも私たちは感染予防対策を

徹底しておりますと、アピール。

それだけじゃ、ダメなんですよ(笑)


つかえるようにお金を配り、

意識的にみんながつかって流通させれば。

なんとなくおもしろいでしょ?(笑)


正しくやろうとしたり、

マジメにやろうとしたりして、

いつも苦しくしてしまう私たち。


だから、だから、逆をやってみる。

実は考えに考えて、やろうとするあまり

どんどん難しくなっていくのが、

現代人の心理的なワナなんです。


つかわせ方を工夫することで

内需は活性化すると思うんですけどね。

たぶん、気持ちのタガを少し外す。

緩められる政策が必要なのかなと。


これも頭のいい人たちが考えてる、

すべて逆のことを、あえてやること。


たぶん、そっち方向で大胆にやらないと

打開できないのかもしれませんよ。


頭のいい人たちにとっては、

腹立つかもしれませんけど、

世の中って難しくなればなるほど、

単純な仕掛けのほうが動くのでは?


これを1年やってみましょうよ。

借金つくったってこのままのしくみでは

何も変わらないんですから。


前も書きましたけど、給付金が

2回目も、3回目もあると

アナウンスしていれば、

みんなつかっていたと思うんです。


決めかねるから2回目は未定

とか濁してしまったから

逆にみんな、つかわなかったんでしょ?


たぶん、ちゃんとやろうとしすぎ。

ちゃんとやったらみんなが動くと

思ったら大間違いなんですよ。


コーノさん、これやりましょうよ(笑)



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