見出し画像

解除と第二波の乗りこなし。


ドイツのサッカー

ブンデスリーガが再開するそうで。


ドイツのブンデスリーガは

知る人ぞ知る、Jリーグのモデル。

地域密着をうたい、お手本となった。


ドイツは規律正しく、

キッチリと役割をこなす。

そういうイメージから、

日本人とも共通する部分が

結構、多いと感じる国です。


日本とドイツ。似てはいるものの、

異なるのは、決断して実行すること。

質実剛健さというか。派手さはないが。


こねくりまわさず、シンプルに

良いと結論づけたことを実行する。

その伝統は守られているみたいだ。


日本は誰も傷つけずにやろうとする。

そして100%を無意識に要求する。


やってくれるという受け身全開で

体ごと預け、介護されるようなスタンス。


受け手も傷つけられてしまうとか

迷惑をかけてしまうからという理由で

避けてしまうがゆえに、反発にあって

いつまで経っても前に進まない。


そのドイツも含めて世界中でいま

解除で生じる事態の各国の状況をみれば、

一目瞭然なことがありますね。


あぁ、人ってやっぱりこうなるんだな。

それを学習できる立場にいる日本。


もともとコピーキャットと揶揄されるほど、

他人のアイデアを無許可で拝借しつつ、

自分たちに合わせて本家を超えるほど

カスタマイズしてきた文化をもつ。


じゃあ日本は第二波を避けるために

どんなことができるのだろうか?

という検討はしているハズである。


ただし、ここからが大事。

第二波は避けたらダメかもしれない。


どうしたってずっと抑えられてきた

ストレスの解消へ、我先にと

国民が向かうのは間違いない(笑)


そこまで利口な欲を抑えられる人間なんて

この現代においては、そうそういないから。

世界中これは変わらないでしょう。


とにかく耐えることをしない日常を謳歌。

この10年でさらに加速してしまったから、

コントロールできない状態は必ず生まれる。


だからあえて、第二波は来るテイで

考えて想定しながら、自分で行動の自粛を

コントロールするしかないんです。


みんな出たがるから、出ないとか。

みんな出ないだろうから、出るとか。

常に表裏一体の心理状態で

横並びならぬ横にらみをしながら。


でもね、おもしろいくらい

人間のもうそろそろいいかな?って

行動するタイミングって

見事にかぶるんです(笑)


みんな同じこと考えてるからね。


んで、いっつも自分を棚に上げて

他の人が遠慮すればいいじゃないか!

と思っている(笑)


外国人はやっぱり我が強いから

強めのコントロールが必要であって

それくらいでちょうどいい。


おそらく経済との両にらみで解除して、

第二波も想定済みのことなんでしょうね。


いちいち目の前の感情で動く国民より、

何手も先を読み、想定しているんでしょう。


いったん国民のガス抜きさせつつ、

もう一回クギ刺して、ピリッとさせる。

そのほうが少し健全かもしれない。


日本人は諸外国に比べると

むかしから自分の意思の表明を

表立ってするのはヘタだったんですよ。


だからコントロールしやすかったけど、

ネットの普及で、表立ってきたんです。


つまり、日本人も諸外国と大差ないことが、

可視化されてわかってきたただけなんです。


シンゾーアベが日本人には、

日本人のやり方があると信じている、

その日本人っていうのは、

ネットで可視化される前の

昭和や平成前半の日本人なんです。


コントロールしやすい日本人。

言論封殺しやすい日本人。

黙ってやったらバレない日本人。


ワタクシも昔ながらの日本人の

気質のイメージはわかりますよ、

日本人の組織力というか団結力というか。


でも届かない声が、

自分にも相手にも届いてしまう。

そういう世の中にしてしまったんです。


ならば、それは自分自身で

コントロールするしか道はない。


誰かにお金を払ってるから任せるのは、

もう逆に時代遅れな発想になってくる。


揃えて、整えて、できるように

しちゃったんだから。

あとは自分でコントロールする。

それしかないのではないか。


他人を責めるのも自分のコントロールが

足りないからなのかもしれないし。


少しずつ、私たちは自分なりの逃がし方を

みつけないといけないのかもしれない。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?