被災者の心の信号機。


テレビメディアの報道スタイル。

やっぱり無意味だなぁと思うね。

現場に入る意味を、どこに見出すか。


彼らメディアは被災者に定番のごとく

インタビューを続けて、早く支援が

行き届いてほしいと言って締めくくる。


これが、なんの効果があるのだろう。

放送したら、早く着くのか?進むのか?

マイクを持ってる人間も心の中では

絶対にわかっているはずなのにね。


メディアがすべきことは支援が遅く

動くに動けない状況や組織が原因なら


役所や関係箇所に積極的に聞くべきだ。

メディアの私たちが直接伝えますと。

だからどうしたい?何伝えればいい?と。


役所等⇔メディア⇔被災者、避難者

一番伝えられるのはキミらですよ?


この「あいだ」にいるのだから。

貴重な生身のコミュニケーションツール。


あいだに入って、双方に効果的に

何か、意味ある効果がはたらかないと

ただの「ジャマ」な存在でね。


深刻そうな顔と声で全国に伝える

その使命感、少しでも役所と住民の

あいだに立って橋渡ししてあげたら?


音声、映像、撮ってあいだをつなぐ。

通信できなくても移動して映像を

その場で見せればいいのに。


報道に関わる行為のみに限るから

許されて入っているのだろうけど。


ルールがジャマなら一時解除しようよ。

それで物事が緊急時に進むのであれば

そうするのが自然なことで理にかなう。

もっと頭を柔軟な意識強めに持ってよと。


一番適役ではないの?君たちが。

細かい少しの配慮が気持ちを和らげ

少しの安心、気分転換、笑顔になる。


嫌な思いをぶり返すことを聞き

どんな様子だったか詳しく説明を求め

いまの気持ちは?とトドメを刺す。

そう見えてるよ、コッチにはね。


資料映像として大事な仕事をしてると

だからこれは残さなければならないと。

全国に世界に伝えなければならないと。


使命感に酔う日本人のコスパの悪さ

もうね、見たくないんですよね笑

仕事だからと子育てから逃げる人のよう。


目の前で困ってる役所と住民の

両者を繋げられる効果的な存在なのに。


なんでこんなに横や前に立って

カメラやマイクを向けて撮ってるのか。

常にウザくてジャマでしかない存在。


お前、その手に持つもの違うだろ。

手伝えよ、仕事とかそんなんじゃなく。

心の中でつぶやくがSNSには上がらない。


早く情報や物資が被災者のもとに

届くことを願っています。以上です。

それは、現地にいる人間として正直

どんな神経して居座ってるのだろう。


資料映像と救える人と同時にできない

ならば、報道の「べッパン」をつくろ。

被災者のための報道べッパンを。


記録でき伝えられるツールを持つメディア。

意思の疎通がうまくできない役所と住民。

繋いであげたらいいじゃないか?


相手の話を聞く、引き出す、問い直す。

そこらの素人より聞きたいことを聞けて

それを映像に収め、取りたい瞬間を見逃さず。


そのポテンシャルを被災地で活かすこと

じゅうぶんに可能ではないだろうか。


こういうとき法律にガンジガラメになり

ドローンを許可なく飛ばせないからと

どんどん後手に回って手遅れになったり。


一日の遅れが生死を分ける。

そこを助けられるポテンシャルがあり

ツールもフットワークもネットワークも。

すべて持ち合わせているのに。


もっとできるんだよ。

報道のべッパンがいれば。


少なくとも別動隊をつくり

自らがコミュニケーションツールに

なって困った人たちのあいだで


動いて伝えることってそんなに

しちゃいけないことなのかね?


人間ですよね?その映像の中に

あなたが動いて役に立てる被災者は

そこに何人映ってますか?


被災者の心の信号機はいくつ見えますか?

あなたはロボットではありませんか?






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