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課題の大会トータルコーディネートについて


「お前らまだ攻めるのか?正気か?」

漫画のフキダシの発言のような画が

頭に浮かんできた、パラグアイ戦


先日書いた日本のやり遂げたい欲求

強めなのは選手たちも同じだった

マジメにもほどがあるという側面


一戦必勝すぎるし、その後のトータルの

試合数を考えているとは思えなかった


得失点差や勝ち抜きではない視点で

ペースダウンがまだ性に合わない

そのリスクを選択してこないのが

日本人の特徴でもあるからだろう


やっぱりペースを落としていいと

言われたとしても日本人はできないか


目の前に仕事があると仕事しちゃう

うまく休めない感覚と近いものがある


よくMLBなんかでは大勢が決した

大差の試合なんかで、相手をそれ以上

傷つけないというか、互いに気をつけ

あまり刺激しないような不文律がある


ワタクスも詳しくは知らないので

雑に書いたけれど、そんなマナー

みたいなものがパッと浮かんできた


あまり相手を刺激すると良くない

という考え方に勝るは、強固な

自分たちのパフォーマンス遂行意思


つくづくVARのある時代で良かった

正直に誠実にプレーすれば報われる


退場になるまでは相手のシレッとした

ラフプレーは南米らしさまるだしで


これがまた昔の南米選手みたいで

ちゃんと故意じゃないアピールして

相手を踏みつけるのはもう役者だ


でももう記録され検証される以上は

ヘタなことができない時代になった


アジアの予選のカタール戦かな

相手キーパーがシレッと腹蹴ったの

あの時もそうだったけれどね


大久保嘉人とかはアレに近いけども笑

日本では生理的にも嫌われそうな行為


でも良い面としては戦う意思が

明確に示せてナメられてたまるか

っていう臆病にならないメンタル


潔癖なクリーンさや理想だけでは

乗り越えられない壁がこれまでは

あったんです、ずっと課題として


VARが救世主となっての日本のターン

でもねそこからですよ、きっと


まだなんというか一生懸命すぎて

後で息切れしてパフォーマンスが

低下していく予感しかないから

メンバー入れ替えするとしてもね


予選3試合、決勝T最大3試合

これを五輪日程からはみ出して

ギッチギチに詰めこむ真夏の苦行


全体をマラソンだとして考えると

最後トップでゴールするために

体力をムダに使わず温存させる


これを当たり前にできるかでね

金メダルを意識するなら尚更である


自分一人でやろうとしても

監督も控え選手も理解あるか

共通理解があって緩めるような

意識はあまり感じなかった


そしてもっと大変なのは

メディアや視聴者含む大衆が


まだ1戦目トータル決勝まで

考えるとそこまでエネルギー

使ってやらなくてもいい


省エネで中2日で行くことを

考慮してペースダウンを優先する


それが当たり前だという理解が

まだ浸透してないので難しいが

やるべき時にもういるのでは?


陸上や水泳など予選から決勝と

1日で最後までタイトにやる日程から

当然予選のレースの最後緩める

あのイメージと同じ感覚


体格的にはパラグアイのほうがゴツい

明らかに小さくちょこまかする相手選手を

威嚇するような感じに見えましたね


独特の敏捷性と変わらぬリズムで

継続性を兼ね備え動きを止めない

日本人はある意味、脅威であろう


まだダルい雰囲気でバレないと

思い込みいつも通りズルしたら

防犯カメラにしっかり取られる

老獪な戦士たちのパラグアイ人


彼らから学ぶことはないかもだが

試合運びやペースダウンを

状況に応じてできるように

ならなきゃまだ頂点は遠いか


コーナー付近でボールキープ

そんなことじゃない老獪さが

求められているのではないか


中2日で続く日程、グループを

突破してもそこからが本番で

各国ともそこからギアを上げる


日本もそういう位置を意識する

結果を出せるところまで来た


しかしここからはあえて抜く

緩めるような状況判断も

求められている事を忘れずに

偉そうだが笑、必要なことだから


たしかに胸のすく快勝だが

ワタクスはあえてそのムードに

打ち水してみたいなと感じた笑


まだまだこれから

何あるかわからんのだから




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