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#12 新若人におくることば③「わたしのテレワーク環境」

(注)2023春入社の新卒採用活動は終了し、採用サイトはクローズしています

こんにちは。旺文社採用担当Mです。家具・家電について私の周囲の一人暮らし男性を観測する限りでは、「炊飯器にこだわる人」と「寝具にこだわる人」の2パターンいる気がしています。最近炊飯器と寝具をダブルで買い替えてみたところ、QOL爆上がりです。

先週に引き続き、「新若人におくることば」をお送りします。当社の代表取締役会長(当時は社長)である生駒が、社内報に定期的に寄せていたコラム「新・若人におくることば リラックス」を再編集して構成したものです。

ちなみに最初にお断りしておりますが、本日のコラム、マニアックですので分からない方はうっすらと読んでいただければ十分です(私もほとんど知らない機材ばかりでした)。それではどうぞ!

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新型コロナ禍以来、テレワークが増えています。連日TV会議をやっているので、自宅の仕事環境を少しでも良くしようと日々改善を施してしまいます。元々機材好きだったので、環境整備がステイホームの趣味化してしまったと言っても過言ではありません。

先日の社内向けメッセージ動画配信で私のテレワークの環境を知りたいという声もあったので、今日はそれをご紹介しようと思います。これからテレワーク環境を充実させたいという方は、参考にしてください(無駄に配置されている機材も多いので、そこは見極めてくださいね)。

通常のデスクワーク用 メイン機種とサブ機種

■メイン機種

● iMac(27インチ, 2017)
1992年からMacintoshを使い始めて、これが8台目です。仕事ではWindowsですが、やはりMacの方が断然使いやすいです。

このマシンに、サブディスプレイとしてiMac(27インチ, 2012)とI-O Data(アイ・オー・データ)の24インチモニターをつなげています。TV会議の時などは、メインのiMacに話している人の映像を出して、左右に資料を複数出して打ち合わせします。トリプルディスプレイで78インチ体制ですが画面はいくらあっても困りません。あればあるほど便利だと思います。

■サブ機種

● iMac(27インチ, 2012)
上記の様にこのマシンはサブディスプレイとして使っています。以前のメインマシンを捨てないで活用しているのです。この頃のiMacだけが、外部モニターとして使えるという素晴らしい機能(ターゲット・ディスプレイ・モード)を持っています。現在のiMacにはこの機能はありません。

● VAIO S11
こちらは会社から貸与されているWindowsノートです。以前は出張やプレゼンに使っていましたが、今はテレワーク用です。11インチと画面が小さいので、iMacにつないでいるI-O Dataの24インチにミラーリングして使っています。MacからはHDMI接続、WindowsからはDVI接続して共存させています。

■テレビ会議用機材

テレビ会議用構成

● Blackmagicdesign ATEM mini(スイッチャー)
このマシンは、動画配信用の機材で、複数のカメラやパソコンの画面を切り替えて使うことができます。動画系の人なら誰もが知っている機材です。

ATEM miniを使うと、TV会議やプレゼンなどで、カメラ映像、プレゼン映像、資料映像などを切り替えて使うことができます。

● Panasonic DC-G99(ミラーレス一眼カメラ)
パソコン内蔵のカメラやWebカメラは画像の解像度が低かったり、画角の調整ができなかったりと自由度が非常に低い。そこで一眼カメラをWebカメラとして使う人が増えています。HDMI出力を使うと、ATEM miniを通してパソコンにつなぐことができます。

● iPhone X
DC-G99のサブとしてiPhoneを使うこともあります。使う頻度はiPhoneの方が多いくらいです。iPhoneを外部カメラとして使うには、カメラ映像をHDMI出力するアプリを入れるなど多少の工夫が必要です。Wi-Fi接続でつなぐことも可能です。

● AKG Lyra-Y3(USBマイク)
「動画の印象の6割は音で決まる」と私の動画の師匠が言っています。より聞きやすいクリアな音を求めて、オーストリアで設立されたスタジオ機器メーカーAKGのコンデンサーマイクを使用しています。これは正直、宝の持ち腐れです。もっと安価なダイナミックマイクで全く問題ありません。

● Apple AirPods Pro(Bluetoothイヤフォン)
テレビ会議をするときは、スピーカーから音を出すのはできるだけさけてヘッドホンを使用するのがマナー。ハウリングの発生を抑えるためです。私はAppleのAirPodsを使っています。無線接続なので、ちょっと席を外すときも音だけはフォローすることが可能です。マイク機能もあるので、ヘッドセットとして機能します。

■関連ソフトウェア

● OBS Studio for Mac
配信用ソフトウェアの定番です。FacebookやYouTubeへの配信ではマストなソフトですが、テレビ会議ではたまに動画を見せたい時などに使用します。(2020/6/1現在、Mac版のOBSは、標準インストールでZoomとの連携が取れません。ご注意ください)

● NDI HX Camera と NDI Virtual Input
前者をiPhoneに、後者をMacintoshにインストールすると、iPhoneがテレビ会議のWebカメラ(Wi-Fi接続)として使用できます。パソコン内蔵のカメラと違ってiPhoneだと自由にいろいろなものを映したり、画角を調整したりできるので便利です。また、画質も高画質です。AndroidとWindowsの組み合わせでも類似のソフトがあると思います。

■最後に

テレビ会議や配信、YouTubeなどの映像サービスがドンドン普及してきて、これまではプロやハイアマチュアの世界だった機材やアプリケーションが身近なものとなって来ました。

最近私が参加しているビデオコミュニケーションのコミュニティには、「こんな仕事でも映像コミュニケーションが進んでいるのか」と驚くほどいろいろな職種の方が参加しています。いくつか例を挙げると音楽家、セミナー講師、料理家、学校経営者、映像プロダクション経営者、デザイナー、幼児教育講師、英会話教師などです。この世界はこれから日々変わっていきます。このグループで情報とノウハウをキャッチアップすればするほど、私の機材がどんどん増えそうな予感がします。

注:この記事は、2020年6月4日現在の情報を元に書いています。現在の状況に適合しない内容が含まれている可能性があります。ご容赦ください。

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……いかがでしたでしょうか。「テレワーク推進」と謳いながら役職者は毎日出勤している、みたいな笑えない笑い話を聞くことがあります。しかし当社は、会長自ら率先して快適なテレワーク環境の構築に勤しんでいるというのは伝わりましたでしょうか。

テレワーク環境は社員ごとに色々工夫しているみたいですが、ひとつの「極」だと思います。なお会長に「オタクですか」と尋ねたところ「否定はしない」と回答がありました。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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