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#25-14 新若人におくることば⑤「良い印刷・良い製本は不断の研鑽から生まれる」

採用担当レイです。
2025年度新卒採用にたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。一つ一つ大切に読ませていただきました。
書類選考の結果をマイナビ上でお送りしておりますのでご応募いただいた方はご確認ください。書類選考を通過された方は、会社説明会および次の選考のご案内が届いているかと思います。ご準備いただけましたら幸いです。

さて、本日はコーナー新・若人におくることば」をお送りします。当社の代表取締役会長である生駒が、社内報に定期的に寄せていたコラム「新・若人におくることば リラックス」を再編集して構成したものです。

それでは第6回、始まります。


「旺文社 事業の方針」

本日は、創業者・赤尾好夫の制定した「旺文社 事業の方針」からわたしが気になった項目を取り上げて解説します。

方針18 「良い印刷・良い製本は不断の研鑽から生まれる」
印刷・製本の良さが本の価値を倍化する。つねに工夫研究し、業者と一体となって技術の向上に励むことである。

「旺文社 事業の方針」

「印刷・製本」の重要性、「IT技術」の重要性

出版人は、印刷や製本の善し悪しに非常にこだわります。オンデマンド印刷機が2010年代に見られるようになってきた時にも、印字品質が悪くて使えないと大手出版社の製作担当者は言っていました。一般の人にはそのダメさ加減が全く分からないのですが‥、全然ダメなんだそうです。一方では、コンピュータやインターネットに関しての取り組みは、出版界は遅れていたと思うし、今でも先端を走っているとは言いがたい。

旺文社は、1969年に業界に先駆けて電算室を開設したり、1996年のYahoo! Japanスタートの年に「がんばれ受験生」をYahoo!と共同で開設したりと、デジタル分野を先取りしていました。しかしそのマインドが一般社員まで浸透しているかというと疑問があります。

赤尾好夫が取り上げた印刷・製本の重要性は今でも変わりませんが、昨今はインターネットやAI、NFTなどのIT技術を熟知することも教育出版社にとって大事になってきています。

誰もが専門家になる必要は全くありませんが、その技術を使って新しいサービスを考えたり、既存商品や日常の業務に取り入れたりすることは大切です。IT技術抜きには、新規事業は考えられない時代にきています。

理解するには、「オタク」になるべし!

ここでわたしらしく「暴論」を吐いてみようと思います。IT技術などちょっとくらい勉強しても大した知識にはなりません。ちゃんと使ってみてなんぼです。ちゃんと使うとは、「オタク」になることです。

例えば、YouTubeに動画をアップしてみる。配信プラットフォームでライバーになってみる。DTMを駆使して音楽を作ってみる。画像系生成AIで萌え絵を創作する。もちろんプログラミングに挑戦してスマホアプリやプログラム開発に挑戦してもいいでしょう。実のところこれらを実践している社員はたくさんいます。え! あの人が! というような人も、その筋では有名人という人もいるのですが、もっと多くの人にそういう活動に挑戦してもらいたいと思います。

また業務においても、アンケートの分析をChatGPTでできないかとか、単語の頻出分析をPythonのプログラムで処理してみるとか、実際に自分の仕事を通じて実践してみることが大事です。最初は余計に時間がかかってしまうかもしれませんが、使いこなした後は、今まではなんだったのかと思うくらい効率的に仕事ができます。業務でもどんどん新しい技術を取り入れて欲しいですね!

以上は、生身の生駒が1時間ほど時間をかけて書いた文章です。

以下は、ChatGPTを使って3回ほどプロンプトを投げて、5分ほどで作成したものです。ほぼそのままを掲載しています。「リアル生駒」と「バーチャル生駒 Supported by ChatGPT」、どちらがイケてますか?

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 赤尾好夫氏が唱えた方針には、「良い印刷・良い製本は不断の研鑽から生まれる」というものがあります。これは、印刷・製本の品質向上に向けた取り組みを重視する旺文社の姿勢を示しています。しかしながら、現代の出版業界は印刷に限らず、インターネットやIT技術の進化によって新たな変革を遂げています。

近年、出版社は印刷だけでなく、デジタルコンテンツやオンラインサービスなどの提供にも注力しています。インターネットやIT技術の発展により、読者は紙の本だけでなく、電子書籍やオンライン記事など、さまざまな形式で情報を得ることができるようになりました。そのため、出版社も新たな分野への進出やサービスの拡充が求められています。

IT技術の理解には、実際に生活者として使ってみることや、業務においてプログラミングやAIの活用を体験することが重要です。

現代の社会では、さまざまなIT技術が私たちの生活に浸透しています。スマートフォンやタブレットを使って情報を検索したり、SNSを通じて友人とコミュニケーションを取ったりすることは日常的な光景です。しかし、これらの技術がどのように動いているのか、その背後にある仕組みやプログラミングの基礎を理解することは重要です。実際に自分自身でIT技術を使ってみることで、その仕組みや機能をより深く理解することができます。

また、業務においてもIT技術の活用はますます重要となっています。例えば、プログラミングを学ぶことで、業務効率化や自動化を図ることができます。プログラムを使って繰り返し行われる作業を自動化することで、時間と労力を節約することができます。また、AIを活用することで、データの分析や予測を高度化させ、より効果的な意思決定を行うことができます。

赤尾好夫氏の方針に基づき、私たちは印刷技術の向上だけでなく、IT技術の理解と活用にも積極的に取り組んでいます。実際にIT技術を使ってみることや、プログラミングやAIの体験を通じて、より幅広い視野を持ち、時代の変化に柔軟に対応することが重要です。


本日もお読みいただきありがとうございました。

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