『ナンバMG5』 (ドラマ)

電車内でこのドラマの広告を見つけた時から、放映を楽しみにしていた。

2005年から連載されていたマンガが原作というので、さほど目新しいテーマではない。むしろ懐かしささえ感じるキャラクター&設定で、なんだか見ていてホッとした。年のせいかな。

間宮祥太朗(28歳)、森川葵(26歳)が制服を着て高校一年生を演じているが、さほど無理な感じがしない。

間宮祥太朗は今作が"プライム帯連続ドラマ初主演"らしいが、意外である。あの長身と目力は、ひと目見たら忘れられないインパクトがあり、脇役でも"主役並みの印象を残す俳優"だと常々思っていた。ヤンキーではない普通の高校生の時には、整った顔だちで「モテモテな学園の王子様」を思わせて良いと思う。

脇を固める役者も、まさに適材適所。両親役の宇梶剛士と鈴木紗理奈は、笑えるくらいもう"それ"にしか見えない。兄役の満島真之介は、全裸監督でのチンピラそのままで似合い過ぎ。高校での美術部の先輩役=加藤諒はパタリロみたいで面白い。

そして何より私が楽しみにしているのが、神尾楓珠！　この世にこんな綺麗な男性がいるのかと思うほど、美しすぎる彼を毎週見られるのが本当に嬉しい。

今期のmyベスト3に入るような予感がするドラマである。