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俺の家の話 (ドラマ TBS)

大好きなクドカン様ドラマ。連ドラは「いだてん」以来かな? おかえりなさい!

先週の録画をやっと見て、もう笑いっぱなしの1時間だった。想像していた以上に期待がふくらみまくり。

クドカン信者として、このドラマの見どころを思いつくまま挙げてみよう!
(以下、敬称略)

①キャストが豪華
主演の長瀬智也はクドカン作品の王子様。
「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」「うぬぼれ刑事」で主役を張り、クドカン作品には無くてはならない存在である。
"カッコイイのに馬鹿で面白い"キャラクターは、長瀬くんだから成り立つ。

そんな彼の父親役=西田敏行。「タイガー&ドラゴン」では長瀬くんの落語の師匠として、「うぬぼれ刑事」では父親として共演。
今回も父親として、長瀬くんとの名コンビぶりを見せつけてくれるのが楽しみで仕方ない。

そんな2人に、これまたクドカン組の常連・桐谷健太と永山絢斗、荒川良々が加わり、怪優・江口のりこと新婚・戸田恵梨香が華をそえる。
もうキャストだけでも充分大河レベル。
流石TBS!


②設定の素晴らしさ
「いだてん」では過去と現在を行き来させつつ、オリンピックにかける情熱を余すところなく魅せてくれたクドカン。
今回は親の介護という、暗く重くなりそうなテーマに後妻業をからませた。
そんな手があったのか!と、意表を突く舞台設定にさらに能楽をトッピング。

「タイガー&ドラゴン」で落語ブームを牽引したクドカン。今度はお能を世に広めてくれるのか、こちらも楽しみである。


③上質なドラマの予感
先に挙げた2点だけでも面白さは十分に約束されているが、泣かせて笑わせるのがクドカンドラマの真骨頂。
「いだてん」では五輪の楽しいお祭りムードだけでなく、関東大震災での悲劇や戦時下の満州など、涙を誘うシーンも多かった。
さんざん大笑いさせた後に、ぐーっと泣かせる、対比の効いたドラマが書けるのが天才クドカンたる所以だろう。


疫病禍で飲みにも行けず、沈滞している日本の金曜夜を明るく照らしまくるであろうこのドラマ。
嗚呼、明日が待ち遠しい!






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