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イタリアで学んだ失敗じゃないという考え方

成功した話
こういうのを聞きたい人は山ほどいますし、本当かでもめちゃくちゃ多いです。
これをやって成功した的な。

でもある程度のところまでくると失敗した話を聞きたいと言われることが増えてきました。
失敗した話を聞けば、正直なところ同じことをしなければいいので自分も同じ失敗をしないようにできます。

あと成功話は正直面白くないです 笑
「へー、凄いですね」
この言葉を連呼するだけでなにも会話にならない…

僕がこれ言ってる時は興味0です 笑

失敗をするということは本当に大切だと思っています。
世の中に失敗をしたことがない人なんていないと思いますし。

ただ命に関わるような失敗は絶対に許されないので、そこでの失敗は良い経験なんて言ってる人がいたら頭おかしいです。

失敗をするからこそ次に繋がります。
今度同じ失敗をしないようにするには、反省したり改善したり。
失敗した理由を考えないといけません。
でも意外とこれをできる人が少なくて…

できない人は他人や環境の責任にします。

こういう人にも何人も出会ってきたのでよく分かります。
僕はそういう人には興味がないで、無視してます。
関わっても時間の無駄なので。


話を戻して。

失敗じゃなくて良い経験をした

これはJARTAのイタリア研修でお世話になった吉田輝さんにいただいた言葉です。
輝さんは元フットサル日本代表で高校生から単身イタリアに渡った方です。

イタリア研修に行ったときに食事ができなほど凹むくらい失敗をしました。
その時に輝さんからこの言葉をいただきました。

失敗をするということは何かにチャレンジをしたということ。
そもそもチャレンジをしなければ失敗なんて起きないんです。
安全安定なところで失敗はあり得ないんです。

なので、チャレンジして失敗したということは凄く良い経験なんだと。
チャレンジをすることでしか見えない世界は山ほどあって、成長するために失敗や挫折は当たり前のようにあります。

僕も思い返せば失敗をたくさんしてきたなと思います。
小さい失敗から大きな失敗まで本当にたくさんしました。

サポートするアスリートのパフォーマンスがなかなか思うように向上しない時もあります。
ケガがなかなか治らず思うようにプレイさせてあげれないこともあります。
そういうことで僕のところから離れていったアスリートも実際には何人もいます。

その時もっとこうしていれば、こうやればということを今になっても思い返すこともあります。
成功した、上手くいった時のことの方が記憶になくて、失敗したなぁ、とかもっとこうしていれば結果が違ったかもなぁということの方がしっかり記憶に残っています。

今さら後悔してもどうにもならないのですが、もっと勉強していれば、もっと技術があればと思うことは本当に多いです。

その時に関わっていた患者さんやアスリートには本当に申し訳ない気持ちしかありません。
今関わっている方々には二度と同じことをしないように…
同じ思いをさせないように…

という気持ちで関わっています。

いつまで経ってもこれで完璧や!
ということにはならず、いつもどこかであれで本当によかったんかな?
もっと他に考えてアプローチできたんちゃうかな?
と思っています。

完璧なんて存在しない。

常に失敗した!と思っているわけではないですが、他にもあるんじゃないかと思いながら。

失敗した…
で終わるので同じことの繰り返し。
その次にどんな行動を取るかが大事だと思います。

失敗した…で凹んで自暴自棄にならず、良い経験をした!
二度と同じことをしないようにという気持ちで日々過ごしていければ違った景色をアスリートのみなさんと見れるのではないかなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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