京都志津屋のカルネが好きすぎて沼。
カルネが好きだ。
ものすごく。
愛しているといっても過言ではない。
京都に行くと、滞在中にも食べるし、大量にお土産に買って帰る。
カルネというのは、京都で有名なパンだ。
ソフトフランスみたいな丸いパンに、ハムとオニオンスライスが入っている。
味付けはマーガリンだけ。
シンプル勝負。
実は、こんなに好きなカルネだが、はじめて食べたのがいつかは覚えていない。
京都に行きだしたのが大学生の頃だったから、きっとその頃だとは思う。
このシンプルな味と見た目は、初見ではおそらく記憶に残るほどは印象深くなかったのだろう。
ではなぜカルネがここまで好きなのか。
その忘れてしまうほどのシンプルさが何よりも美味しいからだ。
カルネは知れば知るほど奥深い系のいいパンなのである。
一度、浮気してシンプルカルネにサーモンとクリームチーズが追加されたようなものを食べたことがある。
それももちろん美味しかった。
でも、シンプルな方が断然美味しかった。
サーモンとクリームチーズの組み合わせは大好物だが、塩味が強かった。
シンプルは黄金比のバランスが成り立っているからこそ、志津屋の代表作に君臨しているのだと痛感した。
なのでその発見以降、一度も浮気せずにシンプルカルネを食べている。
とはいえ、私の住んでいるのは愛知。
今までは東京埼玉に長く住んでいた。
そうなると、大好きなカルネを食べる機会はそう多くはない。
なにせ、カルネの賞味期限は当日なのだ!!
当然お取り寄せなどもない(志津屋の別商品のオンラインストアはある)。
それに志津屋は京都にはたくさんあるが、京都にしかない。
つまり、京都に行くか、京都に行く人にお土産に買ってもらい当日渡してもらうしかない。
そんな親切な人はなかなかいないので、自分で京都に行くしかない。
え、もしかして私が無意識に京都によく行っていたのってカルネのためだったのか?
自分の欲求が怖い。
京都に行くと、カルネをお土産に買う。
これは必須だ。
たいてい家族の人数分と、自分の分3つだ。
先ほど言ったように、賞味期限は当日中だ。
でも我が家では翌日に食べる。
まあ推奨はできないが、お腹を下したりはしない。
おわかりだろうか?
自分の分3つというのは、翌日の1日3食分全てだ。
3食を続けて割り当ててもいいと思うほどカルネが好きなのである。
くっ!カルネが近場にあればどんなに幸福度が上がるだろう!
そのために京都に住みたいような気すらする!!
そうすればカルネを毎日食べられる。
それはどんな幸せだ!
でも毎日食べることになるということは、そのまま体重の増加を意味する。
近くにあるとつい手が出てしまう。
私は私の自制心を信用していない。
そう思うと、程よい距離があってむしろ良かったのかも知れない。
今日は毎日投稿57日目でした。
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