元々本を読むのが好きで、国語も得意だった。 Twitterの友人が短歌を詠んでいて、それがとても素敵だったので始めてみた。 始めた頃ほどの情熱はもうないが、エンジョイ勢としてゆるく続けている。
「恥ずかしい人生を送ってきました。」 私の少ない友人の1人に白井ユリがいる。先日何度も吐くまで呑んだ後、一晩かけて自分の半生を語った。彼女の生きた証にここに記す。 彼女は38歳。独身。北海道生まれ北海道育ち。 双極性障害、椎間板ヘルニア、ADHD、顎関節症、卵アレルギー、過食症。 障害者手帳2級。 母方の祖父、祖母、母とは死別。 父と弟とは疎遠。 障害年金とB型事業所の賃金と祖母が遺した定期預金で生活。定期預金が尽きたら生活保護の予定。 グループホームに金魚と住んでいる。
マカオに社員旅行で行った時、みんなでカジノへ行った。 新鮮で写真を撮りまくっていたら、黒服に腕を捕まれ「ＮＯ photo.delete」と言われ全部消した。とても怖かった。 女性陣でスロットを教えてもらい、先輩が簡単に勝っているのを見て「これは楽勝」と思いマックスベットを連打したらあっという間にお金が尽きた。連勝してる先輩の隣の椅子で不貞腐れてクルクル回っていたら、先輩たちに「これで遊びなさい」と勝ったお金を少しずつもらった。マックスベット連打でまたすぐなくなり、椅子でクルク
眠れない夜は宇多田ヒカルを聴く事にしている。寝れなくても「一晩中宇多田ヒカルを聴けた」とポジティブに思える。 「Be My Last」の「母さんどうして 育てたものまで 自分で壊さなきゃならない日がくるの？」に共感してしまう。 母が統合失調症なのも早世なのも。
マイケル・ジャクソンは母の影響でほんのり好きだった。 その後マスコミの大バッシングで悲しかった。 彼の死後「THIS IS IT」で雷に打たれたような衝撃を受け、アルバムやDVDを集めた。 椎間板ヘルニアで辛い自宅療養の際、母と祖母がDVDをかけてくれて、その音声にとても癒され助けられた。
初めてお付き合いした人が好きだったのがXJAPAN。 車でずっとかけていたので自然に好きになった。その人とはご縁がなかったけれど、Xは好きなまま。Xしか聴かない時期もあった。 集めたDVDやアルバムは先輩に貸したきり縁が切れた。 一番好きなのはRustyNail。
小学校の頃、友達と祭に行った 大勢の人で友とはぐれ、祭を出るのも牛歩だった 不意に尻に違和感を覚え、後ろの人にぶつかってるのかな？と少し移動しても、ついてくるようで 恐怖を覚えた 少しずつ後ろを振り向いてみると、黒のサングラスをかけた背の高い男が手を私の尻にあてている 怖すぎて、声もあげられなかった 出店の方へ少しずつ逃げても、手が追いかけて来る 何とか逃げることが出来たがとても長く感じられた それから祭に行くことはなかった 誰にも言えなかった 大人になってからそれがどういう
恋愛、結婚、性経験、出産、子育て…どれも幸不幸に関係がないと今やっと断言できる。 20代のいつだったか、職場の上司に男性を紹介された事がある 優しい良い人なのだが、握力が強く はじめてのデートの時にフラフラ歩いて人にぶつかりそうになる私の腕をつかみ、そこがアザになった。それに恐怖を感じてしまった。 相手のご両親も優しく良い方なのに ときめかなかった、好きになれなかった けどこれを逃したら生涯結婚できないと思い 本心は誰とも結婚したくないのに必死だった 半年経った頃、職場の先輩
当時付き合っていたと思っていた人とは、アプリで知り合った 会う時はいつも彼の部屋で当然ゴムはしてくれなかった 椎間板ヘルニアで２回目の手術入院した時に 突然吐いてばかりいた 過食で悩んでいたのに、ご飯の香りで吐き気がした みるみる痩せていき、生理も遅れた 先生に可能性があるからと婦人科に行ったら、妊娠していた まだ1人では歩けなかったので、退院してから（見舞には1度も来てくれなかった） 彼に伝えるため、話があるがまだ体調が万全ではないのでこちらに来て欲しいと言っても「仕事が
職場で男性が何人かいる部屋に入った時 1人に「お前、処女だろ」と言われ皆が笑った 「それの何が悪いんですか？」と言ったら更に笑われた これがとてもショックだった その後に母が亡くなり 上司2人（女性）と呑んで母が亡くなった事を話して泣いた 帰り道、スーツケースを持った男性に声をかけられた 「俺の部屋に来ないか？」と そんな事を言われたのは初めてで酔っていたが、「近くの店で呑みましょう」と行って店に行った その時の私は酒癖が酷く、「酒を呑むな」と言われる事が多かった のに、彼は
過食が止まらないのでメンクリに行った しかし良くない病院だった 3秒診察で 薬をどんどん増やすし、私の鬱やADHDを見抜けなかった 突然行くのをやめて、薬をやめた時の反動（希死念慮）がひどかった 30で母を亡くし、仕事ができなすぎて自己嫌悪がMAXだったある日、弟の部屋で精神疾患のパンフとメンクリの診察券を発見した時に、衝撃を受けたが腑に落ちた パンフを見ればADHDの項目に全て当てはまる 藁をも掴む思いで同じ病院に連絡したら 数ヶ月待ちと言われた 行ったら躁鬱とADHDの
宗教は本人の自由だと思う 強制したり人を傷つけたりしなければ 私に影響を与えた宗教は3つある 創○、ある仏教、キリスト教だ 創○は中学の友達が20歳の時に連絡してきて、「ぜひ公○党に投票して欲しい」と言われた時に存在を知った あまりにしつこいので、創○のWikipediaをコピペしてメールしたら、「どうしてこんな酷い事するの？」と泣かせてしまった 今は酷いことをしたと反省している 現在はゆるい友人であるが 選挙には必ず行く、公○党には絶対投票しないと決意した ある仏教は、
父を、父の愛をずっと探している。たぶん一生。父と絶縁したい 母が亡くなった時、私は30歳だった 葬式の間ずっと父が来たり、連絡が来るのではと怯えていた 少し経って生きているうちに一度会ってみようと思った 弁護士の友人に、どうしたら父の現在地が分かるか教えてもらい 役所で手続きをし、発見したので連絡して会うことにした 祖母には言わなかったし、父に祖母に言わないように頼んだ 会った時に、知らない男性だと思った 少し弟に似ているが、見ても声を聞いても記憶になかった 父の家に行った時
弟と絶縁したい 弟が産まれた時、周りの誰もが弟を私より優先し可愛がった 私はいい子でいたい、わがまま等は言わないと意識していた 弟は不快な事があると手がつけられないほど暴れ、特に祖母に言う通りにさせていた プレゼントは誕生日とクリスマスなのに 弟は何度もおもちゃ等を暴れては買わせていた 今思えば障害であり、病院に行くべきだったのに 祖母は彼が高校になるまで勉強をいっしょにしていた 私が「過保護だからやめよう」と言っても聞いてもらえなかった 次第に祖母などの財布からお金を盗り、
祖父から教わった事は3つ ①勉強にはいくらでもお金をかけていい ②刃物は出しっぱなしにしない ③保証人にはならない 祖父や祖母とテレビを観るのが好きだった 祖父は時代劇や刑事ものを、祖母はスポーツものをよく好んでいた 8人きょうだいの長男で、父を早くに亡くしたので、父がわりにたくさん稼がなくてはならなかった 絵を描くのが好きだったが（闇夜のカラスを描いたらしいが残ってなかった。残念である）その道は諦め、鉛筆より重いものは持てない系だったので 某有名大学を卒業し、公立より
私がいちばん長く過ごした家族が祖母だと思う 過保護で私が小学校の頃は悪い事をしたらビンタしたりスパルタだったけど 料理上手でさいごまで料理番組を観たり、料理本を読んだりしていた 多くの人に「祖母に料理を教われ」と言われたが どうしようもない私はやる気が起きなかった 勉強も運動も得意で、戦後は少し小学生教師をしていた 祖父とはお見合い結婚 あんなに強い人なのに、母が亡くなった時は私に喪主を頼んだり、母が骨になった時にへたりこんで車椅子に座った だからどんなにつらくても先に死なな
