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フレンチブルドッグ フランの臨終日記

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東京の外れに住むフレンチブルドッグ フラン 2015.9.29 奈良生まれの闘病記 子宮蓄膿症、舌癌、扁平上皮癌、病院選び、治療費、セカンドオピニオン、腫瘍 【ヴァイラーギャ(わ…
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#放射線治療

舌の経過

舌の経過

原発巣が小さくなったのはよかったものの、浸潤した腫瘍が無くなった事によって出来た、舌を貫通している穴が問題でした。

毎日、餌の詰まりをスポイトで水を噴射して掻きだしていたのと、
抗がん剤、放射線の効果で壊死していく腫瘍。どんどん穴は拡がって行きました。

中々口を開けてくれないので、写真に残せませんでしたので汚いペイントで
経過を追っていきます。

①舌を貫通した穴が出来ました。

②穴が拡がっ

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抗がん剤、放射線でやっつけた腫瘍はどこへ行くのか

抗がん剤、放射線でやっつけた腫瘍はどこへ行くのか

フランは、抗がん剤+放射線の治療、パラディアの投与を行いました。
これらの治療でやっつけた腫瘍はどこへ行くのか、、、
→消えてなくなる。

では腫瘍があった部分はどうなるのか、、、
→空洞になる。

こんなことは、フランが扁平上皮癌になるまで考えたこともありませんでした。フランの場合は、舌の裏に腫瘍の原発巣があり、そこから舌に腫瘍が浸潤して舌の表に出てきた状態でした。
治療後、原発巣は舌の裏辺りか

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パラディア投与開始

パラディア投与開始

状態が落ち着いたのでパラディアの投与を開始することになりました。
最初は、パラディア15mgを2錠。消炎鎮痛剤プレビコックスを一日
おきに交互に投与。費用は1週間で1万円ほど。

消炎鎮痛剤は扁平上皮癌の進行を遅らせる効果が立証されているが、
パラディアについては、効果がある場合とそうでない場合があるということ。
パラディアは分子標的薬と言う抗ガン剤で、うまくいけば非常に効果が期待できるということ

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放射線による副作用

放射線による副作用

北大の動物医療センターの放射線治療に関するページによると
放射線治療の副作用には二種類あり、一つは急性障害。
常に分裂している組織は放射線の影響を受けやすく、
皮膚や粘膜といった常に分裂を繰り返している組織は
特に影響を受ける。治療開始から2~4週間で、皮膚が
日焼けしたようにヒリヒリしだし、ジクジクとした湿った
皮膚炎をおこすが皮膚の細胞は再生するので、2~4週間で
自然治癒し、被毛のないピンク

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抗ガン剤による副作用

抗ガン剤による副作用

6月3日(土)4日(日)D病院入院

鼠蹊部の抜糸をするまで散歩は控えめにと言われたので、
その間はカートに乗せて散歩をさせました。
抜糸まではすることがないので、とりあえず舌に軟膏を塗っていましたが、舌の表面にあったできものが消えていました。

抗ガン剤による副作用について、北大の動物医療センターのページを参考にまとめてみました。

抗ガン剤は細胞分裂の活発な場所に攻撃を与える作用を持っていて、

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A大退院治療終了

A大退院治療終了

5月26日(金)A大退院

三泊四日でRADPLAT(超選択的動注化学療法併用放射線療法)を実施しました。一回目の動注療法の後に先生が電話をくれ、順調にいっていますとのことでした。

退院当日は、午前に五回目の放射線治療を行うため14時半に迎えに行きました。待合室で待っていると、エリザベスを付けたフランが先生に連れられて出てきました。生きて帰って来てくれてほっとしました。

点滴のルートのところ

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A大入院治療開始

A大入院治療開始

5月23日(火)A大入院

この日は、朝9:00にA大附属動物病院に連れて行くことになっていました。
ピーク時ではないものの朝のラッシュの時間帯で、キャリーバッグに10キロ越えの犬を入れて移動するのは、かなりきつかったです。
地元の駅からは下りであることと、乗り換えは始発駅だったこともあり、ヘロヘロになりながらも到着することが出来ました。

舌にできものがあるのを発見してから二か月以上たって、よう

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RADPLAT(超選択的動注化学療法併用放射線療法)

RADPLAT(超選択的動注化学療法併用放射線療法)

5月17日(水)A大続き

放射線治療と動注療法を同時に行う先進的治療法があるという話になり、フランがその治療を受けられる可能性が出てきました。
動注療法担当の先生が呼び出され、再度診察室へ案内されました。

その治療法は、RADPLAT(超選択的動注化学療法併用放射線療法)といい、ようするに放射線治療と動注療法を同時に実施することによって相乗効果を狙うものとのことでした。
人間の治療法として広ま

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放射線治療

放射線治療

5月17日(水)A大へ放射線治療

A大附属動物病院へ、予約の時間は13時。
今度はちょっと遠い。電車を乗り換え、大学の最寄駅から歩いて10分程度。家からだと一時間ちょっと。なんとか通えるギリギリの距離といったところ。
病状が悪化してフランが歩けなくなったり、夏の暑い時期はどうやって連れて行ったらよいのだろうか不安になりました。駅からタクシーを使うには近すぎるし。そもそもキャリーバッグに入れなくな

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動注療法(超選択的動注化学療法)

動注療法(超選択的動注化学療法)

5月15日(月)N大から連絡、病名確定

余命宣告を受けたフラン。緩和としての胃ろうなり軟口蓋切除をしなかったとして二カ月。後は緩和でどこまでのびるか。

フランは、そんな余命宣告とは関係なく元気いっぱいで、散歩もせがむし、リードもグイグイ引っ張る。違いといえば、舌の動きが悪いせいでご飯を食べるのが遅くなったぐらい。
この日も夕方散歩させ近所を軽く周っていました。フランには自分のお気に入りの散歩コ

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