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フレンチブルドッグ フランの臨終日記

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東京の外れに住むフレンチブルドッグ フラン 2015.9.29 奈良生まれの闘病記 子宮蓄膿症、舌癌、扁平上皮癌、病院選び、治療費、セカンドオピニオン、腫瘍 【ヴァイラーギャ(わ…
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永久気管設置術、胃ろう設置術費用

永久気管設置術、胃ろう設置術費用

大学病院にフランを預け、永久気管の設置術と胃ろうの設置術を行うことに
なりました。3日間の入院。

以下費用です。
永久気管造ろう術 113,903円
胃ろう設置(内視鏡)63,180円
その他入院費など含めて合計272,341円でした。

以下、永久気管の写真と胃ろうの写真を載せます。不快な方は
ごらんいただかれないようお願いいたします。本ブログの趣旨は、
事実の記録と同じような境遇の方のための

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終末医療と延命治療

終末医療と延命治療

フランが闘病に入ったとき、ヨメと話し合っていたのは
とことんまで延命治療を続けるのか、フランの状態をみてある程度のところで終末医療に切り替えるのかということでした。

わたしはやれることをやり切って悔いの残らないようにしたい派
ヨメはある程度のところで終末医療に切り替え、楽に逝かせてあげたい派
議論を繰り返しましたが、犬自身の意思表示がない状況では
所詮飼い主の自己満足。結論は出ませんでした。

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患者と患畜

患者と患畜

感情を排し、同じような境遇の飼い主のために、役に立つ備忘録をと思って始めたnoteですが、感情的な文章になってしまうと思います。
ごめんなさい、不快でしたらスルーして下さい。

堀ちえみの舌がんのニュースから、数週間たちますが心の動揺が止まりません。あれだけの治療を受けられて、うらやましいというのが不謹慎な感想。

人は完治を目指す治療をするが、動物は完治を目指す治療は行っていないと大学病院ではっ

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呼吸困難

呼吸困難

夜中にフランの様子がおかしいのに気付いて目を覚ましました。
暗闇の中で立ち上がって呼吸ができない様子でグハッグハッとなっていました。

舌が無くなっていく過程で、よだれの粘度が増していました。
流動食のご飯をあげるときは、よだれと混ざって、ほぼゲル状になって口の端からこぼれおちるような状態。

普段でもかなり粘度が高い水あめのようなよだれが、口の両端からたれている状態でした。
そのよだれが喉に詰ま

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病院への移動方法

病院への移動方法

車の無い我が家。私は完全なるペーパードライバー。ヨメは免許無し。
掛かりつけだった病院は橋を渡ってすぐの、歩いて10分程度。
元気な時は、散歩がてら連れて行くことも出来ましたし、
最悪抱っこしても連れていける距離でした。

しかし、舌癌を見落とされてからは通う気にはなれませんでした。
その病院から紹介された大学病院で何も出来る治療はないと言われて
駆け込んだのがD病院。そこに通うには家からバスで駅

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パラディア等薬代、月の医療費

パラディア等薬代、月の医療費

パラディア10mg2錠と消炎鎮痛剤(プレビコックス)を交互に服用しています。
胃液を吐くことが多いので、胃酸分泌抑制剤を併せて毎日飲んでいます。

価格は、
パラディア8日分で16000円。
消炎鎮痛剤8日分で1600円。
胃酸分泌抑制剤14日分で2800円。
これが2週間分の薬代です。

1週間分約10000円。
これに時々する血液検査代等が加わり、
1か月40000円~50000円といったとこ

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舌が無くなった後の食事

舌が無くなった後の食事

舌が消失して根元だけになってしまったのが、昨年の12月末。
困ったのが食事と水飲みです。
舌がなくなりかけの時は、通常のご飯にトッピングをして嗜好性を
高めてやると、溶けかけの舌でなんとか食べていましたが、痛みが
有るようで徐々に食べなくなりました。

そこでシリコンのスプーンで

一口ずつすくって、のどの奥の方に直接入れてやる方式にしました。
しかし、一すくいづつになるため非常に時間がかかり、完

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舌の経過

舌の経過

原発巣が小さくなったのはよかったものの、浸潤した腫瘍が無くなった事によって出来た、舌を貫通している穴が問題でした。

毎日、餌の詰まりをスポイトで水を噴射して掻きだしていたのと、
抗がん剤、放射線の効果で壊死していく腫瘍。どんどん穴は拡がって行きました。

中々口を開けてくれないので、写真に残せませんでしたので汚いペイントで
経過を追っていきます。

①舌を貫通した穴が出来ました。

②穴が拡がっ

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抗がん剤、放射線でやっつけた腫瘍はどこへ行くのか

抗がん剤、放射線でやっつけた腫瘍はどこへ行くのか

フランは、抗がん剤+放射線の治療、パラディアの投与を行いました。
これらの治療でやっつけた腫瘍はどこへ行くのか、、、
→消えてなくなる。

では腫瘍があった部分はどうなるのか、、、
→空洞になる。

こんなことは、フランが扁平上皮癌になるまで考えたこともありませんでした。フランの場合は、舌の裏に腫瘍の原発巣があり、そこから舌に腫瘍が浸潤して舌の表に出てきた状態でした。
治療後、原発巣は舌の裏辺りか

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パラディア投与開始

パラディア投与開始

状態が落ち着いたのでパラディアの投与を開始することになりました。
最初は、パラディア15mgを2錠。消炎鎮痛剤プレビコックスを一日
おきに交互に投与。費用は1週間で1万円ほど。

消炎鎮痛剤は扁平上皮癌の進行を遅らせる効果が立証されているが、
パラディアについては、効果がある場合とそうでない場合があるということ。
パラディアは分子標的薬と言う抗ガン剤で、うまくいけば非常に効果が期待できるということ

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放射線による副作用

放射線による副作用

北大の動物医療センターの放射線治療に関するページによると
放射線治療の副作用には二種類あり、一つは急性障害。
常に分裂している組織は放射線の影響を受けやすく、
皮膚や粘膜といった常に分裂を繰り返している組織は
特に影響を受ける。治療開始から2~4週間で、皮膚が
日焼けしたようにヒリヒリしだし、ジクジクとした湿った
皮膚炎をおこすが皮膚の細胞は再生するので、2~4週間で
自然治癒し、被毛のないピンク

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抗ガン剤による副作用

抗ガン剤による副作用

6月3日(土)4日(日)D病院入院

鼠蹊部の抜糸をするまで散歩は控えめにと言われたので、
その間はカートに乗せて散歩をさせました。
抜糸まではすることがないので、とりあえず舌に軟膏を塗っていましたが、舌の表面にあったできものが消えていました。

抗ガン剤による副作用について、北大の動物医療センターのページを参考にまとめてみました。

抗ガン剤は細胞分裂の活発な場所に攻撃を与える作用を持っていて、

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A大退院治療終了

A大退院治療終了

5月26日(金)A大退院

三泊四日でRADPLAT(超選択的動注化学療法併用放射線療法)を実施しました。一回目の動注療法の後に先生が電話をくれ、順調にいっていますとのことでした。

退院当日は、午前に五回目の放射線治療を行うため14時半に迎えに行きました。待合室で待っていると、エリザベスを付けたフランが先生に連れられて出てきました。生きて帰って来てくれてほっとしました。

点滴のルートのところ

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A大入院治療開始

A大入院治療開始

5月23日(火)A大入院

この日は、朝9:00にA大附属動物病院に連れて行くことになっていました。
ピーク時ではないものの朝のラッシュの時間帯で、キャリーバッグに10キロ越えの犬を入れて移動するのは、かなりきつかったです。
地元の駅からは下りであることと、乗り換えは始発駅だったこともあり、ヘロヘロになりながらも到着することが出来ました。

舌にできものがあるのを発見してから二か月以上たって、よう

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