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教員よ、まずは己がハッピーであれ

宝石みたいに目がキラキラして、

その言葉通り、

真っ白なキャンバスみたいに純粋な一年生の子供たちの担任となり、

「あぁ、のびのびと育っておくれ、、」

「自分らしく生きていっておくれ、、」

なーんて、おばあちゃんみたいなことを思いながら、

教員として接してきた。

「学ぶことって楽しいことだから、学ぶことも楽しんで欲しいなあ、、」

とも思っていると、

ある時気がついたのだ。

私が楽しく授業をしているときは、

子供がよく笑っていることに。

私が笑えば、子供は笑う。

私が腑に落ちてない状態で教えると、
子供はのってこない。

鏡なのだと気付いた。

そこで、自分に問いかけてみた。


「私は、教えることを愉しんでいるか?」

「私は、のびのび生きているか?」

「私は、自分らしく生きているか?」


答えはNOだった。

子供は大好きだし、力になりたい
教師という仕事の尊さも感じていた。

でも、社会や国語、算数を教えることに、
情熱を注げない自分がいた。

就業時間内で終わるわけない仕事量に、大切なことを見失っていると感じる自分がいた。

小学校教員は、教科を教えるだけが仕事ではない。

美しい場面を何度も見させてもらってきた。

それでも、私は一度教壇を降りる必要があると感じた。

私自身が、これまでに創ってきたガチガチの型にハマり、

人と比べ、

のびのび自分らしく生きられていないことに気づいた。

子供の前に立つ私が、心から笑って生きられていないのであれば、

本当の意味で子供を笑顔にすることはできないと思った。

安定した地位や収入を自分で手放すことは
かなり勇気がいったし、

実際ひーひー言ってた時もあるし、
食べていくって、ほんと大変!

でも、一度立ち止まってみて本当に良かったと思っている。

また、立ち止まれる選択肢があったこと自体も、
有り難いことだったのだと今は思っている。

なんのために自分の命を使うか。

最近はそれをずっと考えていて、

私はやっぱり、理科を通して子供たちを笑顔にし、
のびのびと生きていけるサポートがしたいのだ。

子は宝。

子は未来だ。

教育は、未来を創る。

そのために、まずは、

自分自身がこの世を生きることを愉しむこと。

笑って教壇に立てること。

それに尽きると思うのだ。

全ての教員の方が、笑顔で教壇に立てますように!

そして、全ての人が、のびのび自分らしく生きていける世界でありますように!

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