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上司と飲みにいくだけで出世できるなら。。

会社で飲みにいく事ってありますか?
世間の風習として、会社ましてや上司と飲みにいくのって時代錯誤と思われるのでしょうか。
私は2つ思う事があります。

1.  他人が行かないなら、自分が行く事で差別化できる。

反目を狙うわけではないですが、世の中は比較と競争です。
つまり、周りと同じ事をしていても評価/差別化は図れないと思うんです。
日本人の気質として、周囲と同調・協調したい気持ちが強くあると思います。
しかし、同じ行動をすると言う事は同じ結果になると思うんです。

って事は、周りどんな違う行動をとるか? これってポイントだと思うんです。
極端な事を言うと、上司と周りがよく飲みに行っているなら、
飲みに行かず、その時間で自己研鑽などをして、ここぞと言うタイミングで
そこで習得した能力をアピールする。
一方で、上司と飲みにいく習慣が周りになったなら
飲みに行ってみる事で、上司の本音の部分を聞けたりすると思います。

2. 上司もただの人間だと思う。

上司って肩書きがある事で、萎縮してしまう気持ちはどうしても生まれます。
しかし、考え方を変えればその肩書きが萎縮を生んでいるのです。

尊敬する存在だけなら、いろいろな事を知りたい話してほしいと言う好奇心が生まれても萎縮には繋がらないと思います。

そして、肩書きが無ければただの、先輩なだけです。
私が過去通っていたスポーツジムで仲良くなったおじさんがいました。

その人はプールで泳いでいる時に
”兄ちゃん 泳ぐのうまいねー アドバイスしてよ〜” って言う一言から
人間関係がスタートしました。
その後、ジムの運動の後食事に一緒に行ったりして仲良くさせて頂いていました。
お互い気兼ねなくあだ名で呼び合っていました。(松にぃ と読んでいました。)

その”松にぃ”と思いもしない場で出会う事になりました。

実は私の得意先の本部長だったのです。
競合コンペの末大型受注の案件が決まり、今後の対応方針の説明とお礼を兼ねて
自社の幹部と挨拶に伺った時にお会いしました。

現在もジムでのお付き合いと、お仕事でのお付き合いをさせて頂いております。
良くも悪くも、仕事では仕事関係性での話し方。プライベートでは仕事の話を一切せず時にはタメ口も織り交ぜた会話をさせて頂いております。

しかし、直接の仕事の際に気に掛けて頂いていると言う瞬間は幾度とあります。
事あることに、今まで参加させて頂けていなかったコンペなどにも
お声がけ頂く機会や、新規の商材の引合いなどを頂く事があります。

松にぃが、どう思っているかは私には分かりませんが、
人間関係を持つ事で、それが相手にとって安心感 信頼感を持ってもらえる事につながる事は大いにあると思います。

スマートなのは、仕事の提案の中で安心感 信頼感を持ってもらえる提案をする事だと思います。しかし、それを提案内容だけで持ってもらうのはそれはそれで大変だと思うのです。

そんな事を考えると、人間関係を構築するって言うのは一つの仕事のスキルだと思います。


自分の周りにいる上司 同僚 後輩と人間関係を構築する事は疎ましい部分もあると思います。しかし、仕事と思って取組んでみるのも一つではないでしょうか?

仕事と言いつつ、
実際本音を話会える時間は、楽しく素敵な時間になると思います。

ではまた次回

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