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時系列とストーリーは、似ているようでまるで違う
マーケティング、ブランディング、パブリックリレーションズ……。ビジネスシーンのあらゆる場面で、「ストーリーテリング」の重要性が説かれるようになりました。
しかし、多くのビジネスパーソンが、ストーリーテリングについて誤解していると感じます。具体的に言うと、「ストーリー=時系列」という勘違いです。
ストーリーを編むために、時系列をたどることは必要な手はずです。でも、それがそのままストーリーになるわけではありません。
ストーリーとは、事実の羅列ではありません。ストーリーとは、あなただけの物語です。よろこび、かなしみ、怒り、驚き、ときめきなど、事実に宿る感情の結晶です。
最近もっとも頭悩ませているテーマがこれ。「ストーリー」とはキャリア・サマリーではなく、思考や行動、挫折と栄光など、当人が味わった生々しいエピソードを指している。だから、時系列でキャリアをなぞっても、ストーリーにはならない。「どの期間を切り取るのか」も重要な観点になるから難しい。 https://t.co/ISF27XxppW
— オバラ ミツフミ a.k.a. 秋田の狂犬 🐕 (@ObaraMitsufumi) February 23, 2021
……といっても、「どういうことやねん」って感じですよね。
時系列とストーリーの違いを、僕なりに書いてみました。まず、ストーリーからです。
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