【単巻５冊読書感想㉒】『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』『生命式』『素人でも仕事の写真を上手に撮影する方法ってないですか?』『99.9%は仮説』『はじめての人の貿易入門塾』
小説２冊、実用書２冊、新書１冊。
ちょっとジャンルはバラバラな感じです。
体調が悪かった前回から、ほどほどに戻ってきました。
【１冊目】パラレルレイワ『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』
※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません
こんな令和があったかもしれない！
ある法律が施行されたことによって、わたし達の令和とは分離してしまったレイワを六つ描いた短編集です。
「禁酒法が日本にやってきた！」結果、「自家製酒が横行するようになって……」っていうのがいちばん、パラレルレイワとしては想像しやすいかな。
でも、裁判の原告と被告が動物っていう、令和人からすれば「は？」ってなる、一話「動物裁判」もね、これも歴史的事実が元になってるんですよ！！
中世ヨーロッパ、殺人の原因になってしまった動物を真面目に裁判にかけて「死刑！」みたいなことをやってたんですね〜。
まぁ、その中世ヨーロッパの動物裁判を元ネタにするだけでは、パラレルな令和として、平成から繋がらないから「動物の権利」を噛ませる。
かなり突飛な世界だけど、もしかしたらそうなっていたかもしれない。
だって、新型コロナ前は、日本でこんなにテレワークが導入されたり、春夏秋冬マスク着用が当たり前になるとは思わなかったし。
結構楽しめました！！
体調戻ってきた！ 嬉しい！！
【２冊目】村田さんに慣れすぎてきたかもしれない『生命式』
※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません
うーん。
１２話もある！
と、喜んで読み始めたが……。
ちょっと変わった社会を見せてくれるのが、村田さんの作風だけど。
だけど、それ以外の部分、ギミックがあるわけでもないし、驚くような展開が待ってるわけでもないし。
ただただ、奇妙な社会の陳列でしかなくて、正直。
正直、慣れてきて最初に村田さんを読んだ時みたいな、新鮮な驚きというか楽しさがなくなってきてしまって……。
これから、村田作品読んでもこんな読了感なのかなぁ……悲しいなぁ……。
面白いと思った作家さんを読めば読むほど、楽しくなくなるとかあるんだな……。
【３冊目】また、読者対象じゃないのに最後まで読んでしまった『すみません 素人でも仕事の写真を上手に撮影する方法ってないですか?できればスマホで』
スマホでの撮影術に興味があるので、手に取ったんですが。
商品……。
撮る機会ない笑
わたしが撮りたいのは、風景や、生物だーーーー！！！！
と、「自分がどんな情報を求めているか」を確認する機会になりました。
そういうのはホントに途中で読むのやめた方がいいと思うんだけど、思うんだけど……。
いつも行動が伴いません笑
【４冊目】思っていたのと違った有名タイトル『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』
７月のKU新着で光文社新書がたくさん着てたんですよね〜。
そのうちの一つ、この有名タイトルが来てました！！
で、わたし、内容をかなーり勘違いしてまして笑
タイトルの「99.9%」を「99.9%の確率でAであるというのは、証明完了じゃなくてまだ仮設段階ですよ」という意味だと思っていて、
エセ科学アンチ本だと思っていた。
結構、なんというか、独特の啓発本？
通説も、常識も、全部、仮説だよね〜。
という話です。
うん。
あんまり刺さりませんでした。
【５冊目】『改訂版 はじめての人の貿易入門塾』
流通に興味があるんですよね〜。
ということで、KUにあったタイトルを読み始めました。
「貿易」に関わることになった人のための、貿易に関する国際ルールや流れなど。
うん。
淡々と解説が続くので目が滑る滑る笑
支払い一つでも、銀行を交えるし、保険もいろいろ難しいし、税関とか……。
とにかく、ややこしい！
貿易でいろんなものを輸入輸出してくださっている皆さん、本当にありがとうございます……という感じです。
それでは最後に。
皆様の読書ライフの充実を祈って。
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