「お前は詐欺師だ」と言われても起業の魅力を伝え続けている理由
「どうせなら、起業しよう」
僕が起業の道を志したのは8年前の10月のことでした。
23歳、無職。アルバイトすらまともにしたことがない僕は職を失う直前、起業という選択肢に出会いました。
起業をすることに対して不安ではなかったの?食っていけることに自信があったの?と聞かれることがありますが、そんなことはなかったと記憶しています。不安でした。自信なんてありませんでした。
「これ…詰んでない?」
それでも起業をしたのは、退職を機に自分の人生を真剣に考えたことでした。人よりもそのタイミングが少し早かった。
僕は人から命令されることが苦手でした。自分の人生は自分で決めたいと思うタイプ。
「この人についていく」と決めた人に命令されることは全く苦ではないのですが、社会で働くとあまりにも「命令には従うが責任を取らされるのは自分」ということが多いように感じていて。
「これ入る会社間違えるだけで人生詰むんじゃない?」と危機感を覚えながら働いていました。
そして当時の会社はかなり激しめの新人研修をする会社で、「これは…詰んだのでは?」と思うようになっていきました。
もちろん会社という組織は星の数ほどあるのは百も承知ですが、「組織の一員となって働く」という構造上、ある程度の理不尽には耐えなければいけないのが『会社員』という働き方。
23歳の僕は野生の勘で「会社員は自分に向いていないんじゃないか」となんとなく思っていました。
そのタイミングでの退職。
「せっかく無職になったんだから」
僕の頭の中には2つの選択肢がありました。
1つはまた就職活動をして別の会社に就職すること。年齢的には第二新卒のカードがまだ使えるはず。
ただ僕はいい大学を出たわけでも国家資格を持っているわけでもないので、いい条件で働ける可能性は低い。
そして2番目は会社員以外の働き方を模索すること。
当時は今みたいにYouTubeで起業の勉強なんてできる時代ではなく、周りに起業している人はおろか会社員以外の働き方をしている人は0。完全に未知の世界です。
当時は23歳無職ですから怖いものなんてありません。
「いっちょやってやるかぁ」という気持ちになっていたので、2の方向に進む事を決めるのに大した時間はかかりませんでした。
人生で1度や2度大きな挑戦をするとして、今だったら失うものも少ない。もし失敗しても大きな借金とかしなければ、「若い頃は俺も頑張ったんだけどなあ」と笑い話にもできる。
むしろここでアンパイな道に行ったら、一生「あの時ですら挑戦しなかったのだから、もう自分には無理だ」と思うんじゃないか?
そう考えたら、今の状況はオイシイ。成功して起業できたらもっとオイシイ。もし知らなくて失敗したとしてもぎりぎり若気の至りで済まされる年齢。
よし、起業しよう!(この時点で何で起業するかどうやって稼ぐか全く決まってない)という流れで僕は起業の世界で生きていく事を決めました。
「こんな世界があるだなんて」
今振り返って考えてみると、起業する分野や方法はぶっちゃけどうでもよかったんですよね。
僕が起業した理由は「会社員以外の働き方を知らないと詰む」と思っていたからで、それが転売だろうがFxだろうがなんでもよかったのです。
これから長い社会人生活を歩んでいく上で、自分は知らないことが多すぎると思いました。
せっかく追い込まれた状況にいるのだから、どうせなら大きく張ろうと。
実際に起業をしてみると、「こんな世界があったんだ!!」と思うことの連続でした。
誰でも無料でできるブログやSNSを使ってお金を稼ぐ方法があるだなんて。
自分の知識や経験をサービスにして売っている人がこんなにいるだなんて。
「お金を稼ぐ」ということの価値観が180度変わりました。
嫌な事を歯を食いしばりながら1ヶ月やるともらえるものが『給料』だと思っていた。
知識を使って仕事をするいわば『特別な職業』は、国家資格のようなものを何年も時間をかけて受験して取って初めてできる仕事だと思っていた。
「個人で発信をしてお客さんを作って自分のサービスを売る」なんて想像すらしていない世界があった。
初めてこの概念に触れた時の衝撃と言ったらもう。今でも忘れられないです。
自分で作ったブログで初めて稼いだ19800円。初めてコーチングを買ってもらった45万円。
個人でお金を稼ぐってこういうことなんだ、仕事って嫌な事を歯を食いしばってやらなくてもいいんだ。
え、もっと早く教えてよ。中学校とかでさ。なんで大人たちはこんな世界がある事を隠してたの?と真剣に思ったので、僕は人に伝えまくりました。
「こんな世界があるんだよ!」
「すごいよ、誰だって自分の経験を仕事にできるんだよ!」と。
この感覚を伝えたら
「俺もやりたい!」
「やり方を教えて!」
って言われると思ったんです。
僕はピュアですからね。
みんな目を輝かせて僕の話を聞いてくれると本気で思っていました。
「お前は詐欺師だ」
でも、現実は違った。
僕は「金の亡者」「頭がおかしくなった」「詐欺師」と言われました。
うそやん。100歩譲って僕が金の亡者だったとして、どうしてあなたに「お金を稼ぐ方法」を教えるのよ。
僕が詐欺師ならもっとうまくやるって。なんだよその詐欺。下手かよ。ふざけんなよ。
人はここまで「自分の常識の外のこと」を受け入れない生物なのか、と僕は結構長い時間不貞腐れていました。
今でも「教えてくれ」と言われない限り自分から自分の仕事について話すことはほとんどありません。
常識外の世界で生きるというのは、孤独なものです。
だけど「理解してもらえない」というのも悪いことばかりでもなくて。
「お金払うからその話を聞かせて」
そんな僕の話を「どうしても聞きたい」という人も現れるようになりました。
かたや「詐欺師」と言う人もいるのに、かたや「お金を払うのでセミナーに登壇してほしい」と言ってくれる会社さんもいました。
僕は同じ人間で、同じ話をしているだけなのに。この違いはなんだ。
この経験から僕は大きな教訓を得ました。情報や知識は、必要な人に届いてこそ価値を生むということ。
「お金を払ってもその話を聞きたい」と言われる事を無料で教えてあげても「金の亡者め」と罵ってくる人もいますからね。
だから僕たちは人を選ばないといけないんです。
「何を話すか」よりも「誰に話すか」をね。
起業について発信をし続ける3つの理由
僕は起業についての情報発信をし続けている理由は3つあります。
僕は起業をして、人生が変わった。そして「誰に話すか」が言葉の価値を高める方法だとわかった。伝え続けていれば、経験は価値になって仕事になることも学んだ。なので伝え続けています。
もしこれから起業をしたい人がいるなら、僕の過去の記事を読んでみてください。僕が今まで起業を通じて得てきた学びや経験は、650以上の過去記事の中で全て書いています。
ですがあくまで『必要な人だけ』読んでくださいね。誰に対しても有益だとは書いている本人も思っていません。
起業したい、自分でサービスを作って売りたい、情報発信からお客さんを集めたい。そして人生をかけて起業に取り組みたい。
そんな人に【だけ】刺さる話が650以上過去記事として溜まっているアカウントがこちらです。今後ともよろしくお願いします。
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