言語化し続けることのヤバさを伝えたい。
ブログを書きたいけれど何を書いたらいいんだろう。そう考えて手が止まってしまうことがある。
そんな人には「何のために書くのか?」を明確にしてほしいと再三伝えてはいるが、「言語化のために書いている」と言う人も多いだろう。僕もそうだ。
自分のやってきたことや考えていることを言葉にすることでビジネスを回している。ここ4年間はそれで飯を食っている。本職の言語化マンである。
言語化することの恩恵は十分すぎるほど受けてきているつもりだ。
というか恩恵がデカすぎて「何でみんなこれをやらないんだろう?」と思っている。そして僕のnoteの読者はその恩恵に気づいている人であろう。
だから今日の記事は僕があなたに「言語化ヤバすぎるよ」というだけの回だ。
言語化に魅力を感じていない人はもう戻るボタンを押してもらって構わないし、「言語化のヤバさは十分に知っています」という人にもお帰りいただいていい。
「言語化ヤバいよ」以上の情報量はこの記事にはない。
でも「どうヤバいか」ということを説明していくので、「ヤバさは知っているけどお前が思っているほどヤバいとは思えていないかもしれない」と思う人は残ってほしい。
それでは始める。
まず第一に。言語化はお金になる。
言語化できるということは『人に伝えられる』ということだ。伝えるというのはビジネスの基本だ。
ビジネスとはサービスを通じて価値を提供すること。価値を提供するにはサービスを手に取ってもらわなければいけない。
サービスを手に取ってもらうにはどうすればいいか。そう、その答えが「伝えること」なのだ。
既にビジネスをしている人は痛いほどわかっていることだとは思うが、良いサービスを作れば売れると言うわけではない。
良さが伝わったサービスが売れるのである。
もちろん作ったサービスに良さがあることは大前提として、伝える努力をしなくてはニッチもサッチも始まらない。
ビジネスとは伝えることに始まり伝えることに終わるのだ。
つまり、言語化だ。
そしてサービスの良さを伝えるだけでなく、サービスを作ることそのものも言語化の力が必要になってくる。
コーチングのような形のないサービスは、提供者の人生経験からエッセンスを抽出して作られることがほとんどだ。
自分は今までどうやって生きてきて、何を大切にしたいからどんなサービスを作って、誰に届けたいのか。
その部分が言語化されていくと次第にサービスの形も出来上がってくる。
言語化によってサービスを作り、言語化によってサービスを伝えていく。
この時点で言語化しかしていないのに、ビジネスそのものが立ち上がってしまう。
あとは言語化したものを人に伝えるだけだ。そして伝えながらさらに言語化をする。
お客さんにサービスの説明をしながら自分のサービスへの理解度を深めていく。
サービスを提供しながら自分のノウハウに磨きをかけていく。
お客さんと共に歩む中で新しい言葉に出会い、セッションの機会が増えれば増えるほど言語化の機会が増えていく。
そしてそこで増えた言葉をさらに情報として発信する。この記事のように。
お客さんとの関わりで増えた言葉を読者と共有する。
読者の中から「私もあなたと話してみたい」と手を挙げる人がいるかもしれない。その人とまた言葉を増やしていく。
このサイクルを回していれば自然とお客さんが増え、提供機会が増え、ネット上のコンテンツも増えていく。
こうなってくると「言語化をしているだけでお金が稼げている」という状態になるのだ。まるで雪だるまのように言葉が増えていく。
言語化に取り組む最初の段階は苦しいかもしれない。何も書くことがない。話す相手もいない。
その中で必死に搾り出してブログを書く。1人で。
「こんなもの書いて意味があるのかな」と思う。でもやらないと仕方がない。明日もまた書く。悩む。明後日も書く。
何度も言う。言語化は最初が一番苦しい。
だからといって悲観しないでほしい。言葉は複利で増えていく。
今日生み出した言葉は少なくても、その積み重ねが大きな未来をつれてくる。
書いた言葉が誰かとの縁を繋いでくれる。その人が現れた日から大きく変わる。
1人で書いていたブログが「読者との共同作業」になる。
「誰かと話して感じたことを書く」というものに変ってくると、ネタを考えることが苦で無くなってくる。自分の方向性も定まってくる。
積み上げた言葉がつれてきてくれた人にしてあげたいことがあったら、それをサービスにしたらいい。その地点を越えれば言語化はお金になる。
だからと言ってここで言語化をやめないで。その人と今以上にたくさん言葉を交わしてほしい。
1人で自分と向き合って言語化する辛さを知っているあなたなら、2人で言葉を交わしあえる喜びがわかるはず。
あなたのサービスをそのお客さん以外の人が求めていることもなんとなく理解できるだろう。
その人たちに出会うためには手を止めてはいけない。
また1人、また1人とお客さんが増えていく。そうするとますます「自分はこの分野で生きていく」という確信が持てる。
サービスの方向性もより一層輪郭を帯びてくる。
ここまできたらしめたものだ。言語化を辞める方が難しい。
たとえ一旦ブログを書かなくなったとしても、また必ず戻ってくる。言語化で人生を切り開く快感を覚えた人間は、もう知る前の姿にはもどれない。
やめれるものならやめてみなさい。一生ブログを書くな、と言われることが何よりも苦痛になるだろう。
潔く諦めてあなたは言語化し続ける人生を送るのだ。
そして言葉がつれてきてくれる新しい出会いとそこで生まれる言葉を噛み締めながら、生きていくのだ。
逃げてもいい。でも逃げるなら本気で逃げなさいよ。あなたは絶対にここに戻ってくる。自分を表現して生きる世界に。
それほど言語化というものが人生にもたらしてくれる恩恵は大きいからね。
なぜブログを書くことが続かないか。
知らないからだよ。言語化を積み重ねることの恐ろしいほどのリターンを。
イメージできないからだよ。言語化することがどれほどの豊かさを連れてきてくれるのかを。
でも今、あなたは知ってしまったよね。ごめんなさいね、余計なことを言ってしまって。
言語化なんてしなくていいんだよ。ブログなんて書かなくてもいいんだよ。
でも僕は書くし、僕と関わってくれる大切なクライアントさんには「徹底的に言語化してください」って言うよ。しつこく。
だってビジネスでは言語化が一番大事なんだもん。楽しいし。
地味だからみんな「大事だ」ってわかっててもここまで本気で「大事だ!!!!!」とは思ってない。
ということは?チャンスだ。
さあ記事を書こう。今すぐに。紡いだ言葉で未来を切り拓け。
👇言語化することで職業を作ってしまった話はこちら(続編)
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