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フリー7年目ライフコーチの僕がコーチングを身につけた方法①とにかくマネしてやってみた

おはようございます。

昨日は「フリーランスが知っていれば得をすること9選」という記事を書いたのですが、書いているうちに「まあそんなことよりもまずは売上を出すために働いた方がいいと思うぞ」と思ってしまい、やっぱりビジネスだから売上が出ないことには何も始まらないよなあ、と考えながら健康診断を受けていました。

↓昨日の記事


で、実際に僕は僕の読者さんにバンバン儲けてほしいと思ってるわけですね。せっかくリスク負って起業するんだから、儲からないともったいない。まあ実際に起業で負うリスクなんて本当はリスクじゃないんですけどね。

前回の記事でも言いましたが、国は優しいから困ったら助けてくれる制度をいっぱい作ってくれてるし。「お金がないと困る」っていうのも実際思い込みだし。それでもやっぱり自分で稼ぐっていうのは大変なわけです。

人間は社会を営むことで生存確率を上げてきた生き物なので、本能にも反する。それでも「個人で生きる」という選択肢を取る勇敢な人には、儲けてほしいと思うじゃないですか。みんながやらないことをするってだけで、すごく大変なことなんですよ。社会的動物ですからね、僕たちは。

群れを離れて生きていくようにできてないんですよ。それでも群れを出ていくってことは、それなりの理由があるってことなんですよ。だから儲けてほしい。僕は自分が儲かった方法しか伝えることはできないですが、せめて不景気な世の中で僕の周りくらいは豊かでいてほしい。

日本を変えることはできないけど、せめて僕の手の届く範囲くらいは明るくしたい。そう思って今日も生きている僕です。

で、僕はコーチング起業をしているわけでして、僕の教えられるお金の儲け方は「人にコーチングをしてお金をもらったらいいんだよ」ということなんですけど、最近ちょこちょこと「なおとさんはどうやってコーチングを身につけたんですか?」って聞かれることが立て続けにあってですね。

そういえば最近自分のコーチングを身につけた話、してないなあと思ったわけです。そこでラジオで喋って見ることにしました。昨日の放送です。



概要欄


聞くことがめんどくさい人のために内容をまとめたものが概要欄に書いたことなんですけど、できれば音声で最後まで聞いてみることをお勧めします。

要するに「真似をすることでできるようになっていった」というのが僕がコーチングを身につけた方法なんです。僕はコーチングの資格をいまだに一つも持ってません。コーチングの本も最後まで読めたのは『1兆ドルコーチ』のただ1冊だけです。

それでもコーチングを仕事にできているのは「自分が受けたコーチングに感動して真似をした」からです。

放送でも話していますが、僕は自分がクライアントとしてコーチングを受けながら、自分も勝手にコーチング(的関わり)を他人にし、課題を見つけ、クライアントとして受けているコーチングに臨み、自分が受けた後にコーチに質疑応答の時間を作ってもらい、「なぜあのタイミングであの質問が出てきたのか?その意図は?」などコーチの視点を教えてもらうことでコーチングの技術を身につけました。とにかく真似してみたんです。

そうすると「あのおっちゃん簡単そうにやってるのにやってみると難易度高いな」と思うことがたくさんあって、だからこそ自分がクライアントとして受けるセッションも「これはコーチとしての仕入だ」という気持ちで受けることができ、さらには「一つでもコーチから技術を盗んでやる」と前のめりでコーチに質問をしていました。

結果として僕が身につけたのは『ステルスコーチング』の能力でした。ステルスコーチングとは、「今からコーチングをしますよ」と言ってコーチングをするのではなく、コーチングできな関わりを相手とのコミュニケーションの中で自然体で行い、相手が「どうしてこんなことあなたに喋っちゃうんだろうね」と言ってくれた時に「うーん、僕がコーチングやってるから無意識にそういう関わりをしちゃってるのかもですね…(本当は狙ってやってる)」のような関わりのことです。僕が今勝手に名付けました。

自然体で話していれば勝手にコーチングになる、というスキルを実践から身につけた僕は、人からモテるようになりました。モテるって言っても彼女が10人できたとかそういう話じゃなくて、「相談があるんだけどさ、聞いてくれない?」って言われる回数がやたら増えたんです。

そのへんのタイミングで僕は上京するわけなんですけど、上京した先に関わる人からも「喫茶店行こう」「一緒に飯食いに行こう」って誘われまくるんですね。この時に僕は「人って自分の話をする場所を探してるんだなあ」って思いました。コーチングは売れるぞ、と思うちょっと前段階の話ですね。

みんな自分をさらけ出せる対話を心の底から求めてて、でもそれをどこで誰にやればいいのかもわからないし、みたいなことなんだろうなあって。僕が自分のコーチから勝手に学んだコーチング技術は、確かに人に必要とされた実感があったわけです。この感覚があったからこそライフコーチとして生計を立てることは十分可能だっていう確信があったんでしょうね。

人は上手に話を聞いてくれる人のことを求めてます。ここで言う「上手」っていうのは「自然に」って言い換えることができます。不自然に聞いてくれる人のことは求めてないんです。なんか怖いから。なんか相手のペースに合わせて喋らなきゃいけない気がするから。

コーチングをちゃんと体型立てて学んでいる人にありがちだなあと思うのが、「ちゃんと学びすぎて存在感がすごい」ことです。全然ステルスできてない。そんなコーチングしてたら相手がびっくりしちゃうよ。

そんなふうに僕は思いますが、きっと僕も「お前みたいな我流でコーチ名乗る人間が増えたら業界が崩れる」って思われちゃったりするんだろうなって。被害妄想ですかね?たまに名指しこそされてないけど「たいした資格も持ってないのにコーチを名乗ってるエセコーチが増えてる」みたいな発言をしてる人のツイートが流れてくるんですよね。嫌な感じ。

どうも、エセコーチです。エセエセ。エセーっ!!!ああいけないいけない、また毒づいてしまった。最近よく吐いちゃうんです。よくないですね。ここは平和なnoteです。綺麗にいきましょう。

個人の自由ですよ、先人から学ぼうと経験から学ぼうと資格を取るプロセスから学ぼうと、学ぶは真似ぶですから、どこかで誰かの真似をしないとできるようにはならないわけです。僕はたまたま目の前のコーチから学んだのであまり学んだ証拠が出せるタイプではないのですが、プロとして活動することに必要なことは十分学べたと思っています。

話を戻しますね。僕がコーチングができるようになったのは「自分のコーチの真似をした」からです。難しい理論とかコーチングの歴史とか一切知りません。僕の教科書は目の前にいるコーチと、コーチとの対話で変化していく僕自身。それだけで十分でした。

あとは実践。実際にやって見ると全然思った通りにできない。修正。また実践。何度か繰り返した後に自分がコーチングを受ける。コーチに質問する。なるほど、そういうことだったのか。また実践。

ああ、この間よりも上手くできた。修正。実践。修正…を繰り返していくうちにちょっとモテるようになり、人の相談を聞く回数が増え、僕のやっているステルスコーチングが営業の本質とも重なることがわかり(詳しいエピソードはラジオ聞いてください)、売りはじめ、売れることでプロとしての実戦の場でき、経験することで自信がつき、自信が次のお客さんを惹きつけ、さらに実践の場ができ…ということを7年繰り返してきた、というのが僕がコーチングを身につけてきたプロセスです。

僕はクライアントの頃からずっとコーチの顔して実践してました。最初は真似してるだけでした。なんのオリジナリティもない、自分のコーチの2番…いや100番煎じ。理解してないから真似すらできてない。小学生のクラスで笑いがギリ取れるくらいの下手くそなモノマネ。

その程度だったのですが、真似しているうちに上手くなり、お客さんがつき、今ではコーチング一本で家族を養う個人事業主です。不思議なもんだ。だからコーチング技術を身につけたいなら、真似してください。

真似するときは中途半端にやっちゃダメですよ。仕草、声のトーン、間の取り方、瞳孔の大きさまで真似してください。そのくらい真似するつもりで真似しても、実際にやって見ると全然できませんから。

その「真似しようと思ったのにできない、なんでなんだ」という問いが上達するための鍵になります。真似のいいところは問いが立つことです。あ、てがかじかんできた。もう限界だ。一旦この辺で終わります。

今日は業務スーパーに安売りのキャベツを買いに行くので、帰ってきたらまた書くかもしれません。ほな。いい1日を。


つづき↓


いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。