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僕が自分らしさを取り戻すために戦った時の話をするね

本来は有料記事として投稿したものですが、期間限定で無料公開しています


これはブログなんかじゃない。特定の個人に向けた手紙だ。



宛名は2人。
過去の僕と今のあなた。





この文字を書いている僕と、画面越しに見ているあなた。今この瞬間にいるのは僕たち2人だけだ。過去の僕にこの手紙は届かない。だから僕は僕に向けて文字を書き、あなたに届くように投稿ボタンを押す。




ロックバンドがステージで唾を飛ばすように。ラッパーが歌詞に韻と想いを込めるように。絵描きがキャンバスを真剣に汚すように。




僕はあなたに向けてMacBookのキーを叩く。



少しでも自分に関係があると思ったら、自分のために聞いてくれ。




僕が自分らしさに気づいた
ストーリーを話すね。



共感したらあなたも
今日から何か始めてよ。



もう始めているのなら
それを信じて続けてね。




それだけを伝えたくて
今から何千字も文字を打つよ。






僕は集団が苦手だ。群れることが苦手だ。群れている人が苦手だ。




間違えないで欲しいのが僕は集団が『苦手』なのであって『嫌い』なのではない。僕だって仲良くできるなら仲良くなりたい。




でもそうはいかない性格らしいのだ。




おかしいと思ったことにはすぐおかしいと言う。空気を読まずにすぐ確信をつく。『それを言っちゃあおしまいでしょ』ってことを平気で言う。




そんな性格の僕はいつも何かしらの集団で揉め事を起こす。とにかく揉める。目をつけられる。批判される。そんな人生を送ってきた。





自分らしさをずっとずっと抑えて、生きてきた。特に大学に入ってからは、『大人が求めていること』を敏感に察知できるようになった。




18~23歳くらいの間の僕は、多分今の僕とは真逆の人間だったと思う。集団の一番先頭で人を引っ張り、リーダーシップを発揮し、大人が求めていることを瞬時に理解し、行動する。



常に評価は高く、一番に期待された。常にその場所で一番権力を持っている人からの寵愛を受け続けた。


『昔はそんな子じゃなかったのよ。
なんだかなおくんじゃないみたいね』




社会人になり実家を出て、帰省するたびに言われたおかんの言葉。本当におかんという生き物は息子のことをよく見ている。



いま振り返るとそう思う言葉ではあるが、当時は『うっせーなあ立派になったんだからいいだろ』くらいにしか思ってなかった。





そんな僕が自分らしさという概念と向き合うことになったのは、アスリートとしてのメンタルの弱さを克服するためだった。



僕は努力家で、実力こそ常にトップクラスを走っていたものの、どうもメンタルが弱かった。本番になるといつもガチガチに緊張して、『お前は入部したての高校生か?』と言われてもおかしくないような失敗をし続けた。



国内でもっとレベルが高い大会(日本選手権)に3年連続で出るような選手になっても治らなかった。




そんな中、僕はコーチと手を組むことになった。コーチは言った。


『これ以上のレベルに行くには心と体を一致させないと進めないと思うよ』


そんな中始まったのが、『自分らしさ』の探求。
これが僕の人生を変えた。




具体的にどう変えたかを順を追って説明していく。




まずは自分がなぜこんなに周りから評価が高いのにも関わらずパフォーマンスが発揮できないのかを理解することができた。





答えはシンプル。
周りから評価が高いからだった。



意味不明?今から説明するね。




もともと僕は考え方にクセがある人間だった。だから仲間はずれにされたし、なんか色々ひどい待遇も受けた。そしてそれが成長して治って、正しい進歩ができたから人に認められるようになったのだと思っていた。




そこがまず間違っていたみたいだ。




僕はただフォーカスを『自分の心』から『他人の目』に移しただけだった。
要するに他人の評価を1番に考えるような思考になってたってこと。




そして他人の評価を得るために努力し、這い上がり、評価を受けるようになっていたこと。





それで日本一まで取れてしまったのはとんでもないことであるが、学生という世界を超えてさらにシニアで天才たちにギリギリの勝負を挑もうと思うと、もはや限界であると。


他人の目を気にしながら戦えるレベルではないと。





コーチは僕に言った。


『お前はお前を取り戻す必要がある』


『限界を超えた世界に行くには一旦引き返す必要がある』


『今は手と足を止めろ』


『自分らしさとは何か、考えろ』


『他人の目にエネルギーを割くのをやめろ』



そして僕は他人を見ていた自分の視線の方向を変え、『自分らしさってなんだ?』という問いを自分に向けて投げ始めた。そして僕はだんだんと気づいていく。





そういえば僕ってもともと
人とうまくやれない人間だったな





人と違うことを恐れ、自分を他人とすり合わせ、高得点をとったときだけ生きている実感が味わえる。そんな無理ゲーに長い間ずっととらわれていることに気づいた。





そして僕は個人で使っていたTwitterアカウントの鍵を外した。言いたいことを言ってみた。リアルの人間関係で『あいつは頭がおかしくなった』とすぐに言われた。





本音をちょっと呟いただけで、結構大きな騒ぎになった。噂が噂を読んで広がって行くのを見ていて、思った。『どれだけ本音と違ったことを言っていたんだろう』って。





本音以外で作る影響力がこんなにも恐ろしいものだと肌で感じた。その時の僕には、僕のつぶやき1つで噂が立つくらいの影響力があったみたいだった。




勘繰られ、探られ、非常に気分が悪かったのを覚えているし、あれ以来僕は他人に合わせて生きるのだけはやめようと心に誓った。




そんなこんなで色々と戦って1年、僕は逃げるように競技をやめ、地元を出て上京し、起業をして今に至る。あの1年間は僕にとっての宝だ。



自分の人生を取り戻すための戦い。状況は悪かったけど、なんか燃えた。苦しかったけど、1つ1つ自分の人生が手の中に戻ってくる感覚が楽しかった。





そして僕は自分を取り戻したのだ。空気の読めない、他人とうまく付き合えない、自分のやりたいことに一直線な自分に。5歳の頃の僕と違うことは多分たった1つだけ。





自分の生きる場所を自分で選べる





多分これだけ。これだけが20年前と違う。そして、それで十分だと思う。




今日の文章で伝えたいことも、この1つだけなんだよね。
自分らしく生きていくにはさ、自分らしさを取り戻さなきゃいけないわけよ。




僕みたいにさ、もともと人に受け入れてもらえないタイプの人間だとさ、それが怖くて頑張って優秀になろうと努力した結果今の人生があるわけやん?




それを手放すのって怖いよね。だって他人に受け入れてほしいから頑張って努力したんだもんね。わかる。わかるぞ。




でもね、今の僕たちはもう大人なんだ。生きる場所を選べるし、何度だって探しに出ていいの。
僕は学んだよ。今いる場所に自分を合わせる必要はないって。




かれこれフリーランスやって4年になる。僕の居場所は僕が作ったものだ。



妻と二人きりの家庭。
仕事はお客さんとの一対一。
忖度なし。
勘繰りなし。
政治なし。


僕にとっては最高の環境だよ。




だって僕が作ったんだもん。環境は選べるし、作れるの。




でもね、自分が最高に幸せな環境を選んだり作ったりするには、本来の自分を取り戻す作業がいるんだ。




そしてこれはね、今いる環境や集団からバッシングを受けるような内観になると思う。




だって、今満足行ってないから変わりたいんでしょ?その満足行ってない自分が選んだのがその環境だよね?その環境に適応しようと頑張った結果が今だよね?だったら変えないと。





変えていいんだよ。自分って人間を、たまたま目の前に現れた環境に合わせて変えなくていいんだ。




それを学んでからは、僕は楽しくて仕方がないよ。たまに人にバッシングを受けたり、昔のことを思い出してブルーになったり、既得権益を守りたい人からのアクションで嫌になることはあるけどね。




その人たちはもう僕の人生に手が届くことはないから、すぐに元気になるよ。僕も手を出さないから、こっちにこないでね。大人って最高。




この手紙で感銘を受けたあなたが今すぐやるべき自由になるために必要なことを3つ伝えるね。



①自分らしい表現力を磨くこと
②勇気を出して戦うこと
②自分で環境を選ぶ・作るをすること




①自分らしい表現力を磨くこと


これはもちろん、アウトプットだね。ツイッターでも前の記事でも散々言ってるけど、自分らしく生きたいのなら『らしさ』の精度を上げないとダメだ。自分らしさが表現できないのに、自分らしく生きていくことなんてできないんだよ。




②勇気を出して戦うこと


みんなここでつまづくね。さっきも言ったけど、今の環境は『自分らしくないあなたが必死こいて頑張った結果』が作ってる。だから自分らしく表現をすると大なり小なり絶対に揉め事が起こる。

対立した相手をかたっぱしから倒せって言ってるんじゃない。自分の人生を守るために戦えって言ってるの。その答えが『逃走』ならそれも立派な『闘争』だ。戦え。自分の人生を取り戻せ。




③自分で環境を選ぶ・作るをすること



さあ自分を縛るものから自由になった。ここからは本当に自分との戦い。自分自身が胸を張って自分らしさを表現し続けられる場所を選ぶんだ。

僕にとってのそんな場所はどこを探しても見つからなかったから、僕の場合は自分で作る一択だったけどね。選ぶか、作るかは本人の判断でいいと思うよ。主体的であることを忘れなければ、ヨシ!




さあ、今日伝えたいことは全部伝えたよ。あとはあなたがどうするかだ。僕は今noteを使ってこうやって自分の発信力を鍛えている。



目標は使っているMacBookのキーボードをあと5ヶ月でぶっ壊すことだ。今月は16万5000字をタイピングして、G・H・U・Jあたりのキーの押し加減が変わってきた。なんか嬉しい。次は新しいAirでも買おうかなと思っている。





そんなこんなで僕は誰よりも自分らしく生きたい。そして自分らしさを磨き続けることと、そんな生き様を見せ続ける人に最高の人生を味わって欲しい。嫌われてるけど幸せだよ。




間違いなく言える。僕はあの時立ち上がってよかった。
勇気を出して戦ってよかった。
敵を作ってでも自分らしさを貫いてきてよかった。




自分らしく生きるって、最高だぜ!
そんな気分を味わって欲しくて、今日はあなたにメッセージでした。



過去の僕には届かないけれど
きっと喜んでいることでしょう。
多分ね。



もっと詳しく昔の話をしてる記事はこちら


〜こくちゾーン〜

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