マガジンのカバー画像

おはなし屋のエッセイ

342
自由に書きます。暮らしの話、プライベートの話、ちょっと軽い話。
運営しているクリエイター

#仕事

今暮らしている場所で限界を感じたら、飛行機に乗ってください。

僕は起業の世界に飛び込んでから、「お金の稼ぎ方って本当に色々あるんだなぁ」と思うようになりました。 地方出身の僕はそう言われて育ったので、なんとなくお金って、学歴のある人か苦労して資格を取った人がもらえるものだと思ってました。思ってる人、いない???学歴とか資格とか関係なく稼げる世界もあるらしいよ????知ってた?????(僕は知りませんでした) 地方から東京に出てきて一番驚いたことは「お金の話をしても誰もイヤな顔をしないこと」でした。僕が出会った人がたまたまそうだっただ

お金を『稼ぐ』と言う感覚

おっちゃんの言葉で思い出したのは、東京行きの飛行機代を稼ぐために10日間だけ行ったバイトのこと。 その時までの俺は、自分の力で稼ぐどころか、アルバイトすらしたことがなかった。 ずっとスポーツをやってて、ありがたいことにそのスポーツをやってるだけで生きていける環境だった。 大学の授業料も免除。遠征費も全部出してもらって、社会人になってもしんどい状況はあったけれど、お金のことを気にしたことなんてない。 恵まれた23年間を送ってた。 それがありがたいことだなんて頭ではわか

起業7年目コーチが『集客』との向き合い方について語ってみようと思う

集客はビジネスの要。それは間違いないんだけど、「集客さえできれば全てうまくいくか」と言うとそれはまた別の話。 個人のビジネスにおいて「誰を」集客するかは「どのくらい」集客するかよりも大事だと思ってる。 今日は集客との向き合い方について、少し話してみる。 おれは集客を「重要事項であるが単体では存在しないもの」として捉えている。 例えば、情報発信で認知を獲得するときも「誰でもいいから集まって」という考え方で発信はしない。 俺は変な人だから、この変な人の考え方についてこれ

「生き方を売る」という感覚について

俺はコーチングを提供して生計を7年立てているけれど、売っているのはコーチングよりも「生き方」という感覚がある。 まず何より自分が楽しく生きる。 人が「やりたいな」と思っていながらなかなかできないことに挑戦する。 その姿を発信して、見てくれた人が「おはなし屋なおとの生き方いいな」と思う。 その上でコンタクトを取ってくれた人が俺のコーチングを買ってくれる。 この構造を取っているので、ビジネスのために特別に何かをしている感覚はない。 自分の人生を精一杯楽しく生きるこ

なぜコーチング起業はこんなにも難しいのだろう?②はたらけ

セッションが終わって、お昼ご飯を食べてまったりしたので、前回の続きを書きます。コーチング起業がなぜ難しいのか?というテーマについて。ごゆるりとおつきあいくだせえ 前回の話を少しだけおさらいすると、7年コーチ業で食っている僕からすればコーチング起業は「こんなに理に適った稼ぎ方ないでしょ」くらいに感じているもので、そんなに難しいことはやってないからみんなもやればいいのに、と思う反面、「それはなおとさんに才能があるからできるんでしょ」と言われてしまうことも多く、現に僕は自分に才能

「遊びを仕事にする」を徹底したら育児と家事に使う時間ができた。1年の振り返りと来年の方針

起業して7年目になる今年のテーマは「遊びを仕事にする」でした。一緒に森を歩き、ドライブをし、サウナに行き、寿司を食べ、酒を飲み、ゲームをする。仕事と遊びの境界線がどんどんあいまいになっていって、感覚的には「1人でもお金にならなくてもやるようなことをお客さんや仕事仲間と一緒に楽しむ」という感じで仕事をしていました。 結果として家族三人が食っていけるだけの稼ぎを個人で得ることができたし、何よりこの1年間は人生で一番遊んだ1年間だったと感じることができたので、大成功でした。一緒に

ライフコーチの仕事は『お金で買えない関係をデザインすること』だと思っている

僕はライフコーチという仕事を個人で7年もやっていて、『人の人生をなんとなくよくする』ということに関して毎日それなりに真剣に考えている。 ライフコーチという存在に名前だけでピンとくる人は少ないだろうけど、よりよい人生を進めるためには『定期的や自分の生き方についてディスカッション』がとても大事だ。 と僕は思っているし、現に僕がこの商売を7年も続けられているということは、それなりに大事だと思っている人が少なくないという事だろう。 僕にとって『自分の人生について話す時間を取るこ

運をよくする方法『会社で働かない』

運を良くする1番の方法は不運に遭遇する回数を下げることです。「運が悪かった…」と思うような出来事(=理不尽)に出会う回数を減らせば、相対的に「ラッキー!」と感じることが多くなります。 僕は運を良くする方法として「仕事」「家族」「発信」の3つを基本軸に考えているのですが、今日はそのうちの一つ「仕事」について話します。 結論、自分のビジネスを持つと運が良くなります。いや、「勤めると運が悪くなりますよ」と言い換えた方がいいですね。なぜなら、勤めるとどれだけいい仕事内容でも人間関

自由になりたくて起業して6年。今のところ順調

個人事業をもう6年もやっている。「3年続く人は少ないよ」と言われていたけど、確かにその言葉には一理ある気がする。独立した手の頃に付き合いがあった人の中で、いまだにビジネスを続けている人は…数えるほどしかいない。 ビジネスを辞める理由はたくさんある。思ったより稼げなかった。未来のことを考えて怖くなった。別の仕事がしたくなった。今は気軽に転職するのがフツーの時代だし、少し「なんか違うな」と思ったら辞めるのも手なのかもしれない。 価値観は人によってそれぞれだから、はじめる理由も

子育てに協力的な会社を探している間に、子どもが大きくなっちゃうよ

フリーランスになってから今年で6年になりました。自分でも「よくやってるなあ」と思います。 個人で生きていく事の何が大変かって、何をするにも自分の頭で考えなくてはいけないところです。 僕たちは大人になるまでに、「個人で生きていく」ということを教えてもらっていません。だから全てが手探りです。 独立して2年間くらいは「売上」のことばっかり考えていました。きれいごとでは食えないですから。とにかく必死にお金を稼ぎました。 ある程度お金の稼ぎ方がわかってからは、「このままお金だけ

地方移住3年目フリーランスの近況報告と、感じている危機感の話

コロナ禍を機に活動拠点を東京から北九州に移して丸2年が経った。 移住したてのころは「地方での仕事最高!リモートワーク最強!」とウキウキしていたもんだけど、最近になって危機感を覚え始めた。 家から出んとなんも起きん。 なんも起きんことは僕たち発信者にとっては一大事である。 ネタ切れを起こすから。 なんも起きんとなんも書けん。 なんも書けんとますますなんも起きん。 こんなご時世だし、子供も生まれちゃったし、家から出ない流れはますます加速している。 「働き盛りの30

仕事を頑張って生きてきた人は「無職力」で化ける(気がする)

仕事を頑張ってきたタイプの人はすぐにわかる。人に揉まれているというか、多くの人と良好な関係を築くために試行錯誤して手に入れた身の振り方というか。 「人当たり」的なものは一朝一夕では身に付かない。直接話すにしてもLINEでのやりとりにしても、揉まれて生きてきた人は「あ、この人は違うな」と思わせてくれる。 性格や特性もあるだろうけど、揉まれている人の身の振り方は資質的なものではない。自分の特徴が客観的にどう見えるのかを理解して、うまく乗りこなしている感じ。 失敗を重ねて今の

お金と仲良くする感覚がわかってきた起業6年目の今日この頃

起業して2年くらいは「稼いだら稼いだ分だけ使う」って感じの生活をしていました。東京に住んで、基本的に全部外食、田舎者なので高級ホテルには泊まらない(泊まる度胸がない)けど、レンタカーはちょっと背伸びして高級セダンにしちゃう。6年前の僕はそういうタイプのこざかしい若造でした。 金銭感覚がぶっこわれるほど稼いでいなかったのがよかったのかなとも思いますが、「困ってはいないけど手元にお金が残ってない」という感じでした。なくなったら稼げばいいじゃんと思っていたし、実際に無くなったこ

書くと儲かるのはなぜか

今日は2本目だ。最近は書きたいなあと思うことが増えた。なんでだろう。書く行為は今の活動の起点になっている気がする。書けている時は調子がいい。調子が良いから書けているのかもしれないけれど。頭の中にある言葉を掴んで文章にする。それが綺麗に出せたときはスッキリする。1回書いただけで何かが起こるわけではないけれど、たくさん書いていると必ず何かが起きる。何かが起きれば心が動く。心が動けばお金が動く。いろんなものが回り出す気がする。別に書かなきゃいけないってわけじゃない。お金を追うだけ