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お金と仲良くする感覚がわかってきた起業6年目の今日この頃


起業して2年くらいは「稼いだら稼いだ分だけ使う」って感じの生活をしていました。東京に住んで、基本的に全部外食、田舎者なので高級ホテルには泊まらない(泊まる度胸がない)けど、レンタカーはちょっと背伸びして高級セダンにしちゃう。6年前の僕はそういうタイプのこざかしい若造でした。



金銭感覚がぶっこわれるほど稼いでいなかったのがよかったのかなとも思いますが、「困ってはいないけど手元にお金が残ってない」という感じでした。なくなったら稼げばいいじゃんと思っていたし、実際に無くなったことも何回かありました。そんな感じで、稼いだお金が全然手元に残りませんでした。



一度全部すっからかんになってからお金の流れが少し変わり始めました。ありがたみがわかったとでもいうのかな。お金がなくなった瞬間に今まで当たり前のようにできていたことができなくなって、日々の時間のほとんどを労働に使わないといけなくなって、手元にお金を残すことの大切さを知りました。でも、お金は使わないと回ってこないのも事実。これってなんだろうな?とずっと考えていました。



最近になって、お金は「たくさん稼ぐこと」よりも「ストレスなく稼ぐこと」の方が大事なんだと思うようになりました。たくさんお金を稼ぐために自分にストレスをかけると、「これだけ頑張ったんだからもっと使っていいはず」と思います。理論上はたくさん稼いで全然使わなければ手元にお金は残るんですが、そううまくはいかないものです。人間ですから、無駄遣いもするし、欲しいものがあればパーっと使いたくなる。抑圧した気持ちは必ずどこかで弾けます。



ストレスは経費と同じです。給料はいいけど人間関係がよくない職場にいたとします。そこで感じたストレスは身体に蓄積して発散する出口を探します。受けたストレスは絶対に0になりません。手元にお金が残っているなら散財するだろうし、家庭があるならそこで強く当たってしまうかもしれません。我慢し続ければ身体に症状が現れるかもしれません。



そう考えると、僕の起業は「社会の理不尽さから逃げたい」という抑圧されたエネルギーの反発から始まっています。当時は身体にも不具合が出ていました。これ以上そこにいたら心が壊れると思いました。社会から逃げた僕がお金を手にしたら、そりゃ使うでしょう。今までたくさん我慢してきたのだから。だからお金が貯まらなかったのだと思います。



最近の僕は「以前の仕事のやり方はもうできないな」と感じることが多くなりました。抑圧してきたストレスを数年かけて全て発散してしまったので、ここからが本当の「自分で自分の仕事を作る」だと感じています。



今の仕事のやり方はとても自分に合っていると感じています。僕がやっていることを一言では説明できなくて、それでも「欲しい」と言ってくれる人がいて、こちらから何かを案内しなくても問い合わせてくれる人がいて、その人たちに合わせたサービスをその場で作って提供していく。ストレスがあまりかからないんですよね。



売上を積み上げていくプロセス自体に価値を感じているので、収入を得ても代償行動がありません。むしろ「このお金は大事な人がくれた大事なお金だから」と使い道を徹底して選ぶようになりました。給料として振り込まれるお金とはわけが違います。僕の事業用の通帳には振込元の個人名がズラッと並んでいます。「大事なお金を預かっている」という感覚にすらなります。適当には使えません。吟味する癖がつきました。



お金を大事に扱っているので、「手数料」にお金を払う機会が減りました。今はちょうど引越し先の手配をしているのですが、家賃や初期費用について何日も協議をしています。「めんどくさいから払っちゃえ」と言える程度の小さな項目も見過ごせません。僕は大事なお金を預かっています。僕が価値だと感じることにはいくら使ってもいいお金だけれども、そうでないなら使わないようにしています。



僕が今持っているお金はストレスの対価ではないのです。努力の対価でもない。一緒にいて楽しい人と一緒に楽しいことをして、楽しんだ結果もらえているお金です。大事な人たちから大事にしてもらった結果もらったお金です。だから僕はこのお金を責任を持って運用しないといけない。そう考えるようになってからお金が貯まりはじめました。



たまにはパーっと使いたくなることもあるんです。でも「使うために使う」ことだけはやらないようにしています。お金は交換のツールだから、交換そのものを目的としてはいけない。自分の価値観を明確にしないと、何にお金を使うのか使わないのかがはっきりしません。



ちなみに僕は「生活に必要なものは削り、必要ないものにはパーっと使う」と決めています。家賃は生活に必要なものなのでできるだけ抑えます。必要のないものが欲しいときは必ず理由があります。外食は必要のないものなのでいくときはパーっと使います。遊びも本もコーチングも生きていく上では必要のないものです。だから惜しまず使います。



これは僕の持論ですが、自分器以上のお金を持つことはできないと思っています。一時的に臨時収入が入っても手元にお金が残らないのは、器が大きくなっていないからです。僕は収入よりもその時の自分の器がどのくらいなのかを気にしています。その金額が100万円のときはいくら稼いでも残高が100万円に近づくのです。



器を大きくするためにはお金と仲良くなるしかありません。ただ貯めればいいというわけでもないです。ストレスも一緒に貯めてしまっては意味がないから。楽しく稼いで楽しく使う。「めんとくさいから」と言いたくなるのは、どこかで感じたストレスが発散する出口を探しているからかもしれません。



この世は資本主義で、死ぬまでお金とは付き合っていかなきゃいけないのだから、どうせならお金さんとは仲良くさせてもらいたいなと思う今日この頃でした。あなたはどんなお金の使い方をしていますか。ぜひ公式LINEで教えてください。以上です


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