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夏の北海道縦断・自転車ツーリング 後編

2017年の夏に釧路から稚内まで北海道を縦断してきたお話の後編。後編の方が大ボリューム&絶景写真いっぱいという、なんだかバランスの取れてない連載マンガ単行本みたいになっちゃったのでご堪能ください。
(前編はこちら)

後編は富良野から稚内まで。ではどうぞ。

北海道自転車ツーリング2017(後編) - ルートラボ - LatLongLab


雨の中、富良野のラベンダー畑と石狩川を横目に、旭川、深川と走行。

雨なので写真なし。深川からは国道233号を使って北上。

留萌駅。一気に最果て感が出てきました。


留萌ではミシュランにも載ったカリーザイオンさんで遅めの昼ご飯。チキンもも肉を豪快に入れたスープカレーは本当に絶品でした。北海道縦断中は基本的に三食とも美味しいものしか食べてないんですが、これは文句なしにベスト3に入ります。

そしていよいよ日本海側・オロロンラインへ。

重要文化財・旧花田家番屋。日露戦争の頃に建てられたニシン漁の漁家なんだそうで、当時こんな地の果て(失礼)にこんな大きな建物を作るなんてどれだけ儲かってたんだよと思わずにいられません。

この日は羽幌にある富士屋さんに宿泊。宿から徒歩5分のところにサンセットプラザという温泉施設があって満足度高し。


翌日もやることは「北へ向かって走る」だけ。天塩で国道が内陸へ折れていき、道沿いから家どころか人工物が消えます。

見渡す限りの原野。

超有名スポット、オトンルイ風力発電所。壮観、大迫力。

だいたい30kmごとに現れる集落(の自販機)で水を補給しながら数時間に渡ってえんえんと直線を走り続けると、最北端・稚内市に到着。

市街地の入り口でシカがお出迎えしてくれました。

もう少し人間を恐れるとかないのか。

ノシャップ岬にある樺太食堂で名物の樺太丼を注文。その昔、TBSラジオ・伊集院光深夜のバカ力で「ウニ丼.net」と紹介されていたお店ですね。

ウニもイクラもホタテもイカもトビコも全部美味い。全部だ。

海鮮の暴力でお腹いっぱいになった後は、稚内市街をうろうろ。

北防波堤ドーム。稚泊航路(樺太行き航路)の待ち合いで使われていたとか。

市街を抜けたあとは、稚内空港にほど近いペンション亜留芽利亜さんにチェックイン。稚内周辺は走りたい場所が多かったので2泊の予約を取っていました。


ここからは2日分の最北端・絶景写真をどうぞ。

宗谷丘陵。

宗谷岬にある最北端のラーメン屋さん、間宮堂の塩ラーメン。

最高でした。


稚内は「空港」「幅広で走りやすい道」「多数の絶景スポット」「ゆるい登りがある丘陵地帯」「温泉」「名物・グルメ」と、自転車旅行するのに必要な要素がすべて揃っているので、2泊3日ぐらいで走りにくるのも凄く楽しいと思います。

帰りは稚内空港から羽田へひとっ飛び。

全日程の半分が雨天走行だったものの、終わりよければすべて良し。今度は道東ルートか、横断か。また必ず走りに来たいと思います。


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